超簡単「味噌チーズ」は定番おつまみ即決定のウマさ! 晩酌に最高な味噌チーズ使用アレンジレシピ付き

2018年10月10日
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超簡単「味噌チーズ」は定番おつまみ即決定のウマさ! 晩酌に最高な味噌チーズ使用アレンジレシピ付き
Summary
1.チーズを味噌ダレにひと晩つけるだけ! おいしいおつまみに変身
2.チーズに含まれるイノシン酸と味噌に含まれるグルタミン酸は”うま味”物質。2つの相乗効果でおいしさアップ!
3.「プロセスチーズ」「カマンベール」「モッツァレラ」とチーズ3種を味噌チーズにしたアレンジレシピもご紹介

ほどよい塩気とコクがある「チーズ」は、おつまみの定番。そんなチーズをみりんでのばした味噌ダレにひと晩つけるだけで、おいしいおつまみを作ることができる。

チーズと味噌に含まれるグルタミン酸は、代表的な”うま味”物質だ。このうま味物質を合わせると相乗効果によってグンと味が深まり、お酒との相性が抜群になる。味噌の塩分も加わるため、漬け込むチーズは塩が強すぎないものを選ぶのがオススメだ。

■味噌とみりんを混ぜてチーズを漬け込むだけ!「味噌チーズ」の作り方

まずは「味噌チーズ」の作り方をステップ付きで説明しよう。味噌にみりんを混ぜることで甘みが加わり、チーズの塩気とのバランスがよくなる。

■材料(作りやすい分量)

・味噌 … 大さじ3
・みりん … 大さじ2
・チーズ(ひと口大のサイズにカットしたもの) … 4~6切れ 
 ※写真はプロセスチーズ。カマンベールやモッツァレラなどのチーズも可。

■作り方(調理時間:3分 ※チーズを漬け込む時間は除く)

① ボウルに味噌、みりんを混ぜる。

《ポイント》
ボウルを使用したほうが混ぜやすいが、洗い物を減らしたい場合はポリ袋の中で混ぜてもOK。

② ポリ袋に①とプロセスチーズを入れてもみ込み、冷蔵庫にひと晩おく。

■保存期間
完成後、冷蔵庫で2~3日を目安に食べるようにする。

このままでもおつまみとして十分おいしいが、味噌チーズと相性のよい食材と合わせて作る「アレンジレシピ」も紹介しよう。

■とろ~り味噌チーズがあふれ出す「味噌チーズの肉巻き串」

まずは「カマンベール」で作る味噌チーズのレシピ。

肉で巻いた味噌チーズが中からとろ~りあふれ出す、おつまみにあるとうれしい1品だ。大葉を巻いて香りをプラスすることで、味わいに変化が出てより一層おいしくなる。食べるときにお好みでゴマ油をかけるのもおすすめだ。

カマンベールはやわらかいため、もみ込みすぎると崩れるので注意が必要だ。味噌ダレの材料を混ぜたポリ袋に加えたら、やさしくもみ込むようにしてほしい。

■材料(2人分 ※味噌ダレにチーズを漬け込む時間は除く)

・味噌 … 大さじ2
・みりん … 大さじ1と1/2
・カマンベール(6等分にカットされたもの) … 1個分
・シソ … 6枚
・豚ロース薄切り肉 … 12枚
・塩、コショウ … 適量

■作り方(調理時間:20分 ※チーズを漬け込む時間は除く)

① ボウルに味噌、みりんを混ぜる。

② ポリ袋に①とカマンベールを入れてもみ込み、冷蔵庫にひと晩おく。

③ ②のカマンベールを1切れあたり半分に切り、シソを縦半分に切る。

④ カマンベールに豚ロース薄切り肉を巻いて塩、コショウをふり、シソを巻いて串をさす。

⑤ 天板に並べてアルミホイルをかぶせ、250℃のオーブントースター(余熱不要)で5分焼いたら、アルミホイルを外して更に3分焼く。

■おもてなしにぴったりなフィンガーフード「生ハム巻き味噌チーズと柿のピンチョス」

次に「モッツァレラ」で作る味噌チーズのレシピ。

おもてなしの1品としてオススメのピンチョススタイル。味噌ダレに漬けてうま味物質の相乗効果が生まれたモッツァレラに塩味の強い生ハムを巻くことで、深みのある味になる。ここに柿を合わせると、みずみずしさとやさしい甘みが加わり、味のバランスがよくなる。

