固いフランスパンがふんわりとろ~り! プロ顔負けの「フレンチトースト」を作るためのポイント5つ

フランスパンで作るフレンチトーストの作り方を詳細に解説。ふんわりとろ~り! 5つのポイントを守れば、プロ顔負けの「フレンチトースト」が完成。基本の材料は、パン、卵、牛乳、砂糖(などの甘味料)のみとシンプル。だからこそ、テクニックを知れば、仕上がりに違いが出ます。【フレンチトースト レシピ】

2019年04月13日
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固いフランスパンがふんわりとろ~り! プロ顔負けの「フレンチトースト」を作るためのポイント5つ
Summary
1.家でプロ顔負けの味!? フランスパンで作る「フレンチトースト」のレシピ
2.牛乳と生クリーム2:1の合わせ使いでリッチな味わいに
3.弱火でじっくり焼けば中はふっくら、外は香ばしい焼き上がりになる!

朝食の定番「フレンチトースト」。家庭のフレンチトーストは食パンで作るのが一般的だが、カフェではフランスパンで作るのがお馴染み。
基本の材料は、パン、卵、牛乳、砂糖(などの甘味料)のみと、とってもシンプル。だからこそ、材料の配合や調理のテクニックを知っておくと、仕上がりに違いがでる。

フランスパンでおいしい「フレンチトースト」を作るためのポイント5つ

今回は、フレンチトーストをフランスパンで作るときにふんわりジューシーに仕上げるための秘訣を紹介する。5つのポイントを守れば、家でプロ顔負けの味を作ることができる。

まずはおいしく作るポイントを見ていこう。

【point1】フランスパンは厚さ3cmに切る。

厚みがあった方が、噛んだときに卵液がじゅわっと口の中に広がる。薄すぎるともの足りず、厚すぎると噛みにくいので、3cmがベスト。

【point2】卵液に、牛乳と生クリームを2:1の割合で混ぜる

牛乳、生クリームを混ぜて使うと、濃厚で満足感のあるフレンチトーストになる。生クリームだけだと重たくなりすぎるため、牛乳と合わせ使いするのがおいしく作るポイント。

【point3】卵液に浸したらひと晩おく

フランスパンを卵液に浸しひと晩置くことで、卵液が全体へ均一に馴染んで、ふわっとやわらかな食感になる。

※フランスパンは空洞が多い分、短時間でも卵液を吸収するため、時間がないときは、2~3時間程度でもOK。卵液に浸す際は、ぎゅうぎゅう押さずに一度ひっくり返す程度にする。

【point4】焼くときは蓋をして蒸し焼きにする

蓋をして焼くと蒸気が逃げず乾燥しないため、ふっくらジューシーに焼き上がる。

【point5】弱火でじっくり時間をかけて焼く

強い火で短時間焼くと、中まで火が通らず水っぽい焼き上がりになる原因に。弱火でじっくり焼くことで、中はふっくら、外は香ばしい焼き上がりになる。


ポイントを押さえたところで、さっそく実践。詳しいレシピを見ていこう。

■ふんわりとろ~り! プロ顔負けの「フレンチトースト」の作り方

外はカリッと香ばしく、中はふわとろなフレンチトーストの作り方を紹介する。
風味付けのため、バニラエッセンスはぜひ入れてほしい。少し入れるだけで甘い香りが加わって豊かな風味になる。

焼きたてのフレンチトーストはそのまま食べてもよいが、お好みでトッピングにバターとハチミツをかけると味に変化が出て、より一層おいしく食べられる。ハチミツの代わりにメープルシロップでも◎。さっぱりといただきたいときには、バターの代わりにサワークリームをトッピングするのもオススメ。

材料 (2人分)

・フランスパン … 12cm
・卵 … 2個
・牛乳 … 100ml
・生クリーム … 50ml
・ハチミツ(もしくはきび砂糖) … 大さじ1
・バニラエッセンス … 3滴
・バター … 10g

作り方(調理時間:20分 ※卵液に浸す時間は除く)

① フランスパンを4等分に切る。

<ポイント>
厚さは約3cmに切る。

② ボウルに卵を溶きほぐし、牛乳、生クリーム、ハチミツ、バニラエッセンスを加えて混ぜる。

<ポイント>
牛乳と生クリームを2:1の割合で入れると程よく濃厚になる。

③ ①のフランスパンを卵液に浸してラップをし、冷蔵庫に入れる。1時間したらひっくり返して、ふたたび冷蔵庫に戻し、ひと晩おく。

<ポイント>
・卵液にぎゅうぎゅうと押しつけない。
・ひと晩おく時間がない場合は、2~3時間程度でもOK。

④ フライパンにバターを入れて弱火で溶かし、フランスパンを入れてフタをする。弱火のまま裏面に焼き色がつくまで6~7分ほど焼く。

<ポイント>
蓋をすることで表面が乾燥するのを防ぐ。

⑤ ひっくり返し、裏面に焼き色がつくまで、さらに6~7分ほど焼く。

⑥ 器に盛り、お好みでバター、ハチミツ(分量外、適量)を添える。

<ポイント>
さっぱりといただきたいときは、バターの代わりにサワークリームをトッピングするのがオススメ。

プロ顔負けの「フレンチトースト」を作るためのポイントと作り方を紹介した。5つのポイントを守って作れば、いつもよりもワンランク上のフレンチトーストが作れるので、ぜひ試してほしい。


【レシピ制作者プロフィール】
管理栄養士・料理研究家 五十嵐ゆかり

「ラク早ごはん」をモットーに、共働きで忙しい家庭でも作れる、簡単時短・ヘルシーでおいしい作り置きレシピを中心に提案している。
食の企画、レシピ・商品開発、執筆、動画制作、テレビ出演、イベント出演、インフォマーシャル出演、講演、料理教室、食品企業のレシピサイト制作やホームページ制作のディレクションなど、多方面で活動中。
著書に『食材の栄養素を最大限に引き出す便利帖』や『発酵いらずのちぎりパン』、『塩レモンでつくる基本のおかず』など。

Twitter:https://twitter.com/igarashi_yukari
運営レシピサイト ラクつく:https://glutenfree-life.com/
Blog:http://lineblog.me/igarashiyukari/

【調理・撮影】
フードクリエイティブファクトリー
「あなたとあなたの大切な人との暮らしをもっと穏やかで創造的に」を企業理念とする食のクリエイティブに特化した企画制作チーム。
食の企画、レシピ・商品開発、執筆、メディア出演、
イベントなどを手がけています。
HP:http://foodcreativefactory.com/
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