一人で飲みたい日も仲間と飲みたい日も、下北沢のおしゃれ居酒屋まとめ
仕事帰りに一人でサクッと飲む時間はリフレッシュになるし、みんなとワイワイ飲むのも楽しい。そんなお酒好きな人は、新しい居酒屋やワイン酒場などを開拓すること自体大好きなはず。
行くたびに注文したくなるほどおいしい料理があるお店、他店ではなかなか飲むことができないお酒がオンリストしているお店など、行きつけが増えればそのぶん、居酒屋に通う楽しみも倍増するもの。
そこで本稿では、下北沢エリアの厳選「居酒屋」を幅広いラインナップで紹介。家庭的な味に癒されたい日にぴったりな一軒から、特別な気分に酔いしれたい日にぴったりの一軒までお届けしよう。
【1】「熟成料理」を極めて12年!肉食系ビストロ『下北沢熟成室』
『下北沢熟成室』はその名の通り、”熟成料理”にこだわるレストラン。熟成肉ブームよりもずっと前から”熟成料理”を追求し続け、下北沢界隈では有名な肉系ビストロだ。
料理のコンセプトは「寝かせることで旨味が増し味が熟れる」というもの。パテやサラミ、ベーコンやリエットなどのシャルキュトリーを豊富にラインナップしており、夜の時間帯に訪れたら、野菜の前菜3種と肉の前菜4種で構成される「あとはメインを選ぶだけ。コース」(1人前1,800円)をぜひ注文してほしい。
コースの前菜のひとつ「お肉の前菜」(写真上)は、10種類の自家製シャルキュトリー(パテやテリーヌなどの食肉加工品の総称)の中から4種類を選ぶことができる人気メニューだ。
また、「岩手県産 田村牧場より『一ヶ月吊るし熟成牛』 赤身『カタサンカク』のステーキ・フリット」(写真上)は、時期により部位は異なるが、『下北沢熟成室』の名物料理。岩手県「田村牧場」で飼育された短角牛を、食肉市場として知られる芝浦の倉庫で一ヶ月吊るして熟成。表面に焼き目をつけてからゆっくり火入れしてステーキにしている。
自然派ワインも常時約70種を用意しており、それぞれの料理に合うようペアリングも提案してくれるので、ぜひお気に入りのワインを探したい。
季節ごとに入れ替わるメニューを自然派ワインとともに味わえば、まさに至福のひと時。ぜひ予約して訪れたい一軒だ。
肉ナリ焼クナリ
- 電話番号
- 050-5487-1819
(お問合わせの際はぐるなびを見たというとスムーズです。)
- 営業時間
- 月・水~日
ディナー 17:00~23:00
(L.O.22:30)
- 定休日
- 月曜日
※祝日の場合は翌火曜
※本記事に掲載された情報は、取材日時点のものです。
※電話番号、営業時間、定休日、メニュー、価格など店舗情報については変更する場合がございますので、店舗にご確認ください。
【2】しゃぶしゃぶもコロッケもウニ尽くし! ウニ好き必訪の『下北沢うに酒場』
大好きなウニを思う存分食べたい! という人にぴったりの居酒屋が、『下北沢うに酒場』。メニューはとにかくウニ尽くし。しかも、特別なルートで水産会社から仕入れているため、ハイクオリティでありながらリーゾナブルなのも特徴だ。
同店を訪れたらまず注文したいのが、「うにの食べ比べ」(写真上)。ミョウバン不使用の無添加北海道産ムラサキウニや、昔ながらの青森県産バフンウニなどを、2種盛りまたは3種類盛りで楽しめる。
ユニークな料理名の「うにと海老の大喧嘩」(写真上・左)は、背中を開いたエビにたっぷりとウニを乗せて炙った贅沢な一品。練りウニのペーストをふんだんに混ぜ込んだ濃厚ベシャメルソースを使った「うにのコロッケ」(同・右)は、サクサクの衣を割って、黄金色のソースがとろ~りとろけるさまも目でも堪能してほしい。
極めつけは、ウニを溶け込ませた秘伝のスープに、野菜や海鮮をくぐらせていただく「うにしゃぶ」(写真上)。このうえなく贅沢なスープに、刺身でも食べられるほどの新鮮な魚介をくぐらせる高揚感で、どんどんお酒も進みそうだ。
ワインとも日本酒とも相性がいいウニが主役なら、お酒の好みが異なる仲間との夕食にもうってつけ。
下北沢 うに酒場 カジュアル雲丹料理
- 電話番号
- 050-3491-0353
- 営業時間
- ディナー:17:30~23:00(L.O.22:00、ドリンクL.O.22:30)(お客様の入り状況、またはイベントにより、延長営業(または短縮営業)する場合がございます。)
- 定休日
- 不定休日あり
※本記事に掲載された情報は、取材日時点のものです。
※電話番号、営業時間、定休日、メニュー、価格など店舗情報については変更する場合がございますので、店舗にご確認ください。
【3】チーママとの会話込みで楽しみたい! スナックスタイルの『ダミアン ワインスナック』
下北沢の人気ビストロ『abill(アビル)』がオープンした『DAMIAN –Wine Snack-(ダミアン ワインスナック)』は、男女各1名の“チーママ”が店に立つスナックスタイルのワイン酒場。ワインは常時12種類以上がグラスで用意されており、赤、白、泡を、ママのおすすめから好みのものを選ぶのが楽しい。
