飲食人のおいしい「テイクアウト」が笑顔を作る！
ふれあい、語らい、同じ空間で同じ食べ物を共有する「コミュニケーション」が、ほんの２ヶ月位で奪われてしまった。
そしていつしかマスクをして人となるべく距離をとり、そそくさと要件だけを済ませることが当たり前になってしまった。楽しいことをしている人を疎ましくも思うようになってしまった。
人の心が、荒み始めている。
そんな中、どうにかして人が人として、笑顔を持ち続けられるよう頑張ってくれている人達がいる。
それが、飲食人だ。
「美味しいものは人を幸せにする力がある。」
そう信じて、彼らは今日も美味しい料理を作り続けている。
こんなときだからこそ、お持ち帰りやデリバリーで美味しいものを食べて一瞬でも笑顔を取り戻してほしい。
口福こそがお家にいることの支えになれると信じて作ってくれている素敵なお店、その料理の数々を、今回も肉マイスター的視点から紹介していきます。
アンジャッシュ渡部建さんも大絶賛！『焼鶏ひらこ』の「たまごサンド」
西麻布の星条旗通りから一本奥に入った路地にある隠れ家的焼鳥店『焼鶏ひらこ』。ここは、宮崎県小林市で飛来幸地鶏（ひらこじどり）という地鶏を生産する生産者自らがその地鶏を提供するお店として2019年４月にオープンさせた焼鳥店。
串に刺さない焼鳥、いや焼鶏。ひと口の部位に合わせてマリアージュを提案するそのスタイル、その変態的こだわりから一躍大人気店に成長。もちろん鶏もずば抜けて美味しいのだがこの飛来幸地鶏の卵がまた実に素晴らしく、コースの中で提供する「卵かけご飯」や飛来幸地鶏とそのガラでとったスープとともに作る「親子孫丼」も大人気となった。
そんな中、裏メニューとしてたまに提供されていた「究極のたまごサンド」（写真上）がこの度テイクアウト、デリバリー用に商品化されるやいなや、口コミだけで予約が殺到し、あの芸能界のグルメ王ことアンジャッシュ渡部建さんも自身のYOUTUBEにて大絶賛。
値段は4カットで1,800円と決して安いものではないが、この卵の量を見れば一目瞭然！ なかなかのボリュームだし２切れでも大満足だが、これが軽くて全く手が止まらない。卵自体の美味しさがここまで全面に出てくるたまごサンドが今まであっただろうか？ 美味しすぎて危険な「自粛知らず」の究極のたまごサンドは歴史に残る味わいと言えるだろう。
またお店の大人気メニュー「親子孫丼」（写真上）も持ち帰り、デリバリー用に商品化。貴重な地鶏を卵、鶏肉、ガラスープとフルに贅沢に使った豊かな味わいで口福の極みを感じていただける逸品だ。
▼店舗情報
店名：焼鶏ひらこ
住所：東京都港区西麻布1-5-23 東ビル 1F
電話：03-5843-1790
▼テイクアウトメニュー
親子孫丼（飛来幸地鶏、その玉子、そのガラスープで作る至高の親子丼） 2,800円
究極の卵サンド 1,800円
▼ご注文方法
①お電話にて。ご注文は前日までにお願いいたします。
090-5388-3337
※お受渡しは12時〜18時
※当日も状況により対応可能ですが、当日の最終受付は15時まで
②お名前、電話番号を教えてください。
③ご注文個数を申し付けください。
※ご注文が多い場合は少しお時間を頂戴する場合がございます
④お支払い方法は現金のみとなります。
⑤内容にお間違えないよう、ご注文内容を確認いたしますのでご協力ください
すごいのはコスパだけじゃない！『白金高輪ぶち』の「炙りとろラム重弁当」と「瓦そば」
白金高輪駅の出口の目の前にある『白金高輪ぶち』。こちらは山口県下関市出身でミュージシャンの兄、飲食叩き上げの弟の二人兄弟が営む下関料理と下関の地酒を楽しめる特色のある居酒屋として人気を博している。同店では、看板メニューである山口県名物の瓦そばを自宅でも楽しめるようにと「おうちde瓦そば・1人前セット」をなんと1,000円（税込）で販売している。
自家製の生茶そば、タレ、付け合せの肉、錦糸卵、ネギ、レモン、もみじおろしまですべて個別パックにする徹底したこだわりぶりを1,000円で持ち帰れる。また地方発送も受け付けているとのこと、これは利用しない手はない。
また瓦そばはお店では焼いた瓦の上に麺を乗せて焼き付けてそのまま提供というオリジナルスタイルだが、おうちでは例えばホットプレートの上で、家族でやってみたりフライパンで焼いたり、あるいはよりヘルシーに「焼かない」という選択肢も可能だ。
そしてこの店の商品で最も驚愕なのはこちら「炙りとろラム重」（写真上）。値段がなんと末広がりの888円!!! サラダが付いて、しかも税込みなのである！
