絶対に外さない! 代々木上原エリアの「外さないビストロ」5選
グルメ通も夜な夜な通う街・代々木上原。とりわけ、自分のペースでゆっくりと、おいしい料理とお酒を楽しめるビストロは多彩にそろっている。
もちろん、大切な人と心地よい時間を満喫したいときにもうってつけ。いつまでも記憶に残るおいしいものをともに楽しめば、相手との絆が深まることも間違いなしだ。
そこで本稿では、代々木上原でおすすめのビストロを編集部が厳選してご紹介。様々なシーンで活用できるレストランをピックアップしてお届けしよう。
【1】新鮮な瀬戸内の鮮魚とおいしいワインを楽しみたい『アトリエ フジタ』
メディアも注目の有名店が多数存在する代々木上原は、東京でも有数のグルメタウン。多彩にそろう個性豊かなビストロの中からまず紹介するのは、瀬戸内の海鮮を使った料理とおいしい自然派ワイン、日本酒を楽しめる『アトリエ フジタ』。
オーナーシェフの藤田善平さんは岡山県出身。地元の魚屋から取り寄せた厳選食材、露地栽培の野菜などを使って、素材本来の味を最大限に引き出したメニューの数々を供している。
瀬戸内産の鮮魚を様々な調理法で楽しめる「刺身の盛合せ」(写真上)は、約一週間熟成させたキンメダイやタイ、レモン汁とともにセビーチェ風に和えたシマアジなど、その時季のおすすめ鮮魚を一皿で食べ比べできるメニューだ。
下処理を施して中骨を抜いて丸ごと揚げたフグ、ポテトと赤タマネギのソースの絶妙なバランスを楽しめる「フィッシュ&チップス」(写真上・左)は、手で尾びれを持って豪快にかぶりつくのも楽しい。
コンフィしたタコの頭と足の下にアリゴ風ポテトを敷いた「タコのコンフィ」(同・右)は、2~3時間かけて火入れした後、オリーブオイルでソテーしたタコの絶妙な歯ごたえが魅力だ。グリーンのソースの正体はニラ。うまみたっぷりのタコと爽やかなニラの組み合わせの妙はやみつきになりそう。
イタリアやフランスの自然派ワインを中心に、シェフの地元・岡山のワイナリーのものをはじめとする国産ワインも多彩にそろえているので、お酒とのマリアージュもご堪能あれ。
アトリエ フジタ
- 電話番号
- 050-5487-0697
(お問合わせの際はぐるなびを見たというとスムーズです。)
- 営業時間
- 17:30~24:00
- 定休日
- 不定休日あり
※本記事に掲載された情報は、取材日時点のものです。
※電話番号、営業時間、定休日、メニュー、価格など店舗情報については変更する場合がございますので、店舗にご確認ください。
【2】やわらかな炎に癒やされながら無農薬野菜とジビエに舌鼓!ビストロ『azer』
手作りの薪釜を厨房内に設置した『薪火グリルazer(アゼル)』は、ゆったりとした時間が流れる都会のオアシス。薪火を囲むテーブルの高さや椅子の座り心地も絶妙で居心地バツグン。何時間でも居続けたい・・・、誰もがそう思うビストロだ。
肉や魚を頼む前にまず注文したいのが、無農薬野菜をたっぷり楽しめる「蒸し野菜盛り」(写真上)。化学肥料無添加で育てた、えぐみや雑味ゼロの野菜を、塩コショウとオリーブオイルのみで味付けした、素材本来のおいしさを堪能できる一品だ。
薪火の有用性をフルに発揮させたのが、食肉料理人集団「ELEZO(エレゾ)」から取り寄せた赤身に塩・コショウとジュ(肉汁)で味付けした「蝦夷鹿ロース」(写真上・左)。表面をカリっと焼いた鹿肉は、肉汁がじゅわ~っと染み出すほどジューシーで香ばしさ満点。大分産の「なずなの塩」に星胡椒、ホースラディッシュを少し利かせるだけで肉の味がさらに際立つ。
肉と相性のいいワインはもちろん、国内クラフトビールも多彩にそろうほか、高知県産無農薬レモンと未精製砂糖を使って作る「自家製レモネード」などのノンアルコールドリンクも充実しているので、休肝日の利用も、お酒が苦手な人にも最適だ。
薪火グリルazer
- 電話番号
- 050-5488-3000
(お問合わせの際はぐるなびを見たというとスムーズです。)
- 営業時間
- 火~日
18:00~23:00
- 定休日
- 月曜日
第1火曜日、第3火曜日
※火曜日は不定休
※本記事に掲載された情報は、取材日時点のものです。
※電話番号、営業時間、定休日、メニュー、価格など店舗情報については変更する場合がございますので、店舗にご確認ください。
【3】がっつり食事も、飲んだ後に〆だけ食べるのも楽しい『36.5℃ kitchen』