■材料(2人分)

・味噌 … 大さじ2
・みりん … 大さじ1と1/2
・モッツァレラ … 1/2個
・生ハム … 3枚
・柿 … 1/4個

■作り方(調理時間:5分 ※チーズを漬け込む時間は除く)

① ボウルに味噌、みりんを混ぜる。

② ポリ袋に①とモッツァレラを入れてもみ込み、冷蔵庫にひと晩おく。

③ ②のモッツァレラを6等分に切る。生ハムは2等分に切る。柿は皮をむいて一口サイズに切る。

④ モッツァレラに生ハムを巻き、カキと一緒にピックに刺し、器に盛る。

■ご飯に混ぜて焼くだけ!「味噌チーズのおつまみ焼きおにぎり」

最後に、「プロセスチーズ」で作る味噌チーズのレシピは、おつまみ系の焼きおにぎりを紹介しよう。

豆板醤のピリッとした辛さとチーズのコクが食欲をそそる1品。角切りにした味噌チーズとご飯を混ぜて三角に握ったら、表面に豆板醤を塗ってフライパンで焼くだけ。辛いものが苦手な方は、少量の豆板醤とチーズを漬け込んだ味噌ダレを混ぜたものを塗ってもおいしい。

■材料(2人分)

・味噌 … 大さじ2
・みりん … 大さじ1と1/2
・プロセスチーズ … 2個
・温かいご飯 … 200g
・豆板醤 … 小さじ1/2

■作り方(調理時間:15分 ※チーズを漬け込む時間は除く)

① ボウルに味噌、みりんを混ぜる。

② ポリ袋に①とプロセスチーズを入れてもみ込み、冷蔵庫にひと晩おく。

③ ②のプロセスチーズを1cm角に切り、ご飯と混ぜて2等分し、三角形に握る。

④ フライパンにゴマ油(分量外)を引いて③の表面が薄いきつね色になるまで両面をこんがりと焼く。片側に豆板醤を塗る。

チーズを味噌ダレにひと晩つけるだけで簡単にできるおつまみ「味噌チーズ」の作り方とアレンジレシピを紹介した。味噌、みりん、チーズの3つの材料で作れるので、気軽に挑戦してみてほしい。今回紹介した合わせ方を参考にして、お好みのアレンジでも楽しんでみよう。

【レシピ制作者プロフィール】
管理栄養士・料理研究家 五十嵐ゆかり

「楽うまヘルシーな時短ごはん」をモットーに、心とカラダにやさしい時短レシピを提案。
忙しい平日は時短でおいしく、時間のある休日はちょっと丁寧に、を心がけた暮らしに役立つレシピ開発をしている。

食材2つの組み合わせで栄養素を効果的にとるレシピを提案し、食品企業や各媒体にレシピ提供をしている。著書に『食材の栄養素を最大限に引き出す便利帖』や『発酵いらずのちぎりパン』、『塩レモンでつくる基本のおかず』など。

食のクリエイティブディレクターとして、SNS拡散400,000以上の実績をもつ食のコンテンツマーケティング企画制作会社フードクリエイティブファクトリーでは、年間1,000を超えるレシピや食の企画をディレクションしWEB媒体や食品企業に提供。
食の企画、レシピ・商品開発、執筆、動画制作、テレビ出演、イベント出演、インフォマーシャル出演、講演、料理教室、食品企業のレシピサイト制作やホームページ制作のディレクションなど、多方面で活動中。

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【調理・撮影】
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「あなたとあなたの大切な人との暮らしをもっと穏やかで創造的に」を企業理念とする食のクリエイティブに特化した企画制作チーム。
食の企画、レシピ・商品開発、執筆、メディア出演、
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