自家製「メンチカツ」は肉汁があふれ出すジューシーさ! おいしくできるコツ満載の絶品メンチカツレシピ

2018年09月18日
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レシピ・キッチン
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自家製「メンチカツ」は肉汁があふれ出すジューシーさ! おいしくできるコツ満載の絶品メンチカツレシピ
Summary
1.肉汁があふれ出すほどジューシーな「絶品メンチカツ」の作り方をポイントごとに解説
2.肉だねに仕込むのは、コンソメスープのゼリー
3.パン粉は「2度づけ」肉は「ブロック」使用で、衣がザクザク&肉がジューシー

衣のザクザク感と肉のジューシーさが魅力の「メンチカツ」。

普段は手軽さ優先でお惣菜のメンチカツを買ってしまいがちだが、おいしさにこだわるならやっぱり自家製が一番! アツアツの“揚げたて”は格別だ。

そこで、この“5つのポイント”守れば、洋食店さながらの肉汁たっぷり絶品メンチカツを作れる!というレシピを紹介する。

どれも“おいしさのひと手間”ばかりで、難しい工程はないので、ぜひご家庭でチャレンジしてとびきりジューシーなメンチカツを楽しんでいただきたい。ではさっそく、5つのポイントから説明しよう。

■肉汁があふれ出すジューシーな「メンチカツ」になる、5つの調理ポイント

【point1】肉だねに、コンソメスープのゼリーを練り込む

コンソメスープをゼラチンで固めておいたコンソメスープのゼリーを肉だねに混ぜ込んでおく。揚げたてを切れば、肉汁×溶けたコンソメスープゼリーのジューシーなスープがあふれ出す。

【point2】肉はブロック肉を粗みじん切りにして使う

挽き肉ではなくブロック肉を購入し、包丁で粗みじん切りにすることで、肉の食感とうまみをしっかり感じられる。※あれば、フードプロセッサーを使うと簡単。

【point3】タマネギはきつね色になるまで炒める

タマネギをきつね色になるまで炒めることでうまみと甘みが引き出され、深みのある味になる。

【point4】肉だねは成形したら冷蔵庫に30分おく

成形後冷蔵庫で冷やし固めると、肉だねがダレることなく、衣がつきやすくなる

【point5】パン粉は2度づけする

小麦粉→溶き卵→パン粉の順につけたら、再び溶き卵→パン粉の順につける。
このように衣を2度づけすると、ザクザクとした食感が楽しめるうえに、粗挽きにした肉だねとのバランスがよくなる。

■肉汁があふれ出す! 自家製ジューシー「メンチカツ」

ポイントを押さえたところで、さっそく実践!レシピを見ながら作っていこう。

■材料(6個/2~3人分)

・水 … 120ml
・コンソメの素 … 小さじ1
・粉ゼラチン … 3g
・タマネギ … 1個
・牛モモ肉(ブロック) … 300g
・豚ロース肉(ブロック) … 200g
・こめ油(または、なたね油) … 大さじ1
・塩 … 小さじ1/2
・[A]パン粉 … 50g
・[A]ナツメグ … 小さじ1/2
・[A]粗挽き黒コショウ … 小さじ1/6
・[A]卵 … 1個
・揚げ油 … 適量
・小麦粉 … 適量
・卵 … 適量
・パン粉 … 適量
・キャベツ(千切り) … 適量
・トマト(くし切り) … 適量
・[B]中濃ソース…適量 … 大さじ1と1/2
・[B]トマトケチャップ … 大さじ1/2
・[B]醤油 … 小さじ1

■作り方(調理時間:100分) ※ゼリーを冷やし固める時間は除く

① 耐熱ボウルに水を入れ、粉ゼラチンをふりいれる。600Wの電子レンジで50秒ほど加熱して粉ゼラチンを溶かしたら、コンソメの素を加えて溶かす。粗熱がとれたら冷蔵庫で冷やしかためる(約90分)。
※前日に用意しておくとスムーズです。

② タマネギはみじん切りにする。牛モモ肉、豚ロース肉はひと口サイズに切ってから粗みじん切りにする。※あれば、フードプロセッサーを使うと簡単。

③ フライパンにこめ油(または、なたね油)を引いて中火で熱し、タマネギをきつね色になるまで炒め(約40分)、粗熱をとる。

④ ボウルに牛モモ肉、豚ロース肉、塩を入れて粘りがでるまでこねたら、③のタマネギとAを加えてさらにこね、①のゼリーをフォークで崩してから加えて混ぜる。

⑤ 6等分にする。手にサラダ油(分量外、適量)を塗り、肉だねを両手で交互にキャッチボールをするようにして中の空気を抜きながら厚さ3cmの俵型に成形する。冷蔵庫に入れ、30分おく。

〈ポイント〉
・空気をしっかり抜きながら厚さ3cmになるように成形する。
・成形後冷蔵庫で冷やし固めると、肉だねがダレることなく、衣がつきやすくなる。

⑥ 卵を溶きほぐし、小麦粉→溶き卵→パン粉の順につけたら、再び溶き卵→パン粉の順につける(2度づけ)。

⑦ 170℃の揚げ油できつね色になるまで5~6分揚げる。

⑧ 網の上にのせて油を切る。

⑨ 器に盛り、カットしたキャベツ、トマトを添える。お好みで、食べるときに合わせておいたBをかける。

肉汁があふれ出すジューシーな絶品メンチカツのレシピを紹介した。この5つのポイントを実践すると、お店に負けないほど劇的においしくできるので、ぜひアツアツ&ジューシーなメンチカツを味わってみてほしい。

【レシピ制作者プロフィール】
管理栄養士・料理研究家 五十嵐ゆかり

「楽うまヘルシーな時短ごはん」をモットーに、心とカラダにやさしい時短レシピを提案。
忙しい平日は時短でおいしく、時間のある休日はちょっと丁寧に、を心がけた暮らしに役立つレシピ開発をしている。

食材2つの組み合わせで栄養素を効果的にとるレシピを提案し、食品企業や各媒体にレシピ提供をしている。著書に『食材の栄養素を最大限に引き出す便利帖』や『発酵いらずのちぎりパン』、『塩レモンでつくる基本のおかず』など。

食のクリエイティブディレクターとして、SNS拡散400,000以上の実績をもつ食のコンテンツマーケティング企画制作会社フードクリエイティブファクトリーでは、年間1,000を超えるレシピや食の企画をディレクションしWEB媒体や食品企業に提供。
食の企画、レシピ・商品開発、執筆、動画制作、テレビ出演、イベント出演、インフォマーシャル出演、講演、料理教室、食品企業のレシピサイト制作やホームページ制作のディレクションなど、多方面で活動中。

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【調理・撮影】
フードクリエイティブファクトリー
「あなたとあなたの大切な人との暮らしをもっと穏やかで創造的に」を企業理念とする食のクリエイティブに特化した企画制作チーム。
食の企画、レシピ・商品開発、執筆、メディア出演、
イベントなどを手がけています。
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