「ジビエ」がうまい東京の「カジュアルフレンチ」3選
「ジビエ」は天然の野生鳥獣の狩猟肉を意味するフランス語。最近では栄養豊富でヘルシーなジビエ料理が日本でもすっかり定着してきた。
かつては獣臭さで敬遠されることもあったが、今は技術の発展で初心者でもおいしいと感じられるジビエ料理も多い。
今回は鹿、鳩、野ウサギ、ヒグマ、イノシシなど、ジビエ料理をおいしく食べられる東京の名フレンチをまとめてご紹介。一流のシェフたちが狩猟肉の魅力を存分に引き出したジビエ料理をワインとともにご賞味あれ!
オーナー自らハンティング! うまいジビエを堪能『レストラン マノワ』
鮮やかなグリーンの外装が印象的な広尾のフレンチ『マノワ』は、オーナー自ら山に入って、旬の天然動物をハンティングしてくる。
通年楽しめるジビエのひとつ「ヒグマ」(写真上)は常に一頭買いで仕入れ、肉はやわらかくロースト。骨からはだしをとり、余すところなく利用する。適切に理されたヒグマ肉はクセ・臭みなしで食べやすい。
ヒグマの他には鹿やキジ、鴨など、季節ごとにもっともおいしいジビエ料理を揃えている。何度訪れても自然の恵みを感じられるビストロだ。
レストラン マノワ
- 電話番号
- 050-3467-2767
- 営業時間
- ランチ:11:30~15:00(L.O.13:30)(※火曜日のランチはお休みです)、ディナー:18:00~23:00(L.O.21:00)(※土日祝は22:30Close)
- 定休日
- 毎週月曜日 ※※月1回連休あり
※本記事に掲載された情報は、取材日時点のものです。
※電話番号、営業時間、定休日、メニュー、価格など店舗情報については変更する場合がございますので、店舗にご確認ください。
カジュアルなジビエ料理を100種のワインと共に! 目黒『レストラン ユニック』
目黒通りにあるビストロ『レストラン ユニック』は、パリのビブグルマン2軒、二つ星レストラン「エレーヌ・ダローズ(Helene Darroze)」で研鑽を積んだ中井雅明シェフの独店。国内外のジビエをバラエティ豊かに取り揃えている。
冬のおすすめは千葉県産の野ウサギのワイン煮を、じゃがいもと共にあっさりといただく「野ウサギのロワイヤル仕立て」(写真上)。
またスコットランド産の「山鳩のロースト」、月の輪熊のミンチとフォアグラを使った「パイ包み焼き」(写真上)も絶品だ。赤、白あわせて常時100種類ほど用意されているワインとともに味わいたい。
restaurant unique(レストラン ユニック)
- 電話番号
- 03-6451-0570
- 営業時間
- ランチ金~日曜12:00~14:00(L.O.)、ディナー火~土曜18:00~22:30(L.O.)、日曜18:00~21:30(L.O.)
- 定休日
- 月曜
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※電話番号、営業時間、定休日、メニュー、価格など店舗情報については変更する場合がございますので、店舗にご確認ください。
ナッツのような香ばしさのイノシシ!目と舌で楽しませる北参道『ロクターヴ』
パリの数々の星付きレストランで研鑽を積んできた小林隼人シェフの店『ロクターヴ ハヤト コバヤシ』は、手間ひまをかけたジビエ料理と、芸術的な盛り付けで多くのファンを楽しませているフレンチの名店だ。
おすすめの「イノシシの肩ロースのロースト」(写真上)は、フライパンとオーブンで交互に10回以上火入れして完成させる。美しい赤身肉はナッツのような香ばしさを口に放ち、すっと溶けるほどやわらか。
アートのように繊細な料理の数々を、ぴったりのワインとともに楽しんでほしい。
L’octave Hayato kobayashi(ロクターヴ ハヤト コバヤシ)
- 電話番号
- 03-5770-8827
- 営業時間
- 18:00~21:00(L.O.)24:00(Close)、ランチ(土・日・祝のみ)12:00~13:00(L.O.)15:30(Close)
- 定休日
- 不定休
※本記事に掲載された情報は、取材日時点のものです。
※電話番号、営業時間、定休日、メニュー、価格など店舗情報については変更する場合がございますので、店舗にご確認ください。