定番料理の究極版! 賢人・森一起さんも通う「鶏料理がおいしい店」まとめ
2015年『dressing』がWEBメディアとして誕生して以来、ここぞという飲食店の案内役として活躍してきた賢人・森一起さん。センベロや居酒屋などの庶民派酒場から、将来有望と脚光を浴びる若手料理人たちの新店まで、ジャンルは実に幅広い。森さんの目利きから選ばれる店は、心に残る「幸食」の居場所。日々おいしさと癒しを与えてくれる料理人へのリスペクトにあふれている。
今回は、優に100を越える森さんの記事から、品川界隈の「鶏料理」がおいしい店にフォーカス。至福の3店をまとめて紹介しよう。
1.【大井町】すっぴんの鶏には幸いが住む『ひな鳥そのだ』
連載「幸食のすゝめ」の5回目で登場した『ひな鳥そのだ』。鶏料理のおいしさが段違い、と人気を博す居酒屋だ。最寄のJR・東急電鉄の大井町駅または京急電鉄の青物横丁駅からは徒歩で10分ほど。
「鶏刺し」や「絹揚げ」、「ポテトサラダ」など、料理はどれも秀逸。しかし同店の看板はなんといっても「ひな鶏素揚げ」(写真上)。鶏の半羽分を素揚げしたもので、さっぱりとしたムネ肉と脂がのって肉々しいモモ肉の両方を堪能できるという、唐揚げ好きにはたまらない一品だ。
ただ岩塩を振っただけ。シンプルに、鶏本来のおいしさを無我夢中で頬張る幸せがここにある。
ひな鳥そのだ
- 電話番号
- 03-3471-2322
- 営業時間
- 月~金17:00~23:00(L.O.22:00)、土・日・祝17:00~23:00(L.O.22:00)
- 定休日
- 不定休
※本記事に掲載された情報は、取材日時点のものです。
※電話番号、営業時間、定休日、メニュー、価格など店舗情報については変更する場合がございますので、店舗にご確認ください。
2.【品川】頬張る口には幸いが住む『鳥てる』
連載「幸食のすゝめ」の7回目で登場した『鳥てる』。12席、1日1回転のみの完全予約制なので常に予約困難ではあるが、ここの焼鳥や親子丼を一度食べたら必ず再訪したくなると評価の高い店だ。最寄はJR品川駅、高輪口をでてすぐのところにある。
初来店のお客がまず圧倒されるのが、焼鳥の大きさ。さび焼き(写真上)、レバー、セセリなど、いずれもポーションが特大で重たいからであろう、串は“本来鰻用のもの”というからおもしろい。これは「口いっぱいに頬張って欲しい」という店主青木さんの一心から。上質な肉を大きなポーションで喰らう幸せを存分に味わえるのだ。
焼鳥だけでおなかいっぱいになるのだが、名店だからこそ〆まで欲ばりたい。親子丼や鳥茶漬、焼鳥を挟んだYドックなどがあるが、〆メニューは事前予約制なので、予約時にリクエストしておこう。
鳥てる
- 電話番号
- 03-5421-1919
- 営業時間
- 18:30〜22:00
- 定休日
- 土・日・祝日
※本記事に掲載された情報は、取材日時点のものです。
※電話番号、営業時間、定休日、メニュー、価格など店舗情報については変更する場合がございますので、店舗にご確認ください。
3.【大井町】ふつうの鶏には幸いが住む『若鳥焼き もばら』
連載「幸食のすゝめ」の92回目で登場した『若鳥焼き もばら』。目の前のまな板では、凄まじいスピードで若鳥が捌かれていく。そう、ここは捌きたての鮮度抜群な鶏を使った焼鳥が堪能できる店だ。最寄はJR・東急電鉄の大井町駅から徒歩で5分ほどの、閑静な住宅街の中にある。
驚きは捌きたての新鮮さだけではない。サーブされた焼鳥は「串」に刺さっていない!?
お通しの「鶏皮スーブ」、湯引きとヅケにされた「鶏刺し」、鶏1羽の形のまま焼かれる「かわ」と、さまざまな部位を『もばら』流の焼鳥で楽しめるという。そして、思う存分食べても想像以上にリーズナブルなお勘定! うれしい驚きがたくさんありそうだ。
若鳥焼き もばら
- 電話番号
- 03-5718-3157
- 営業時間
- 17:00~23:00(鶏が無くなり次第閉店)
- 定休日
- 毎週日曜日 祝日
※本記事に掲載された情報は、取材日時点のものです。
※電話番号、営業時間、定休日、メニュー、価格など店舗情報については変更する場合がございますので、店舗にご確認ください。