お通しのポップコーン(写真上・左)はママの手作り。上質なバターをたっぷり使って、オープン直前に作っているため、早い時間の入店なら出来立てを食べられるのがうれしい。
フードは、世田谷区のチーズ専門店『LAMMAS(ランマス)』から仕入れたチーズのほか、『アビル』の人気メニューも楽しめる。中でも人気の「オニオングラタンスープ」(写真上・左)は、焼き上がりまで時間を要すので、早めに注文するのがおすすめだ。
おもしろいのが、ワインとの相性も考えて作られている「本日のシメ茶漬」(同・右)。内容は仕入れによって変わるが、こちらはカツオをだし醤油で漬けにした一杯。だし醤油のうまみは、実は、自然派ワイン特有のだしのようなうまみと相性抜群。「こんなマリアージュが成立するなんて!」と驚かされること必至だ。
もちろん、どの一杯が合うかは、ママのアドバイスを受けるのがおすすめ。コミュニケーションごと楽しめるから、一人で訪れても大満足できる一軒だ。
Damian -Wine Snack-
- 電話番号
- 03-6805-2775
- 営業時間
- 19:00~翌3:00
- 定休日
- 火曜
※本記事に掲載された情報は、取材日時点のものです。
※電話番号、営業時間、定休日、メニュー、価格など店舗情報については変更する場合がございますので、店舗にご確認ください。
【4】1皿500円のシャルキュトリーなどお手軽メニューを楽しむ『胃袋にズキュン』
女性一人でも気軽にふらりと入れる、アットホームな店構えの居酒屋風ビストロ『胃袋にズキュン』。『下北沢熟成室』や『カレーの惑星』といった人気店を営む「株式会社ヒネル」が、「胃袋に直球で届く、食べてすぐにおいしいと感じてもらえる料理を提供したい」という想いを体現するためにオープンした居酒屋風ビストロだ。
同店の料理は、見た目も調理法もシンプルそのもので、オーナーシェフの福家征起(まさき)さんがフランスホームステイ時代の思い出の味をアレンジしたものも少なくない。
必食は、50種類以上のレパートリーがあるというシャルキュトリー。豚肉と鶏の白レバーを2週間ほど熟成させたパテをはじめとするバラエティ豊かな内容で、いずれも1皿500円で提供している。グループで楽しむなら、「とてもズキュンな3種盛り」(写真上)がおすすめだ。
メインディッシュからは、米沢牛の新鮮な内臓を2回ほど茹でこぼした後、黒胡椒をきかせたトマトソースとともに3時間ほど煮込み、さらに2~3日寝かせて作っている「米沢牛 ギアラとハチの巣の黒こしょう煮込み」(写真上)をご紹介。
自然派ワインはもちろん、無ろ過自然酒やクラフトビール、自家製酒のサワーなどドリンクの品ぞろえも豊富なので、その日の気分でいろんなマリアージュを楽しんでほしい。
胃袋にズキュン
- 電話番号
- 03-6804-9885
- 営業時間
- 平日 〈ランチ〉12:00~15:00、〈ディナー〉18:00~24:00、土・日・祝 〈ランチ〉11:30~15:00、〈カフェ&ビール〉15:00~17:00、〈ディナー〉17:00~24:00
- 定休日
- 火曜、水曜のランチ
※本記事に掲載された情報は、取材日時点のものです。
※電話番号、営業時間、定休日、メニュー、価格など店舗情報については変更する場合がございますので、店舗にご確認ください。
【5】フード持ち込みOK!クラフトビール量り売り『タップ&グロウラー』
全国のブルワリー直仕入れの樽生クラフトビール16~18種類の有料テイスティングを楽しめる、クラフトビール量り売り専門店『TAP&GROWLER(タップ&グロウラー)』。
フルーティな香りの中にスパイシーさが感じられる「みちのく福島路ビール Weizen」(写真上・左)、ヨーロッパ産麦芽をベースに山田錦をブレンドした、日本酒好きも納得の「大山Gビール 八郷」(同・右)など、ビールのラインナップは幅広い。
牡蠣を殻ごと入れて醸造した、磯の香りがほのかに感じられる「いわて蔵ビール 三陸牡蠣のスタウト」など珍しい一杯と出逢えるのもビール好きにはたまらない。
ビールは店内で購入したボトルに詰めて持ち帰りも可能。ボトルは何度でも洗って使用できるというから何度も通いたくなるのも必至だろう。
なお、フードはナッツ程度の用意だが、持ち込み自由。駅からの道中に立地する唐揚げ店や焼鳥店などで料理を購入してもいいだろう。好きな料理に好きなビールを合わせることができるのだからむしろ好都合!
そう思う人もきっと多いはず。
TAP&GROWLER
- 電話番号
- 03-6416-8767
- 営業時間
- 平日18:00~24:00、土・日・祝日15:00~21:00
- 定休日
- 月曜
※本記事に掲載された情報は、取材日時点のものです。
※電話番号、営業時間、定休日、メニュー、価格など店舗情報については変更する場合がございますので、店舗にご確認ください。