「人の体温より少し温かい気持ちできてほしい」。そして「365日気軽に使ってほしい」。これら2つの想いを店名に込めた『36.5℃ kitchen』が目指すのは、“ビストロとレストランの中間”。オーナーシェフの宮本岳さんは、「高級レストランに行きたいけれど躊躇(ちゅうちょ)している人に、入口として使ってほしい」という。料理はフレンチが基本。コースの用意もあるが、アラカルトで好きなものを堪能するのが楽しいビストロだ。
同店の代表的な料理のひとつであるカプレーゼは、季節ごとにフルーツが異なる。写真上・左は、シャッキリとした食感の柿を使った「柿とモッツアレラのカプレーゼ」。ブルーチーズの塩味を隠し味にした生クリームソースが全体を見事にまとめた、見た目にも美しい一品だ。
メインディッシュの人気メニュー「鴨の低温ロースト バルサミコソース」(写真上・右)は、オーブンに3分入れた後、肉を休ませる工程を3~4回繰り返してジューシーに仕上げている。
〆に食べたいのは、「これだけを食べに来る人も多い」とシェフも太鼓判を押す「北海道産昆布とフルーツトマトのリゾット」(写真上)。刻んだ昆布を入れた生クリームにベーコンやトマトを加えて軽く炊いたリゾットは、濃厚なうまみと酸味がベストバランス。
飲んだ後の2軒目として、これだけ食べに行きたくなるのにも頷ける。
36.5℃ Kitchen
- 電話番号
- 03-5453-7002
- 営業時間
- 月~土 ディナー:18:00~24:00(L.O.23:30) 月~土 ランチ:12:00~15:00(L.O.14:30)
- 定休日
- 毎週日曜日
※本記事に掲載された情報は、取材日時点のものです。
※電話番号、営業時間、定休日、メニュー、価格など店舗情報については変更する場合がございますので、店舗にご確認ください。
【4】旬の料理と自然派ワインを満喫できる『サンカントサンク』
旬の料理と自然派ワインが楽しめる『メゾン サンカントサンク』。立ち飲みが楽しめる1階、カウンター席がメインの2階、ゆったりした席間のテーブル席で構成された3階と、店内は3フロアで構成され、様々なシーンに応じて使い分けできるビストロだ。
季節の食材をふんだんに使ったビストロ料理には、ハーブや香辛料がきいて香りも豊か。9割のお客がオーダーする「前菜の盛り合わせ」(写真上・左)は、定番と旬のメニューが約8品も盛り付けられた、見た目にも楽しい一皿。栄養バランスもばっちりで、身体のためにも毎日でも食べたくなる。
自家製ニョッキのもっちり食感を満喫できる「サルシッチャとそら豆の自家製ニョッキ」(写真上・左)は、サルシッチャのコクと塩味、唐辛子のアクセントが心地よく、ワインとの相性も相性にいい。
そう、ワインは手ごろな価格の自然派ワインが種類豊富にそろっているので、スタッフにおすすめを聞きながら楽しんでみて。
メゾンサンカントサンク
- 電話番号
- 03-5454-5631
- 営業時間
- 月~土 17:00~翌1:00(L.O.24:00)
- 定休日
- 月曜不定休、日曜定休(月曜が祝日の場合は日曜営業、翌月曜が振替休日)
※本記事に掲載された情報は、取材日時点のものです。
※電話番号、営業時間、定休日、メニュー、価格など店舗情報については変更する場合がございますので、店舗にご確認ください。
【5】個性が光る数々の料理を、にぎやかな店内でもテラス席でも楽しめる『AELU』
『メゾン サンカントサンク』を運営する会社の代表がオーナーを務める『AELU(アエル)』は、自然光がたっぷり入る広々とした店内のほか、テラス席でも開放的に食事を楽しめるフレンチビストロだ。
料理は、アイデアが光る逸品ぞろい。ウマズラハギの肝を日本酒で和えたソースを絡めた「ハギの肝和え」(写真上・左)は、自家製コリアンダーオイルやソラマメ、パクチーに彩られて爽やかな見た目に。鮮やかな赤い食材がプレートを彩る「カツオ、ビーツ、ラズベリー」(同・右)は、肉厚なカツオを甘みあるビーツ、酸味のきいたラズベリーと合わせたユニークな一品。
ワインは、赤、白、ロゼ、泡ともに珍しい品を豊富にそろえているほか、自家製の梅シロップを使ったサイダーやブルックリン産のハーブティなども多彩にラインナップ。また、ワインの生産者を招いて試飲会やパーティを開催することもあるので、ワイン好きな人はぜひチェックしてみてはいかが?
AELU (アエル)
- 電話番号
- 03-5738-8068
- 営業時間
- Gallery : 11:00~19:00 Bistro : 18:00~25:00(L.O.24:00)
- 定休日
- 日曜日(ギャラリーは無休)
※本記事に掲載された情報は、取材日時点のものです。
※電話番号、営業時間、定休日、メニュー、価格など店舗情報については変更する場合がございますので、店舗にご確認ください。