日本橋・人形町エリアのおいしい「テイクアウト」まとめ！ 大人気レストランの料理をおうちで味わおう

日本橋・人形町エリアは昔からの江戸情緒あふれる雰囲気とビジネス街の雰囲気が交錯する街。外出自粛要請を受けて、各店思考を凝らしたテイクアウトメニューを続々始めているので、この機会に、憧れだったお店の味を試してみたり、行きつけの味を自宅で楽しんでみるのはいかが？

お弁当はもちろん、気軽に買える単品メニューも多いので、ランチはディナーのご飯はもちろん、家飲みでのおつまみや夕飯にあと一品欲しい時のおかずにも便利。

プロの料理人だからこその味に舌鼓を打てば、気分も明るくなるはず。そんな家での過ごし方が楽しくなるテイクアウトを集めました。

▼紹介店舗（2020年4月27日現在）
【1】うなぎ割烹 大江戸（日本橋）
【2】Alohiddin/アロヒディン（日本橋）
【3】炭手前 鷽（人形町）
【4】Mille（東日本橋）
【5】ロットチェント（茅場町）

＞＞「銀座エリア」のテイクアウト情報はこちら

創業は寛政12年（1800年）。 江戸時代のグルメ本にも紹介されたという『うなぎ割烹 大江戸』（日本橋）は約220年の歴史を持つ老舗うなぎ店。

のれんを守るのは10代目の湧井浩之さん。伝統を引き継ぎながらも時代に合わせて進化してきたその味は、多くの人に愛され、3世代で訪れるお客もいるとか。若い人やカップル、外国人からも注目されているうなぎの老舗だ。

テイクアウトはメニューが豊富で、予算やシーンに合わせて選べるのが嬉しい。

人気の「うなぎ焼鳥玉子焼弁当（三色弁当）」（写真上・2,600円）は、素材の味を生かすために、うなぎ専用、焼鳥専用の2種類のタレを使い分けて、香ばしく仕上げているのが特徴。ごはんにもタレがしっかりと染み込んでいて料理人自慢の卵焼きも味わえる贅沢なメニュー。

土曜日は、開いたうなぎを半分に切らずそのまま焼き上げて並べる、見た目も豪華な「いかだ」が登場。うなぎ好きは見逃せない！

また、テイクアウト以外にも配送（5,000円以上/要エリア問合せ）やうなぎ真空パックの通販も行っている。

■店舗情報
店名：うなぎ割烹 大江戸
住所：東京都中央区日本橋本町4-7-10
電話：03-3241-3838

■テイクアウトの営業時間
月曜～土曜　11：00～20：00（L.O.19：30）
定休日：日曜・祝日

■テイクアウトメニューの内容
＜平日＞
「うなぎ弁当 ふみづき」（2,600円）
「うなぎ折弁当 ながつき」（4,200円）
「うなぎ折弁当 しもづき」（5,100円）
「うなぎ焼鳥玉子焼弁当（三色弁当）」（2,600円）
「焼鳥弁当」（1,350円）
「焼き鳥玉子焼弁当（二色弁当）」（1,350円）
「大江戸 彩（いろどり）弁当「イ」」（3,700円）
「大江戸 彩（いろどり）弁当「ロ」」（3,700円）
「うまき　一人前」　（1,800円）
＜土曜日限定＞
「うなぎ弁当　ふみづき」（2,600円）
「うなぎ折弁当 さつき 2本いかだ」（4,600円）
「うなぎ折弁当 きさらぎ 2本いかだ」（5,700円）
※価格はすべて税抜き

■購入方法
事前予約推奨。店頭での直接オーダーもOKですが、電話で先に受け取り時間を伝えておくと、できたてをスムーズに受け取れます。クレジットカード使用可

オーナーの出身国であるウズベキスタン料理や、世界三大料理の一つであるトルコ料理が楽しめる『ALOHIDDIN（アロヒディン）』。

ふだんなかなか食べられない、中央アジアの料理をリーズナブルな価格でいただくことができる稀有なお店だ。どこか懐かしく感じるやさしい味わいと、珍しいワイン、そして異国情緒あふれる雰囲気に魅了される。

