新富町の「隠れ家」をこっそり公開! 和食、焼肉、ビストロ、中華まで、隠れ家レストラン8選

食通がこっそり通う、東京のグルメスポット、新富町の隠れ家レストランをまとめてご紹介。本稿では、『ビストロ ハマイフ』、中華の『新富町 湯浅』、フレンチ『プレニチュード』、天ぷらの『旬恵庵 あら垣』、日本料理『久丹』、イタリアン『サポセントゥ ディ アキ』、焼肉『肉処 うし喰』、『フレンチ割烹カメノテ』をピックアップ。特別な日や、とびきりおいしいものを食べたい時のディナーにもおすすめです。

2020年01月12日
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新富町の「隠れ家」をこっそり公開! 和食、焼肉、ビストロ、中華まで、隠れ家レストラン8選
Summary
1.こっそり通いたい、新富町の隠れ家レストラン8店
2.肉がうまい炭火ビストロやイタリアン、焼肉、フレンチ、本格日本料理、中華など
3.日頃のディナーにも、特別な日にもおすすめ!

本当は教えたくない、新富町の隠れ家レストラン8店

銀座の隣に位置しながら、どこか下町の雰囲気をまとう新富町(しんとみちょう)は、知る人ぞ知る隠れた名店が集まるエリア。この街には、美味を求めて食べ歩いてきた食通をうならせる店が揃っていると評判だ。

今回は、そんな新富町で人気を博する実力店3店をご紹介。特別な日やとびきりおいしいものを食べたい時に、ぜひ予約をして訪れよう。

【ビストロ】熟成肉のおいしさを炭火で引き出す、『ビストロ ハマイフ』

厳選されたさまざまな肉を、備長炭の炭火を使って絶妙に焼きあげる。『BISTRO HAMAIF(ビストロ ハマイフ)』は、肉好きにはたまらないビストロだ。

イタリアとフランスで腕を磨いたシェフの中原昇龍(しょうりゅう)さんは「ビストロ」としての存在感にこだわり、看板料理の肉をはじめ、魚、野菜、パスタなどをリーズナブルな価格で届ける。

肉は黒毛和牛、ブラックアンガス牛、仔鴨、仔羊、仔豚、蝦夷鹿などがラインナップ。これを専用の炭火焼きグリラーを用いて焼く。外側が焦げるくらいに焼くことで、肉が持つポテンシャルを存分に引き出す。

ブラックアンガス牛のリブロース(写真上)は、熟成肉の濃厚な香りが引き立ち、ジューシーな肉のうまみが際立つ一品。切り口のロゼ色が美しく、噛みすすめるほどに味わいが広がる。

フォンドヴォーと赤ワインにローリエで香りをつけたソース、根セロリのピューレとともにいただくと、絶妙なハーモニーに瞑目するだろう。

黄金色の焼き目から香ばしさがたちのぼる「こしょう鯛のポワレ」(写真上)は、魚のうまみがギュッと凝縮されている。

皮はパリッと中はしっとりレアな鯛と、ニラを使ったなめらかなソースがよく合う。肉だけでなく魚も食べたい人はオーダー必須。
炭火を使ったダイナミックなビストロ料理を味わいたい時に、ぜひ足を運んでほしい店だ。

【メニュー】
ブラックアンガス牛リブロース(200g) 2,370円
こしょう鯛のポワレ 1,940円
グラスワイン 640円~
※本記事に掲載された情報は、掲載日時点のものです。また、価格はすべて税込です

BISTRO HAMAIF -ビストロ ハマイフ- 新富町

住所
〒104-0041 東京都中央区新富1-9-4 ファンデックス銀座ビル
電話番号
050-3461-0825
営業時間
月~金 ランチ:11:30~14:00(L.O.13:30、ドリンクL.O.13:30) 月~土 ディナー:17:00~23:00(L.O.22:30、ドリンクL.O.23:00)
定休日
毎週日曜日 祝日 年末年始(2019年12月29日~2020年1月5日) ※12月22日は休まず営業いたします
ぐるなび
https://r.gnavi.co.jp/9z0prczy0000/