炙りラムは香ばしさとやわらかさが共存する絶妙の火入れ、ほのかに山椒感じるラムそぼろはこれだけでご飯がすすむほど。ラムにありがちな臭さは全く感じられずにラムならではの美味しさはちゃんと感じる見事な出来栄え。付け合せのサラダは春菊と塩昆布の塩梅に自家製のレモンドレッシングの爽やかさがなんとも後を引く。
「瓦そば」、「炙りとろラム重」にしても感じるのは絶妙の塩梅と店主たちの心意気だ。何かと暗くなりがちな状況の中であっても少しでも笑顔になってほしいというそれを感じられるのが食べる側にとって何よりも嬉しい。
▼店舗情報
店名：白金高輪 ぶち
住所：東京都港区高輪1-3-20 山本コーポ1F
電話：050-3461-6231
▼メニューのご確認はこちら
https://www.instagram.com/buchi_store
▼テイクアウト情報
11時30分〜15時(最終受付14時30分)
17時〜20時30分(最終受付20時)
※現金／ペイペイのみとなります
※ご予約いただくと受け渡しがスムーズです。
※数に限りがございます、予めご了承下さいませ。
※お持ち帰りのご予約はお電話（080-9687-1415）、またはInstagramからダイレクトメッセージで下記の内容をご連絡下さい
①お名前
②商品名、個数
③お受取のお日にち、お時間
▼『白金高輪ぶち』のInstagram
https://www.instagram.com/shirokane_takanawa_buchi
ウルグアイ産「100％グラスフェッドビーフのロースト」をご家庭で！
ウルグアイは国土の88％が草原で、 牛が育つには最適な環境を備えており、人口330万人に対しその4倍の数の牛が生産されている。牛１頭につきサッカーコート２面分の牧草地が与えられ、のびのびと飼育。抗生物質を使わずトレーサビリティも99.9％以上と安全面も抜かりない。
肉質の特徴はなんといっても芳醇な赤身で、マメ科の上質な牧草のみを食べて育った100％グラスフェッドビーフはいわゆるサシが少なく、成長ホルモンを使っていないため牛自体が小ぶりで、その分うまみが凝縮。いま最も注目すべき輸入牛ではないだろうか。
そのフィレ肉のいいところを惜しげもなく使い丁寧にローストしたのが渋谷にできたワインレストラン『miyajiarai（ミヤヂアライ）』のウルグアイ牧草牛フィレ肉のロースト。250ｇ4,129円（税別）とフィレ肉のローストとしてはかなりリーズナブルで、250g単位でのオーダーカットも可能とのこと。
また、こちらのレストランの店主、宮地英典さんはワイン輸入会社も経営しているためこのお肉にピッタリのワインもセレクトし購入することも可能。地方発送も対応しているので、ぜひワインとお肉のペアリングも楽しみたい。
▼店舗情報
店名：miyajiarai
住所：東京都渋谷区渋谷2-2-4青山アルコーブ202
電話：090-1691-9223
▼テイクアウトメニュー
・ロゼスプマンテＮＶ/リドルフィ（4本セット） 10,000円（税抜）＊自慢のハウススパークリング。もちろん自社輸入。トスカーナ、モンタルチーノのサンジョベーゼの辛口スパークリング！
・バローロ2015/レベルディート（4本セット） 通常価格20,000円 ⇒ 特別価格15,000円（税抜）＊ウルグアイビーフに大樽の赤ワインを！
・フランスワイン（6本セット） 18,000円（税抜）＊泡：シャンパーニュ1本／白：ブルゴーニュシャルドネ1本／ロワールソーヴィニヨンブラン1本／赤：ブルゴーニュ1本、ボルドー1本、南仏orコルス1本
※その他1本から発送できるワインも（フランスやオセアニア、アメリカなどなど）ございますのでお気軽にご要望をお伝えください。
※ワインの送料は（1個口）1,000（税抜）円。12本以上無料となります。
・ウルグアイ牧草牛フィレ肉のロースト 送料（1個口）800円（税別）※自社配送、発送どちらも同額となります。
▼購入方法
miyaji@wine-communicate.comにて購入（名前、住所、電話番号、メールアドレス、商品数量）、または電話（090-1691-9223／宮地）にてお願い致します
※請求はsquare決済サービスより（ワインコミュニケイト名にて)クレジットカード決済のメールを送らせていただきます
松阪牛を東京に持ってきた老舗牛肉卸店が作る究極の肉づくし！
大正13年創業、あの松阪牛を東京に持ってきてブランディングをしたというレジェンド的な存在であり、日本最大規模の和牛の市場である東京食肉市場の仲卸として名だたるお店に最上級の和牛を卸している『吉澤畜産』が営む『すき焼き・しゃぶしゃぶ・割烹 銀座吉澤』。