テイクアウトでは、トルコのおふくろの味、トルコのソウルフードとも呼ばれている料理「クルファスリエ」（写真上・左）などを用意。白いんげん豆をトマトで煮込んでいる優しい味わいに気持ちがほっこり。これにご飯がセットになって400円とは驚きの価格。

また、これまで夜のメニューだったサラダやおつまみなどもテイクアウト可能。「フィンチョーザサラダ」や「マルコフチャ」、「カプースタサラダ」などはウズベキスタンの酢を使っているので現地のバサールの味を楽しめる。この機会に異国の味に触れてみては？

■店舗情報
店名：Alohiddin（アロヒディン）日本橋店
住所：東京都中央区日本橋2-16-4
電話：03-3271-0221

■テイクアウトの営業時間
11：00～14：00、17：00～20：00
定休日：日曜
※八丁堀店は休業中、テイクアウトは日本橋店のみ

■テイクアウトメニューの内容
ランチ「A トルコ風マメ煮込み」（400円）
ランチ「B ハニーマスタードチキン」（600円）
ランチ「C ムサカ（牛ひき肉）」（600円）
「フィンチョーザサラダ」（400円）
「グレーチカサラダ」（500円）
「クスクスサラダ」（500円）
「トルコ産オリーブ＆チーズ」（500円）
「マルコフチャ」（400円）
「トマト＆フェタチーズ」（500円）
「カプースタサラダ」（400円）
※価格はすべて税込み

■購入方法
店舗受け取り（複数購入時は電話での事前予約が便利）
※詳細はSNSをご確認ください

東神田の人気店『あそび割烹 さん葉か（さんばか）』の2号店としてオープンした、人形町『炭手前 鷽（すみてまえ うそ）』。

炭火を縦横無尽に使いこなす驚きの調理法や、つながりのある全国の生産者から直送される無農薬の露地野菜、また宮崎県の秘境・椎葉村から送られてくる珍しい食材など、さまざまな魅力にあふれ、訪れる人の心を離さない割烹料理店だ。

テイクアウトは東神田の『さん葉か（さんばか）』で受け取ることになるが、12:30と18:00の2回は『鷽（うそ）』での受け渡しも可能（1週間ごとのローテーション営業／要確認）。

写真は「オードブルセット」（3,000円）。自慢の食材を使い、一つひとつ丁寧に仕上げられている料理は見た目も華やか。元気をもらえそうなメニューだ。

数量限定の「お昼の日替わり弁当」は長崎の五島列島の魚や薩摩の若鶏、宮崎県椎葉村の原木椎茸など全国各地のこだわり食材が詰まったお弁当。毎日変わるので最新メニューはSNSで確認を。

■店舗情報
店名：鷽（すみてまえ うそ）
住所：東京都中央区日本橋蛎殻町1-8-4
電話：090-1650-8220

■テイクアウトの営業時間
12:00～19:00（電話対応11:00～18:00）

■テイクアウトメニューの内容
「お昼の日替わり弁当」（980円）　
「おつまみセット」（1,200円）　　
「オードブルセット」（2～3人前／3,000円）
「特製料理セット」（5,000円）
※価格はすべて税抜き

■購入方法
事前予約推奨。当日オーダーもOKですが20～30分かかるので、早めの電話注文がおススメ

茅場町にある『L’ottocento（ロットチェント）』はすべての店舗で軒並み高い評価を受けるイタリアンレストランを展開するサローネグループの店。

イタリアの各地方で愛されている伝統料理を現地さながらのスタイルで供する、高級レストランのクオリティながら、ビストロよりリーズナブルなプライスで楽しめる日常遣いのイタリアンだ。

テイクアウトメニューのひとつ「辛めのアラビアータ」（写真上／1,000円）は、唐辛子、トマトソース、ニンニク、イタリアンパセリを使ったスパイシーなパスタ。自慢の麺との相性も抜群。