※本記事に掲載された情報は、取材日時点のものです。
※電話番号、営業時間、定休日、メニュー、価格など店舗情報については変更する場合がございますので、店舗にご確認ください。

【中国料理】日本の食材を用いた中華がしみじみおいしい、『新富町 湯浅』

『新富町 湯浅(ゆあさ)』のシェフ、湯浅大輔さんは輝かしい経歴の持ち主だ。

中国料理の名店『御田町 桃の木』をはじめ、四川料理の最高峰・故陳建民氏の愛弟子である中川優シェフの店『天外天』、フカヒレ料理に定評のある『筑紫樓 銀座店』のほか、築地市場の仲卸で魚を捌いたこともあるという。

そんな湯浅シェフが同店で繰り広げるのは、日本の食材を用いた、五感をフルに刺激してくれる中国料理。

「金翅黒球 メジロ鮫と黒米団子のスープ」(写真上)は、希少なメジロ鮫の背びれを1週間ほどかけて戻すことから始まる。手間ひまかけて作られたフカヒレを清湯(チンタン)で煮込み、レンコンとエビ、黒もち米を入れた団子とともにいただく。

フカヒレの濃厚さ、コリコリとした食感にファンが後をたたない逸品だ。

「汾酒牛柳 松坂牛のカツレツ」(写真上)は、中国・山西省産の冷酒でマリネした牛肉を、油を回しかけながら揚げたもの。見た目はシンプルだが、やわらかく仕上がった肉質に驚くはず。

岩塩と国産レモン、エシャロットなどの薬味を入れた黒酢のソースが、カツレツの力強いうまみを引き出す。

同店では、正統派の中国料理を踏襲しながらも、美しく細やかな手仕事が感じ取れる料理が並ぶ。またひとつ、中国料理の果てしない奥深さを知ることになるだろう。

【メニュー】
おまかせコース 10,000円
フカヒレコース 18,000円
※本記事に掲載された情報は、掲載日時点のものです。また、価格はすべて税別です。

新富町 湯浅

住所
東京都中央区新富2-7-4 growth ginza east1F
電話番号
050-5487-7618
(お問合わせの際はぐるなびを見たというとスムーズです。)
営業時間
火~日・祝前日・祝日
ディナー 18:00~23:30
(L.O.20:30、ドリンクL.O.23:00)
定休日
月曜日
ぐるなび
https://r.gnavi.co.jp/39ep61uh0000/

※本記事に掲載された情報は、取材日時点のものです。
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【フレンチ】実力派シェフの技を気軽に堪能、『プレニチュード』

アイボリーホワイトの外壁が印象的なフランス料理店『plēnitude(プレニチュード)』は、隠れ家のような存在感を漂わせている。

オーナーシェフの今田一之さんはフランス・リヨンにある著名レストランで修業を積んだ後、『ミシュランガイド東京 2020』にて一つ星として記載された『ルグドゥノム・ブション・リヨネ』(神楽坂)で7年間料理長を務め、2016年に独立した。

同店では「自然派にこだわった、クラシックで身体に優しいフレンチ」をコンセプトに、無添加や有機野菜など、安全安心な食材を用いることを身上とする。

前菜「ウサギのガランティーヌ シャンピニオン・デュクセルとフォアグラ」(写真上)は、フォアグラにウサギ肉が巻かれた詰めものをマッシュルーム、クルミオイルとともにいただく。

なめらかで濃厚なフォアグラと、あっさりしたウサギ肉のコンビネーションが口の中に正統派フレンチの味わいを届ける。

「鮮魚(アジ)のマリネ アネット風味」(写真上)では、ディルやシェリービネガーなどの風味と酸味が繊細なバランスで掛け合わさり、実に華やか。

クラシックでありながら、肩の力を抜いてフランス料理を堪能できるありがたい一軒だ。

【メニュー】
ランチコース 3,800円、5,800円
ディナーコース 7,800円、10,000円
※本記事に掲載された情報は、掲載日時点のものです。また、価格はすべて税別です
※別途サービス料

