ビールがすすむおつまみとして人気のつくね。普段は市販のものや外食で食べる機会が多いかもしれないが、おいしさにこだわるならやっぱり自家製が一番!
そこで今回は、家庭で作れる「ジューシー粗挽き鶏つくね」の簡単レシピを紹介しよう。たった3つのコツを守るだけで、肉好きにはたまらないつくねに仕上がる。
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甘辛醤油ダレを絡めた肉々しさが感じられるつくねは、一度食べればきっとやみつきになるだろう。まずはコツとなる3つのポイントから紹介しよう。
「ジューシー粗挽き鶏つくね」を作る、3つのポイント
【point1】鶏肉を粗く挽く
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鶏肉は、ブロック肉を包丁で粗めのみじん切りにするか、フードプロセッサーで粗めに挽くことで、肉の食感が味わえるつくねになる。
【point2】むね肉ともも肉を2:1で混ぜて使う
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淡白でさっぱりしているがうまみ成分が豊富な「鶏むね肉」と、脂身が多くコクのある「鶏もも肉」を2:1の割合で挽いて混ぜて使用すると、うまみが濃くジューシーなつくねになる。この割合だと、しっかりとした食感に仕上がる。やわらかく仕上げたい場合は、鶏むね肉と鶏もも肉の比率を1:2にするなど、好みで調整するのもオススメだ。
【point3】表面に軽く小麦粉をはたいてから焼く
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つくねの表面に軽く小麦粉をはたいてから焼くことで、肉汁の流出を防いでジューシーなつくねになる。また、タレとの絡まりも良くなるのでこっくりとした味わいに。
ポイントを押さえたところでさっそく実践!
ポイントを押さえたら、次は実践編! レシピを見ながら作っていこう。
■「ジューシー粗挽き鶏つくね」の作り方
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■材料(2人分)
・鶏むね肉 … 200g
・鶏もも肉 … 100g
・塩 … 小さじ1/3
・[A]溶き卵 … 50g
・[A]生姜(すりおろし) … 小さじ1/2
・[A]酒 … 大さじ1/2
・[A]パン粉 … 大さじ2と1/2
・小麦粉 … 適量
・ゴマ油 … 大さじ1
・[B]醤油 … 大さじ2
・[B]みりん … 大さじ2
・[B]酒 … 大さじ2
・[B]砂糖 … 小さじ1
・卵黄 … 1個
■作り方(調理時間:30分)
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① 鶏むね肉と鶏もも肉をひと口サイズに切り、粗めのみじん切りにする。
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② ボウルに①と塩を入れて粘りがでるまでこねたら、Aを加えてひとまとまりになるまでさらにこねる。
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③ ②を4等分して空気を抜きながら細長い俵型に形を整え、小麦粉をまぶす。
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④ つくね1つあたりに2本の竹串をさす。
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⑤ フライパンにゴマ油を引いて中火で熱し、つくねを並べる。片面がこんがりと焼けたら裏返し、もう片面も焼く。
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⑥ 蓋をして弱火で5分ほど蒸して火を通す。
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⑦ 蓋を外してBを回しかけ、中火にしてとろみがついたら全体に絡める。
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⑧ 器に盛り、卵黄を添える。
肉の食感を堪能できる「ジューシーな自家製鶏つくね」のレシピを紹介した。
甘辛味のタレがよく絡んだつくねをとろ~り卵黄に絡めて食べればビールがすすむこと間違いなし! 3つのポイントを守ってご家庭でおいしいつくねをぜひ楽しんでほしい。
【レシピ制作者プロフィール】
管理栄養士・料理研究家 五十嵐ゆかり
「楽うまヘルシーな時短ごはん」をモットーに、糖質オフやグルテンフリー、減塩、発酵食品を料理にプラスしてグンとおいしくするコツなど、日々の暮らしに取り入れやすいヘルシーレシピを提案している。
フードクリエイティブファクトリーでは、食のクリエイティブディレクターとして年間500を超える食の企画をWEB媒体や食品企業に提供し、企画~レシピ開発、栄養監修までをトータルに行う。
企画、レシピ・商品開発、執筆、メディア出演、講演、イベント出演、料理教室など、多方面で活動中。 著書に『食材の栄養素を最大限に引き出す便利帖』や『発酵いらずのちぎりパン』、『塩レモンでつくる基本のおかず』など。
Twitter:https://twitter.com/igarashi_yukari
運営レシピサイト グルテンフリーLIFE:https://glutenfree-life.com/
Blog:http://lineblog.me/igarashiyukari/
【調理・撮影】
フードクリエイティブファクトリー
「あなたとあなたの大切な人との暮らしをもっと穏やかで創造的に」を企業理念とする食のクリエイティブに特化した企画制作チーム。
食の企画、レシピ・商品開発、執筆、メディア出演、
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