日本には、本場インドのカレーから日本独特の進化を遂げたカレーライスまでさまざまあるが、なかでもこの数年で特に注目されているひとつが”大阪発”のカレーだろう。
大阪発のカレーは、欧風ともインドとも違う甘辛いルーが特徴のものから、カツオだしなど和のエッセンスを取り入れたものまで多種多様。こうしたカレーの名店が、最近は東京に進出するケースも少なくない。今回は、東京にいながら大阪発のカレーを楽しめる店を厳選紹介しよう。
1947年創業の老舗『インデアンカレー』を都内で味わえるのは、丸の内だけ！
食通で知られるクレイジーケンバンド・リードギターの小野瀬雅生さんが大阪の老舗カレー店『インデアンカレー』をレポート。
同店は、1947年創業当時から変わらぬ味を提供する、大阪を代表するカレーの老舗。口に含むとフルーティな甘さが広がり、その後時間差で辛さが弾ける唯一無二のカレーに根強いファンが多いが、それが東京で味わえるのは丸の内の『TOKIA（トキア）』内1店舗のみ。
トッピングメニューは卵だけだが、常連客はルーやライスの量、付け合わせのキャベツのピクルスの有無などで、個性豊かにカスタマイズしているそう。記事内で紹介されている小野瀬さんオススメのカスタマイズもぜひお試しを。
【店舗情報】
インデアンカレー 丸の内店
住所：〒100-0005 東京都千代田区丸の内2-7-3 東京ビルTOKIA地下1階
電話番号：03-3216-2336
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カレー同士の調和が見事！『旧ヤム邸 シモキタ荘』の“全がけ”カレー
昨今カレー界でひと際注目を集めるジャンルのひとつ「大阪スパイスカレー」。インドなど南アジアのカレーをベースに日本人シェフが独自にスパイスを調合し、だしなど和のエッセンスを加えた創作系のカレーだ。そんなスパイスカレーを味わえる大阪の人気店『旧ヤム邸』が2017年7月、『旧ヤム邸 シモキタ荘』として下北沢にオープン。
『旧ヤム邸 シモキタ荘』が提供するスパイスカレーはキーマカレーがメインで、常時3種類用意されている。カレー同士を混ぜたときの味のバランスを考えて調味された3種類なので、すべてを一度に味わえる「全がけ」がオススメだ。
「ターメリック（ひとめぼれ使用）」「玄米」「ジャスミンライス」から好みのご飯を選べるのも嬉しい。アートのような美しい盛り付けも楽しみたい一皿だ。
【店舗情報】
旧ヤム邸 シモキタ荘
住所：〒155-0032 東京都世田谷区代沢5-29-9 ナイスビル1F
電話番号：03-6450-8986
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東京に2店舗連続出店！ 勢いが止まらない『ポンガラカレー』の魅力とは
大阪・梅田で人気の『ポンガラカレー』が、2018年に東京で2店舗を立て続けにオープンさせ、瞬く間に東京のファンを増やした。
『ポンガラカレー』のルーツはスリランカカレー。本格的なスパイス使いのカレーがファストフード感覚で食べられるのが人気の秘密。
「スリランカプレート」（写真上）は、一皿に所狭しと並んだ副菜とカレーをそれぞれを単独で味わった後に、異なるカレーやおかずを混ぜて食べるのがポイント。しっかり混ぜると一体感がありながらも、複雑で多層的な味わいを堪能できる。
大阪の本店でも定番の「ポンガラプレート」ほか、東京店限定の「SPICE魂カツカレー」も見逃せない。
【店舗情報】
ポンガラカレー 赤坂アークヒルズ店
住所：〒107-0052 東京都港区 赤坂 1-12-32 アーク森ビル3F
電話番号：03-5797-7669
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