プレニチュード

住所
東京都中央区新富1-6-11 ロイヤルプラザ新富1F
電話番号
050-5486-9646
(お問合わせの際はぐるなびを見たというとスムーズです。)
営業時間
月~土
ランチ 11:30~15:00
(L.O.12:30)
ディナー 18:00~22:00
(L.O.19:00)
定休日
日曜日
祝日
ぐるなび
https://r.gnavi.co.jp/9u99sd7s0000/

※本記事に掲載された情報は、取材日時点のものです。
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【天ぷら】「エビのかき揚げ丼」がおいしすぎる!天ぷらの人気店『旬恵庵 あら垣』

日本料理歴30年の技術が光る店主が切り盛りする『旬恵庵 あら垣』。同店はカウンターに美しく並べられた食材を天ぷらとしていただく天ぷら専門店だ。おまかせのコースをメインに料理を提供し、先付けから始まり、ひとつずつ出される天ぷらの間に一品料理を挟むスタイルだ。ゆとりある8席、天ぷらの揚がる音に心が弾む。

人気の一品料理は出逢ったことがない味ばかり。食材の良さはもちろんだが、自家製の調味料やタレが素晴らしい。たとえば、アワビにつける鮑肝塩など調味料のほとんどを自ら創りだす。そのレシピは200近い。長い間、日本料理の世界で研鑽を積んだからこそできる技である。

食材は徹底的に旬のものにこだわり、良いものが出るまで待つ。食材に合った仕込みをし、その食材を最高においしくする調味料を自らの手で創る。店主の新垣さんにとってこの2つをつなぐ方法が天ぷらなのだという。

ぜひ極上の天ぷらを食べてみては?(予約推奨)

旬恵庵 あら垣 (しゅんけいあん あらかき)

住所
東京都中央区湊3-5-10
電話番号
050-5488-2679
(お問合わせの際はぐるなびを見たというとスムーズです。)
営業時間
日・祝日
ランチ 12:00~14:00

火~金
ディナー 18:00~20:00


ディナー 19:00~20:00
定休日
月曜日・土曜日
ぐるなび
https://r.gnavi.co.jp/63mu0gh20000/

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【日本料理】日本料理の最高峰『かんだ』出身の実力派が開いた東京和食『久丹』

新富町の一角にひっそりと佇む日本料理店『久丹(くたん)』は、日本料理の最高峰『かんだ』出身の実力派が開いた「東京和食」の店。『かんだ』といえば、『ミシュランガイド東京』が創刊された2007年から三つ星に輝き続けている日本料理の最高峰。店主の中島功太郎さんは10年間、この評価を守り続けてきた腕の持ち主だ。

「『久丹』は“東京和食”を楽しんでいただく店です。静けさから高揚感まで体感していただけるよう、ドラマチックな献立に仕立てています」と中島さん。料理は11~12品あるおまかせコースを提供。日本料理の常識を覆す、唯一無二のドラマ仕立てのフルコースだ。

内容は旬によって変わるため、どんな料理が待っているかは訪れてからのお楽しみ。正統派の日本料理に新しいエッセンスが加わった、誰も予測できない”ドラマ”をぜひ確かめてみて。

日本料理 久丹

住所
東京都中央区新富2-5-5 新富MSビル1F
電話番号
050-5487-6581
(お問合わせの際はぐるなびを見たというとスムーズです。)
営業時間
月~土
18:00~22:00
※22:00最終入店
定休日
日曜日
祝日
ぐるなび
https://r.gnavi.co.jp/np7yd3830000/

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【イタリアン】4,500円のコスパ最強のコースを堪能!『サポセントゥ ディ アキ』

『イタリアンレストラン サポセントゥ ディ アキ』は、リーズナブルなイタリアコースで、いろいろなイタリア料理を味わえるイタリアン。席数は24席。清潔感のある白壁、温かな雰囲気の木の床や照明、カジュアルでありながらきちんとした高級感もある、“程よい”居心地のよさを感じる空間が特徴的だ。

