焼鳥の名店『鳥しき』出身者による話題の3店
『ミシュランガイド東京 2019』で一つ星の評価を受けた焼鳥店『目黒 鳥しき』。食通の間で、”予約が最も困難”と言われる焼鳥の最高峰だ。
今回は、この『鳥しき』で修業した腕利き料理人たちが独立し、東京都内にオープンさせた店を紹介する。
どの店も食通の間で話題を呼び、予約必須の人気店となっている。本店にはない逸品や、新たな看板メニューも魅力的だ。腕利き料理人たちが受け継ぐ名店のDNAを感じてもらいたい。
『鳥しき』の「焼き」を継承した分店『目黒 鳥かど』は、オリジナル一品メニューも魅力
JR目黒駅の近く、目黒川エリアにある『目黒 鳥かど』は、『鳥しき』出身の小野田幸平さんがオープンさせた『鳥しき』の分店。
『鳥しき』から継承した「近火の強火」で焼き上げられる串の数々はおまかせコースで堪能できる。レアに焼かれたささみにわさびを乗せた「さび」などが人気。
コースの合間に出てくる「温かいポテトサラダ」などの、オリジナル一品メニューは分店ならでは。テイクアウトのお弁当や個室メニューなど、新たな試みにも注目が集まっている。
【店舗情報】
目黒 鳥かど
住所:〒153-0063 東京都目黒区目黒2-8-7 鈴木ビルB1F
電話番号:050-3313-8075
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六本木にオープンした分店『鳥おか』、締めの土鍋ご飯はここだけ!
『鳥しき』の分店としてオープンした六本木の『鳥おか』。店主の黒崎法行さんは『鳥しき』での修業、『鳥かど』の立ち上げを経て『鳥おか』を任された。
『鳥おか』では、炭火焼きに適した東北産の「伊達鶏」を紀州備長炭で焼き上げる。
肉のポテンシャルを最大限に引き出す人気メニューは「血肝(レバー)」「手羽先」など。
おまかせコースの最後は、ここでしか味わえない「土鍋ご飯」だ。極上の鶏スープとともに、極上の時間を締めくくりたい。
【店舗情報】
鳥おか
住所:〒106-0032 東京都港区六本木6-10-1 六本木ヒルズ ウェストウォーク 5F
電話番号: 03-6447-2933
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『鳥しき』出身の職人が開いたのは水炊き店?三軒茶屋『鳥とみ』
三軒茶屋から少し歩いたところに2018年11月にオープンした『鳥とみ』は、『鳥しき』『鳥かど』で修業を重ねた土屋宝さんが店主を務めるが、看板メニューは焼鳥ではなく水炊きという珍しい店だ。
計15時間かけて完成させる鶏スープで作る水炊きは、濃厚だが油っぽさがなく、鶏のうまみとコクだけをしっかり味わえる。
また、『鳥しき』仕込みの焼き加減が絶妙な焼鳥も楽しめる。オープンからまだ間もないが、食通が殺到し早くも人気店に。予約の上で訪れたい。
【店舗情報】
鳥とみ
住所:〒154-0001 東京都世田谷区池尻1-11-8 ワコーハイム 105
電話番号:03-6805-5283
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