年間15万人が殺到する、本場・讃岐うどんの行列店『もり家』が東京に進出!コシが決め手の手打ち麺は必食

2019年01月09日
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年間15万人が殺到する、本場・讃岐うどんの行列店『もり家』が東京に進出!コシが決め手の手打ち麺は必食
Summary
1.本場・讃岐の人気うどん店『もり家』が東京に初出店
2.つるしこ麺は絶品! 『もり家』ならではの「エッジが立った麺」
3.東京限定メニュー「カレーうどん」もウマすぎた!

香川県発の讃岐うどん店『もり家』が東京に進出!

東京には名店からチェーン店までうどんが食べられる店は数多く存在し、うどん通の好みもそれぞれだ。しかし、“讃岐”の文字を見れば、やはり麺そのものへの期待値は高くなる。

2018年11月1日(木)にオープンした、香川県の実力派うどん店『本格手打 もり家』は、期待値以上のおいしさでうどん好きの間で評判になっている。

ちなみに、『もり家』は、2001年に代表の森田真司さんが香川県高松市で創業。年間15万人以上が訪れる人気店で、今回が初めての東京出店となる。

まずは麺そのもののコシとなめらかさを舌で味わってみよう!

香川の本店と同じく、東京店は席で注文して最後に会計するシステムだ。

まずは、お手並み拝見とばかりに基本のうどんメニューを食べてみてほしい。「ぶっかけ」「かけ」「醤油」「釜揚げ」「ざる」から選ぶ。もり家の定番である「ぶっかけ」、またはだしが存分に味わえる「かけ」(写真上)がおすすめだ。

麺そのものを味わってほしいと、皿には見た目にもつやつやの麺のみが盛られ、つゆも薬味も別添えだ。

麺の角がカクカクとしているが、『もり家』ではこれを「エッジが立った麺」と表現する。口にすると、ツルツルとした舌触りと、弾力のある噛みごたえが感じられる。弾力はいわゆるコシの要素だが、エッジが大事なポイントなのだ。

麺は小麦に水、塩というシンプルな構成だからこそ、どの工程においてもちょっとした違いが如実に現れる。小麦粉は風味が立つという香川県産の「さぬきの夢」に、数種類の小麦をブレンドし、水と塩を加えて練る。

店の奥で足踏み作業をしているが、讃岐の麺の特徴である強いコシとつやつやの表面を生み出すのに大事な工程だ。もり家では、練った生地を足踏みして寝かせる作業を5回繰り返すことで、理想の弾力と粘りを生み出している。

生地を練る、打つ、茹でる……どれもが大切な要素だが、それらを担当するのは、東京店では店長の濱 雄大(はま ゆうだい)さんだけ。職人歴は10年で、『もり家』本店で修業し、姉妹店の『あやうた製麺』(香川県丸亀市)で店長を務めた人物だが、「どの工程にも習得には終わりがありません。毎日違いますから」と話す。とくに茹で作業は温度などその日のわずかな差を見極めるのが必要だという。

打ち立てを提供するために営業時間中も足踏み作業を行っているので、タイミングによってはガラス越しに見られるだろう。

麺につゆをそっと注ぐと、上品な香りが鼻をくすぐる。この香りや風味のもとは、讃岐うどんのつゆのだしに欠かせない「いりこ」。毎朝、香川県伊吹島の伊吹いりこのほか、北海道産の真昆布、高知県の土佐で作られる土佐節でだしをとり、最後に香川県産の醤油を加えてつゆを仕上げる。

東京店限定のメニュー「オリーブ豚のカレーうどん」もオススメ!

セットにするなら天ぷらが定番だ。各うどんメニューに天盛り(海老、野菜3種)がセットになったもののほか、東京店限定の「せとうみ天」(写真上)がある。

「せとうみ天」はうどんと海老2本、ちくわ天、瀬戸内の魚介の天ぷら、野菜5種がセット。天ぷらはうどんの茹で上がりに合わせて、揚げたてで提供してくれる。

さらに進んだうどんの楽しみ方が、割烹『日本橋ゆかり』の野永喜三夫(のながきみお)さんとコラボレーションした、東京店限定のメニューだ。

一番人気は「オリーブ豚のカレーうどん」(写真上)。

中辛のカレーに、たっぷりとのった土佐節がアクセント。具材には、オリーブの搾りかす入りの飼料を食べて育った、さっぱりとした味わいのオリーブ豚が豊富に入っている。全体的に上品で、和風の味わいのカレーうどんだ。

17時以降の夜の部は、昼と同じメニューに、「食べるいりこ」や「じゃこ天」、「たまご焼き」といった一品メニューや、香川県の日本酒などのアルコールメニューが加わる。夜はいっそう、瀬戸内を感じられる食事が楽しめそうだ。

本店と同じうどんが味わえる東京店は、ランチにも仕事帰りの一杯にも立ち寄れる一軒。オフィス街の人々にもありがたい店になりそうだ。

【メニュー(抜粋)】
ぶっかけうどん、かけうどん、醤油うどん、ざるうどん、釜揚げうどん 600円
※それぞれ天盛り(海老・野菜3種)付 980円
せとうみ天 1,500円
オリーブ豚のカレーうどん 1,350円
▼ディナーメニュー
伊吹島の食べるいりこ 450円
宇和島じゃこ天 350円
もり家のたまご焼き 400円
日本酒 750円~
焼酎 550円~
ビール 450円~
※本記事に掲載された情報は、掲載日時点のものです

本格手打 もり家 東京店

住所
〒105-0013 東京都港区浜松町2-6-5 浜松町エクセレントビル ポンテせとうみ 2F
電話番号
03-5843-7767
営業時間
月~金 11:00~15:00(L.O.14:30)、17:00~23:00(L.O.22:30)/土 11:00~15:00(L.O.14:30)、17:00~22:00(L.O.21:30)
定休日
日曜・祝日
ぐるなび
https://r.gnavi.co.jp/bjfpyeuk0000/
公式サイト
http://moriya-tokyo.jp/

※本記事に掲載された情報は、取材日時点のものです。
※電話番号、営業時間、定休日、メニュー、価格など店舗情報については変更する場合がございますので、店舗にご確認ください。