こちらの店では、肉質・脂質はもちろん、血統・飼育法にまでこだわった松阪牛をはじめとする銘柄牛の中から「これだ！」と納得のいく雌牛のみを一頭丸ごと購入し、しかも最高の目利きで選び抜かれた牛肉を骨付きのまま水冷式の冷蔵庫で昔ながらの方法で毎日目を配りながらじっくり熟成している。まさに食べ頃の最高の状態で、伝統的な和室の個室で熟練したスタッフが提供してくれる日本が誇る肉処である。
もともと精肉販売や仕出し弁当も行っており、特に「すきやき弁当」（3,500円）のクオリティは他の店がどう逆立ちしても勝てない圧倒的なコスパとクオリティを誇っていたのだが、この度、そのすき焼きを含めた四種の味わいが堪能できる贅を尽くした、その名も「肉づくし詰合せ」（写真下）が爆誕した！
その内容は……、まずは『銀座吉澤』の看板料理であるすき焼き。さらに肉と割下のうまみの染みた白滝と玉ネギも一緒に。また厳選和牛の本来のうまみをストレートにお楽しみ頂けるサーロインステーキ！ さらにお昼の季節限定メニューで独自のたれともろ味噌で漬け焼した上品な逸品・牛もろみ焼、そして、なんと黒毛和牛の肉感とジューシーさが半端ないランチの人気メニューであるハンバーグ吉澤特製（デミグラスソース付）まで入ってお値段なんと8,800円！ 肉好きなら一度は食べねばならないマストアイテムといえるだろう。
また、なんと松阪牛のA5ランクの肉が入っているにもかかわらず、3年も常温保存可能な非常食にもなる缶詰になったハンバーグ、その名も「缶バーグ」（900円・税別）なる新商品まで開発するなど、老舗ながら攻めの姿勢が素敵すぎ！ ぜひ『銀座吉澤』へ。
▼店舗情報
店名：銀座吉澤
住所：東京都中央区銀座3-9-19３
電話；03-3542-2981（飲食部）
電話：03-3542-2983（精肉部）
FAX：03-3542-2984
▼購入方法
注文時間は基本15時まで。それ以降は店舗までお問い合わせ。受け取りにつきましては18時まで可能
3年連続ビブグルマン獲得の希少部位とんかつがテイクアウトで！
とんかつ激戦区・高田馬場に2017年1月にオープンした『とんかつ ひなた』は甘い脂、淡泊でもしっかりとしたうまみの赤身、やわらかな上品な肉質が特徴で、その名の通り漢方を餌に配合して育てた山形の「漢方三元豚豚」と、コクのある濃厚な赤身にあっさりとした脂身、ギュッと詰まったと締まりある肉質に美味しさを感じる鹿児島の「六白黒豚」をメインに使用しているとんかつ店。
ヒレ、ロースだけでなく、いちぼ、ランプ、しきんぼなど焼肉屋さんでしか聞かないような希少部位もとんかつとして食べることができ、またその希少部位を食べ比べることができる食べ比べコース（夜のみ）などを考案したとんかつ界のエポックメーカーだ。また開店初年度から3年連続『ミシュランガイド東京』にビブグルマンとして掲載され、名実ともに都内最強クラスといって間違いない名店である。
なんとこちらの特リブロースやひれかつ、ランプなどほぼすべてのメニュー（カレー以外）がテイクアウト可能。「ひれかつサンド」「メンチカかつサンド」（それぞれ1,500円）もジューシーさあふれるカツサンドとして手土産にも大変喜ばれている。
「とんかつはご馳走だ」「とんかつは蒸し料理である」と、こだわり抜いたとんかつの味をおうちで食べることができるのはこの上ない幸せではなかろうか。
▼店舗情報
店名：とんかつ ひなた
住所：東京都新宿区高田馬場2-13-9 鈴木ビル1F
電話：03-6380-2424
▼テイクアウトメニュー
＜漢方三元豚メニュー＞
ひなたのひれかつサンド 1,500円
ひなたのメンチかつサンド 1,500円
ロースかつ弁当（130g）1,300円
上リブロースかつ弁当（250g） 2,600円
上ヒレかつ弁当（140g） 2,700円
らんぷ弁当（希少部位）(180g) 1,850円
肩ロースかつ弁当（200g） 1,850円
特選ロースかつ弁当（190g） 2,900円
特選ヒレかつ弁当（140g） 3,600円
＜六白黒豚メニュー＞
ロースかつ弁当（130g）1,300円
上ロースかつ弁当（190g） 1,850円
上リブロースかつ弁当（250g） 2,600円
上ヒレかつ弁当（140g） 2,700円
※価格は全て税込みです
▼テイクアウト情報
営業時間：月～土、11:00～14:30(L.O.)、17:00～19:30(L.O.)、20:00閉店
※テイクアウト以外の通常営業も、上記と同じ時間
※当面の間は、20時閉店とさせていただきます。祝日は営業
定休日：日曜