人気の「ゴルゴンゾーラのやみつきムース」（700円）はクルミに栗の花のはちみつをかけ、黒コショウのピリッとしたアクセントがきいている、まさにやみつきになるムース。

そのほか、伝統のトマトソースパスタを自宅で簡単に作れるセットやオムレツ、パテ、サラダといった単品メニューも充実。家飲みにぴったりな自社ワイナリーのワインも揃っているのでおつまみメニューと組み合わせて購入するのも楽しい。エリア限定で自社デリバリーも実施している。

■店舗情報
店名：L’ottocento（ロットチェント）
住所：東京都中央区日本橋小網町11-9 ザ・パークレックス小網町第2ビル1F
電話番号：03-6231-0831

■テイクアウトの営業時間
11:30～14:30、17:30～20:00
定休日：なし

■テイクアウトメニューの内容
「クルクル人参サラダ」（400円）
「大人のレバーパテ」（500円）
「ハイカロリーサラダ」（600円）
「ゴルゴンゾーラのやみつきムース」（700円）
「神戸風ジャガイモのロースト」（700円）
「辛めのアラビアータ」（1,000円）
「エビリゾ500％」（1,200円）
「黄色いイワシのソース」（1,600円）
「ぶつ切りハラミのロースト」（2,000円）
※価格はすべて税込み

■購入方法
店舗受け取り（電話での事前予約を推奨。特にぶつ切りハラミのローストはお渡しまでに1時間ほどかかるので事前予約を）

東日本橋にある『mille（ミル）』は都内屈指のフレンチや本場フランスで腕を磨いた千葉稔生シェフがひとりで切り盛りするビストロ。

ミシュラン星付きの店で修業した、フレンチの基礎をしっかりと踏まえた料理は味はもちろん見た目も美しい。突き出しから前菜、メインまでゆっくりと時間をかけて味わえるのはもちろん、ふらりと立ち寄ってワイン1杯だけ楽しむこともできるのでリピーターも多い。

「フレンチ総菜盛り合わせ」（写真上・左）は小（2,000円）と大（3,500円）の2種類を用意。ハム、マリネ、パテ、サーモンといった人気の総菜約8品が色とりどりにバランスよく入っている。
　
「若鳥もも肉とキノコのクリーム煮込み」（写真上・右／1,000円）は真空パックでの提供。温めてお皿に盛るだけでいつもの食卓がフレンチレストランに。家庭ではなかなか出せない奥深いプロの味を楽しめるのでお気に入りのワインとともに非日常を味わってみては？

■店舗情報
店名：mille（ミル）
住所：東京都中央区東日本橋2-8-1 ケインズ東日本橋1F
電話：03-5829-8138

■テイクアウトの営業時間
水曜～土曜
12：00～14：00（売り切れ終了）、17：00～20：00

■テイクアウトメニューの内容
「フレンチ総菜盛り合わせ小」（1～2人前／2,000円）
「フレンチ総菜盛り合わせ大」（2～3人前／3,500円）
「豚バラとヒヨコ豆のシェリービネガー煮込み」（1,000円）
「若鳥もも肉とキノコのクリーム煮込み」（1,000円）
「桜えびと菜の花のキッシュ」（700円）
「玉ねぎとベーコンのファーブルトン（3ケ）」（500円）
「マカロンショコラ（4ケ）」（500円）
※価格はすべて税込み、内容は随時更新

■購入方法
事前予約推奨。店頭での直接オーダーもOKですが、電話で先に受け取り時間を伝えておくと、できたてをスムーズに受け取れます

今回、紹介した料理はどれも作り手の心がこもったものばかり。きっと食べる人へのエールにもなるはず。今こそ、あなたの家の食卓をもっと豊かにしてみてはいかがでしょうか。

＞＞「銀座エリア」のテイクアウト情報はこちら

取材執筆協力：岩科蓮花