本格フレンチが5,000円台で楽しめる、中目黒のカジュアルフレンチ4選
本格フランス料理が5,000円台で食べられる! しかもシェフは実力派ぞろい! そんなフレンチが東京・中目黒にあると聞いたら行かずにはいられない、と思う食ツウ読者も多いはず。
今回は『ミシュランガイド』に掲載されたフレンチの姉妹店で修業したシェフの独立店や、伝統フランス料理を習得した名シェフのレストランなど、本格派の絶品フレンチを5,000円台で食べられる、中目黒のビストロを厳選してご紹介しよう。
1.野菜尽くしのカジュアルフレンチ『ビストロ イノッチ』
『ミシュランガイド』掲載の常連店である『タテルヨシノ』の姉妹店、ビストロ『ラ・トルチュ』で活躍したシェフがもてなす『ビストロ イノッチ』。
その経歴を聞くと、かしこまったフレンチレストランをイメージするが、店内は予想に反してカジュアル! アットホームな温かさが店内の隅々まで満ちあふれている。
そんな『ビストロ イノッチ』の料理はトラディショナルなフレンチ。「シェフおすすめコース」は本格派でありながら、何と4,800円というからうれしい限り。
スペシャリテは「50種の季節野菜と穀物のテリーヌ」(写真上)。入荷する野菜によって内容は変わるが、野菜と穀物、鶏のだし、ゼラチンだけで仕立てた夢のような一品だ。
BISTRO INOCCHI
- 電話番号
- 050-5487-6123
(お問合わせの際はぐるなびを見たというとスムーズです。)
- 営業時間
- ランチ 11:30~15:00
ディナー 18:00~22:00
- 定休日
- 月曜日
2023年6月の定休日は、月曜日ではなく、水曜日と隔週日曜日(18日)です。
2023年7月以降の定休日は、月曜日と隔週日曜日(2日、16日、30日)です。
※本記事に掲載された情報は、取材日時点のものです。
※電話番号、営業時間、定休日、メニュー、価格など店舗情報については変更する場合がございますので、店舗にご確認ください。
2.本場仕込みの自由なフランス料理に心踊る『グルドボワ』
東京・中目黒駅から徒歩5分、人気店が林立する街角に気軽なフランス料理とヴァンナチュールが楽しめる店がある。
その名も、『La gueule de bois (グルドボワ)』。日本語訳はなんと「二日酔い」。ワイン好き、フレンチ好きならそれだけで、ぐっと身近に感じてしまう。
レストランよりカジュアルで、ビストロより新しい感覚が漂う同店のテーマは“日常のフレンチ”。
おまかせコースは5品+アミューズで5,000円。味わったあとは、だれもがそのコスパのよさに感激すること間違いなしだ。
La gueule de bois(グルドボワ)
- 電話番号
- 050-3469-8652
- 営業時間
- 18:00~翌2:00((お食事L.O. 翌1:00))
- 定休日
- 毎週水曜日 ※2019年8月より、定休日が水曜となります
※本記事に掲載された情報は、取材日時点のものです。
※電話番号、営業時間、定休日、メニュー、価格など店舗情報については変更する場合がございますので、店舗にご確認ください。
3.自分だけの一皿を描いてくれる『ビストロのミー キャンバス』
伝統あるフレンチの名店『シェ・イノ』出身の2人のシェフがタッグを組んだ、新フレンチが『BISTRONOMIE CANVAS(ビストロノミー キャンバス)』。
5,000円のディナーコース(4品)では、ゲストが一皿一皿の素材・調理法・ソースを好みで選び、自分だけの一皿を決めてコースを自由に構成することができる、というのが大きな特色。
たとえば魚料理では、その日のメニューの3~4種から魚を選択、調理法は「ロースト」や「フライ」などからチョイス、そしてソースについても数種類の中から選ぶ。しかも魚2皿でも、肉2皿でもよし! という、プリフィックスを超えるセミオーダースタイルがおもしろい。
これだけの選択肢があり、自分で料理の皿をデッサンすることができる『キャンバス』は、まさに自分だけのキャンバスを一皿に描くことができるレストランだ。
BISTRONOMIE CANVAS(ビストロノミー キャンバス)
- 電話番号
- 03-6416-3850
- 営業時間
- ランチ / 11:30~15:00(L.O14:30) ディナー / 17:30~23:00(L.O21:30)
- 定休日
- 水曜
※本記事に掲載された情報は、取材日時点のものです。
※電話番号、営業時間、定休日、メニュー、価格など店舗情報については変更する場合がございますので、店舗にご確認ください。
4.プレハブ小屋の看板のない隠れ家ビストロ『nou』
中目黒駅と池尻大橋駅のちょうど中間に店を構えるビストロ『nou』。ご覧のとおり(写真上)、外から見ると、とうていレストランとは思えないプレハブ小屋の様相に、初めて来店する人はきっと驚くはずだ。しかし、扉を開けると、そこは一枚板のダイニングテーブルとオープンキッチンが広がる、瀟洒な空間。まさに、知る人ぞ知る大人の”秘密基地”といったところだ。
シェフは『ミシュランガイド東京』のビブグルマンに掲載されたレストランで研鑽を積んだ実力派。洗練された空間で登場する料理の数々は、丁寧でハイクオリティ、「野菜」をテーマにした独創的な料理が展開されていく。
すべての料理に共通するのが有機野菜を使っていること。たとえば、「クエの酒蒸し」(写真上)には、千葉県東金市にある『みろく農園』の空芯菜とトマト、黒米を使用。和食の要素を組み込んだ、オリジナリティに富んだ一皿に仕立て上げている。
もちろん肉料理も登場するが、同店はジビエをメイン料理にすることが多いという。写真上の「千葉県産イノシシのハンバーグ、クレピネット包み」(写真上)で使い猪肉は、ジビエ界でも有名な『房総いのかジビエセンター』から購入し、肉のうまみがぐんと引き出された一品に仕上がっている。
そんな料理を含んだコース料理は4,500円から用意。リーズナブルな価格のうえ、穴場中の穴場なので友達を連れて訪れたら、きっと喜ばれるはず。もちろんデートや会食などにもぴったりな秘密のレストランだ。
nou
- 電話番号
- 03-6303-0034
※本記事に掲載された情報は、取材日時点のものです。
※電話番号、営業時間、定休日、メニュー、価格など店舗情報については変更する場合がございますので、店舗にご確認ください。