フィレンツェ、ミラノ、ボローニャなど美食で有名な都市のレストランで経験を積んできたシェフは、イタリアのサルデーニャ島にあるミシュラン一つ星のレストラン『S'Apposentu di Casa Puddu(サッポセントゥ ディ カーザ プッドゥ)』を訪れ、その料理に感動。イタリア現地そのままの郷土料理に、シェフの個性を反映させた独自のイタリアンを追求している。

一番人気のメニューは4,500円のコースで、7品、しかもパスタが2種類も味わえるのは嬉しいかぎり。ぜひリーズナブルでウマすぎるイタリア料理を『サポセントゥ ディ アキ』で。

サポセントゥ ディ アキ

住所
東京都中央区築地1-3-6 前田ビル1F
電話番号
050-5487-9745
(お問合わせの際はぐるなびを見たというとスムーズです。)
営業時間
火~日
11:30~14:00
18:00~23:00
(L.O.22:00、ドリンクL.O.22:00)
定休日
月曜日
※月1日の不定休あり
※8月12日~8月16日 夏季休暇
ぐるなび
https://r.gnavi.co.jp/8vyr1tyb0000/

※本記事に掲載された情報は、取材日時点のものです。
※電話番号、営業時間、定休日、メニュー、価格など店舗情報については変更する場合がございますので、店舗にご確認ください。

【焼肉】肉の行列店『さとう』を手掛けた職人の焼肉店『黒毛和牛専門店 肉処 うし喰』

吉祥寺で行列ができる肉屋『さとう』を手がけた生粋の肉職人が開いた焼肉店が『黒毛和牛専門店 肉処うし喰』だ。幼少期から肉を見て育ったその職人には、肉に関する確固たる技術と自信がああり、店内の保冷庫で脱骨、オープンキッチンで自ら精肉するというこだわりを持っている。

メニューはシンプルに「匠のおまかせ焼肉5種盛コース」と「選べる三種アラカルト」のコース2種のみ。その日の精肉状況によってラインナップが変動するが、ランボソ、しきんぼう、内もも、かいのみ、サーロインなどがお目見えする。

どの肉も噛んだ瞬間に、肉の弾力、そして繊維を強く感じる。行く度に新たな和牛のおいしさを発見できる『黒毛和牛専門店 肉処うし喰』は予約必須の人気だ。

黒毛和牛専門店 肉処うし喰

住所
東京都中央区入船3-1-13 6F
電話番号
050-5487-2467
(お問合わせの際はぐるなびを見たというとスムーズです。)
営業時間
ディナー 17:30~24:00
(L.O.23:00)
定休日
土曜日
第3日曜日
ぐるなび
https://r.gnavi.co.jp/rnzzjr3b0000/

※本記事に掲載された情報は、取材日時点のものです。
※電話番号、営業時間、定休日、メニュー、価格など店舗情報については変更する場合がございますので、店舗にご確認ください。

【フレンチ】魚がおいしいカジュアルなフレンチ割烹『カメノテ』

魚屋勤務の経験を生かしたシェフが作る『フレンチ割烹 カメノテ』。オーナーシェフの亀野篤史さんは神戸のホテル勤務を経て、24歳で渡仏。築地仲卸会社で魚を扱う仕事に就いた、魚のプロフェッショナルだ。そんなシェフが開いた『カメノテ』では、季節のおいしい魚を、フレンチをベースにしながらも自由な発想でシンプルに表現する料理を提供している。

「どっぷりと魚業界を経験して、魚ってすごくおもしろい食材だと感じることができました。経験は僕の強みになっています」と語る亀野シェフは、早朝から豊洲市場に通っている。「いい食材には余計なことをしない」が、亀野シェフが行き着いた答えだ。

おいしい料理を口にすると、胃袋もハートも掴まれて、繰り返し通いたくなる。

フレンチ割烹 Kamenote(カメノテ)

住所
〒155-0032 東京都中央区湊3-13-1 鈴木ビル1F
電話番号
03-6280-3582
営業時間
17:30~23:30(L.O.)
定休日
月曜

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