ふんわりと柔らかな皮に、ジューシーなイチゴのコンビネーションがたまらない「イチゴ大福」。一年を通して人気だが、イチゴが旬を迎えている今こそ食べたい定番和菓子だ。
最近では、切り餅を使って手軽に作る大福レシピが流行中だが、おいしさにこだわるなら、ぜひ「求肥」から手作りすることに挑戦してみてほしい!
切り餅を使うと、どうしても時間の経過とともに皮が固くなってしまうが、求肥から手作りすれば長時間ふんわりモチモチ。手土産やホームパーティなどのおやつとしても、安心して活用することができる。
■求肥から手作り! 本格的なおいしさを味わう「イチゴ大福」の作り方
ふんわり柔らかでありながら、モチッとした食感が楽しめる生地は、求肥から丁寧に手作りしてこそのおいしさ。
家庭で手作りした経験がある人はあまりいないかもしれないが、実は求肥に使う材料は4つだけ。意外とシンプルなので、手順さえ守っていれば失敗なしで作ることができる。
生地の茹で方から包み方まで、おいしく作るポイントと合わせてレシピを紹介していこう
■材料 (4個分)
<求肥生地>
・もち粉 … 120g
・上白糖 … 50g
・水 … 180ml
・片栗粉 … 適量
<あん>
・こしあん … 160g
・イチゴ … 4個(イチゴの大きさは縦3~4cmがベスト)
■作り方 (調理時間:25分)
<求肥生地をつくる>
① 鍋にもち粉と水を2/3入れ、手で混ぜる 。
② 残り1/3の水は加減しながら少しずつ加え、生地が耳たぶほどの固さになるくらいまでに調整する。
③ 生地を4つに分けて平たくし、中央に穴を開ける。
<ポイント>
生地を薄く伸ばし、穴を開けて表面積を大きくすると早く茹で上がる。
④ 鍋にお湯を沸かす。中火で沸騰させた状態で③を1枚ずつ入れ、浮いてくるまでしっかりと茹でる。
⑤ 茹で上がった生地を全て別の鍋に移し、弱火で練ってひとまとまりにする。
<ポイント>
練ることでツヤが出て、舌触りが滑らかになる。
⑥ 上白糖を1/3加え、溶けるまで練る。(生地を指でつついたときに付いてこなくなるまでが目安)これを3回繰り返す。
<ポイント>
上白糖を一度に全て入れると、馴染まずに水分が蒸発して固くなってしまう。
⑦ まな板に片栗粉をふるう。⑥を4等分にして置き、片栗粉を軽くまぶす。
<組み立てる>
⑧ イチゴのヘタを切る。ヘタ側を上にし、あんこで包む。(イチゴがあんこで隠れるように包む)
⑨ 求肥生地を軽く広げ、イチゴのヘタ側が上にくるように⑧をのせる。求肥生地で包み、つなぎ目をつまんでしっかりととじたら完成。
※あんこも本格的に作ってみたいならコチラ
人気和菓子の「イチゴ大福」を、求肥から自家製するレシピを紹介した。
求肥のふわふわモチモチ食感と、ジューシーで甘酸っぱいイチゴの組み合わせは、作りたてならではのおいしさ。
イチゴが旬を迎えている今の時季こそ、自家製して楽しんでほしい。
【レシピ作者プロフィール】
レシピ制作:フードクリエイティブファクトリー
「あなたとあなたの大切な人との暮らしをもっと穏やかで創造的に」を企業理念とする食のクリエイティブに特化した企画制作チーム。
食の企画、レシピ・商品開発、執筆、メディア出演、
イベントなどを手がけています。
HP:http://foodcreativefactory.com/
Twitter:https://twitter.com/fcf_staff?lang=ja
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