日本発ビーン トゥ バー チョコレートの先駆者『Minimal』が東武百貨店に登場

2018年01月31日
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日本発ビーン トゥ バー チョコレートの先駆者『Minimal』が東武百貨店に登場
Summary
1.“Minimal=最小限”の名の通り、余計なものを足さずカカオ豆の個性を活かすビーン トゥ バー
2.定番のチョコレート商品だけでなく、カフェメニューもあり!
3.駅地下直結だから、普段使いはもちろん、急な手土産にも対応できる

知る人ぞ知るビーン トゥ バーの名店が、東武百貨店に出店

コーヒーやワインのように、産地や品種によって異なる“カカオ豆の個性”を楽しむという、チョコレートの新提案を行ってきた『Minimal(ミニマル)-東武池袋 Metro Kitchen&Store-』。

2014年に富ヶ谷本店をオープンして以来、銀座店、白金高輪店と、あえて駅から少し離れた場所に店を構えることでコアなファンを獲得してきたが、2017年10月、1日平均乗降人員が約260万人という世界的なターミナル・池袋駅に直結する東武百貨店に出店した。

そもそも『Minimal』は“ビーン トゥ バー(カカオの買い付けから焙煎、製造まで全てを自社工場で行うチョコレート)=高級”というイメージの変革に取り組んできたブランド。特別な日ではなく、日常にチョコレートを取り入れる、という同店のコンセプトを考えれば、学生も、仕事帰りの人も、地元の人々も気軽に訪れることができる東武百貨店 池袋店への出店は“満を持して”ともいえる。

百貨店の一角ながら、工房と飲食スペースが設けられており、これまで一部の店舗で提供していたスイーツやカフェメニューも楽しめる。

カカオ豆の香りや個性を楽しむため、余計なものは足さない

同店の代名詞は、単一産地のカカオ豆だけを使用したシングルオリジンの板チョコレートだ。カカオと砂糖のみで仕上げ、ミルクやバター、香料などは一切使わない。

食べてみると、ザクザクとした食感があるが、これはカカオ豆の粒子を残しているため。一般的に、なめらかさはチョコレートのおいしさの基準のひとつとされるが、同店ではあえて粒子を残すことで、カカオ豆の香りや個性を活かしている。

板チョコレートはナッツ系の香りの「NUTTY」、ベリー系の「FRUITY」、スパイスやハーブ系の「SAVORY」とジャンル分けして販売しており、カカオ豆にはこれほど多彩な香りがあるのかと驚かされる。

形状も個性的で、その日の気分やシーンに対応できるよう、さまざまな大きさに分割できるようにデザインされているのも楽しい。

カフェメニューも楽しめる -東武池袋 Metro Kitchen&Store-

カフェメニューの「ベイクドチョコwithアイス」(写真上)は、ベイクドチョコレートとチョコレートアイスを一緒に味わえる一品。

ガーナ産のビターチョコレートを使ったベイクドチョコレートは、外はサクサクのクッキー生地で、中はしっとりとしたガナッシュ生地の2層仕立て。爽やかな味わいのアイスは「FRUITY」の板チョコレートをベースに、ミルクとハチミツを加えている。それぞれそのまま食べるのはもちろん、温かいベイクドチョコレートにアイスをのせて食べてもおいしい。

「ホットチョコレート(写真上)」は、一般的なココアとは一線を画する味わい。「NUTTY」チョコレートを、ミルクと水で溶かしていて、生クリームは加えていない。チョコレートにカカオの粒子を残しているため、ドリンクにもザラザラとした食感が少し残り、噛むたびにカカオが香る。

チョコレートは、カカオ豆を発酵して作る発酵食品のひとつだが、この「ホットチョコレート」からはその醸造香を感じられる。甘酒の麹の香りのような芳醇さがあるのだ。

「アイスショコラトル」(写真上)はスッキリとした味。アイスチョコレートと、ミルクで溶かしたチョコレートをシェイクして作っているので、若干のとろみがある。85%の高カカオチョコレートをベースにしているため、後味はビター。

東武池袋限定の手作りチョコレートは唯一無二の味!

「東武池袋限定 できたてチョコレート」は外せない商品。工房でテンパリング(チョコレートを固める際の温度調整)した、できたての味が楽しめる。テンパリングは機械で行うのが一般的だが、こちらではパティシエが手作業で行っている。固まったばかりのチョコレートは溶けやすいため1日冷やしてから販売しているが、運がよければ作りたてのチョコレートを試食することができる。通常は、18時以降に作業をしているので、狙って訪れてみるのもよいだろう。作りたてならではの、フレッシュかつ華やかな風味をぜひ堪能してほしい。

▲「東武池袋限定 できたてチョコレート」(写真上・右)のほか、「ベイクドチョコレート」(同左)もおすすめの商品。

常温でもおいしいが、「ベイクドチョコwithアイス」のように、オーブンやレンジで温めて食べるのもよい。それとは逆に、冷蔵庫で冷やすとチョコレートがギュッと凝縮して生チョコレートのような食感になり、また違ったおいしさが生まれる。

カカオ豆の風味に合わせた、チョコレートとドリンクの新しいペアリング

ギフトにぴったりなのが「Minimal Flight M-06」(写真上)。“カカオ産地世界一周の旅”をテーマに、6産地6種のチョコレート6枚がセットになっている。風味の違いを少量ずつ楽しめるため、ドリンクとのペアリングを楽しむのにもうってつけだ。

チョコレートらしい味わいの「NUTTY」には、コーヒーや紅茶を合わせるのが定番。酸味の強い「FRUITY」はワインとの相性がよく、個性的な味わいの「SAVORY」には、ラムやウイスキーもよく合う。意外なところでは、日本酒とのペアリングもおもしろい。醸造香やハーブ感のあるチョコレートは古酒と相性がいい。

店長の増井美菜子さんは、東武池袋への出店により今までとは違う出逢いを実感しているという。
「今までは、チョコレートに造詣の深いお客さまが多かったのですが、当店をご存知ない方はもちろん、ビーントゥ バーというチョコレートをはじめて召し上がったという方もたくさんいらっしゃいます」。

その味に感動し、週1度は必ず店を訪れるようになった人もいるそう。百貨店という立地もあり、自分用だけでなくギフトとして購入していく人も多いそうだ。近頃はハイカカオチョコレートの健康効果に注目が集まっているため、年配の方への手土産にも喜ばれるのだという。
チョコレートの甘美な味わいを日常に取り入れたら、あなたの暮らしはもっと豊かになるはずだ。


【メニュー】         
カフェメニュー
・ベイクドチョコwithアイス 594円
・ホットチョコレート 702円
・アイスショコラトル 594円
通常商品
・板チョコレート 1,080円~1,512円
・東武池袋限定 できたてチョコレート 810円 
・ベイクドチョコレート(1袋2個入) 486円
・Minimal Flight M-06 3,888円
※価格はすべて税込

Minimal(ミニマル)-東武池袋 Metro Kitchen&Store-

住所
〒171-8512 東京都豊島区西池袋1-1-25 東武百貨店 池袋店 B1F 8番地
電話番号
03-6812-1231
営業時間
月曜~土曜10:00~21:00、日曜・祝日 10:00~20:00
定休日
東武百貨店 池袋店に準ずる
公式サイト
https://mini-mal.tokyo/

※本記事に掲載された情報は、取材日時点のものです。
※電話番号、営業時間、定休日、メニュー、価格など店舗情報については変更する場合がございますので、店舗にご確認ください。