【2018年8月28日開催】京都料理芽生会「現代の京の伝統野菜のあり方を考える」
日本を代表する観光都市、京都の中でも特に大勢の人が訪れる人気のエリア東山。八坂神社や東福寺、円山公園など歴史にまつわる建造物や自然の美しさを堪能できる、ビュースポットがたくさんある。
来る2018年8月28日(火)、その東山を代表する『京懐石 美濃吉本店 竹茂楼』で食と文化を学び、味わう、1日限りのイベントが開催される。
こちらは「食文化」を通した体験の重要性を強く訴求する「京都料理芽生(めばえ)会」と“本物の京都体験”をコンセプトに発信するプロジェクト「KYOTO365」が、あらためて文化としての食を学ぶ&味わう場を提供する、持続的な取り組みのひとつ。
今回のテーマは「現代の京の伝統野菜のあり方を考える」。パネリストに『ミシュランガイド京都・大阪2018』で10年連続の三つ星日本料理『南禅寺 瓢亭』14代・髙橋英一氏、京野菜生産者・田鶴均氏、株式会社グッドテーブルズ代表取締役社長で農と食のジャーナリストの山本謙治氏、ファシリテーターとして『南禅寺 瓢亭』15代の髙橋義弘氏を迎えてパネルディスカッションを開催し、同時に京都を代表する料理人による1日限定の特別懐石がふるまわれる。
実は京野菜を厳密に定義するのは難しく、基本的に京都府内で収穫された野菜は全て京野菜といわれている。京都特有の気候や風土、肥沃な土壌と豊かな水によって育まれ、農家の技術で改良されてきた。その種類は現存するものが35品目、絶滅してしまったものが2品目の合計37品目。これとは別に、京の伝統野菜に準じるものが3品目ある。
主催する「京都料理芽生会」は、昭和61年頃から、若手生産者の方々と共に「京の伝統野菜」の食べ方を提案する料理教室やシンポジウムを開催するなど、「復活させよう、京の伝統野菜」という運動を盛んに行ってきた。
取り組みをスタートしてから約三十年後のいま、伝統野菜を取り巻く環境はどのように変化しているのだろうか。今回のイベントでは、食体験はもちろん、伝統野菜の過去と現在を知り、未来への歩みについてともに考えていく。
京の風情感じる『美濃吉本店 竹茂楼』で珠玉の限定懐石をいただく
会場となる『京懐石 美濃吉本店 竹茂楼』は、日本建築の重鎮である、今里隆氏の設計による数寄屋造りの本館と合掌造りの別館からなる格式高い老舗料亭。京都を表現した苔むす竹林の庭は、それぞれの座敷に面しており、食事を楽しみながら四季折々の風情を感じられると人気だ。
パネルディスカッションのあとは東山地区を代表する料理人たちによるスペシャルコラボ懐石(先附/椀/向付/八寸/焼物/煮物/飯/水物)が登場する。気になる内容は当日のお楽しみ。
※料理は懐石料理のイメージです
※内容は都合により変更になる場合がございます
老舗日本料理店や料理旅館(代表店舗:『割烹 いがらし』『いそべ』『いづう』『圓堂』『二軒茶屋 中村楼』『南禅寺 瓢亭』『美濃吉』『八千代』)がこのイベントのためだけに作ったコースがいただけるのだそう!
京料理を彩り品格を感じさせる、京野菜。京都の食文化に深く触れ合う体験を、ぜひお楽しみください。
<パネリスト>
髙橋英一氏:『南禅寺 瓢亭』14代(左)、田鶴均氏:京野菜生産者(右)
山本謙治氏:株式会社グッドテーブルズ代表取締役社長/農畜産物流通コンサルタント/農と食のジャーナリスト
<ファシリテーター>
髙橋義弘氏:『南禅寺 瓢亭』15代
【イベント詳細】
▼日時
2018年8月28日(火)
▼時間
11:00~15:00(10:30~受付開始)
※スケジュール・内容は都合により変更となる場合があります。
※お申込は先着70名様となります。
※予定人数に達しましたらお申込を終了させていただきます。
▼場所
『京懐石 美濃吉本店 竹茂楼』
京都府京都市左京区粟田口鳥居町65
https://r.gnavi.co.jp/k009201/
▼料金
15,000円(税込)※自由席
▼募集人数
70名様
※人数に達しましたらお申込受付を終了させていただきます。
▼申込み方法
インターネットからのお申込
https://gurusuguri.com/shop/kyoto365/ev20180828/
▼お問い合せ
京都料理芽生会「文化としての食を考える」事務局(ぐるなび内)
TEL:06-6442-8443<受付時間:10時~18時(平日のみ)>
メールアドレス:kyoto365-tkt@gnavi.co.jp
▼主催等
[主催]
京都料理芽生会
[後援]
京都府 京都市
公益社団法人 京都府観光連盟
公益社団法人 京都市観光協会
[協賛]
竹本油脂株式会社
[協力]
文化庁 地域文化創生本部
京都料理芽生会 賛助会 美濃吉
[企画協力]
株式会社ぐるなび
[京都料理芽生会東地区会員]
『割烹 いがらし』『いそべ』『いづう』『いもぼう平野家本家』『ぎをん 梅の井 陶泉房』『圓堂』『菊水』『菊乃井』『岡崎 つる家』『なか一』『二軒茶屋 中村楼』『はり清』『瓢亭』『ぎをん 萬養軒』『美濃吉』『杢兵衛』『八千代』
▼次回開催予告
次回は2018年9月25日(火)に『山ばな 平八茶屋』にて「月見の宴」を開催予定! 和蝋燭を灯したなかでの横笛の演奏や、文学の面から見た「京の月見」、京都の北エリアを代表する料亭のコラボによる懐石料理と日本酒のマリアージュなど。申込み方法など詳細は『KYOTO365』のサイトやFacebookでお知らせしてまいりますので、どうぞお楽しみに。
▼「KYOTO365」とは
食文化の体験を通してその重要性を強く訴求する「京都料理芽生会」と
“本物の京都体験”をコンセプトに発信するプロジェクト
https://kyoto365.jp/