銀座の注目イタリア料理店まとめ
大人の街・銀座でイタリアンを食べるなら、いつもよりちょっと贅沢な雰囲気で美味しいイタリア料理を食べたいというのが正直なところ。そこで本稿では、パートナーとの食事はもちろん、異性の友だちとの気軽なデートや女子会にぴったりの、こだわりいっぱいの銀座のイタリア料理店を紹介しよう。
【1】イタリアンを食べて日本食材のおいしさを再発見できる『いぞら』
銀座・コリドー街の路地裏に店を構えるイタリアン『いぞら』は、遠目にも見える大きな提灯が目印。外壁は白木の引き戸、店内には歌川国芳の「金魚シリーズ」の金魚たちがあしらわれ、まるで和食店のような店構えであるが、ベースとなっているのはイタリアンだ。
しかし、一見イタリアンでありながら、使用する食材を和の食材に置き換えているのが大きな特徴。
茹でたアスパラガスにポーチドエッグとチーズをのせ、アンチョビとケイパーを添える「アスパラガスのビスマルク風」は、ケイパーの代わりに和歌山県有田川町産ブドウ山椒、アンチョビの代わりに白醤油を使用した「佐賀県産ホワイトアスパラと比内地鶏卵のビスマルク風 有田ぶどう山椒と白醤油のバターソース」(写真上)として登場。
ブドウ山椒の爽やかな香りと、白醤油のやさしいうまみによって、どこかほっとする味わいに仕上がっている。
ナポリ風ピッツァにも、和素材をふんだんに使用。「広島産牡蠣と紀州南高梅肉のピッツァ、青紫蘇のジェノベーゼ」(写真上・左)は、牡蠣のうまみ、南高梅のまろやかさ、青じその爽やかさが三位一体となって口の中に広がる幸せを噛みしめられる一品。
「富山湾産ホタルイカと能登魚醤、根ぜりのスパゲッティ」(写真上・右)は、甘みと香りが凝縮した根ぜりのシャキシャキとした食感も楽しい。味付けには、毎朝店で引いているマグロ節のだしを使用。和食店さながらの丁寧な仕込みによって、和の風味郁パスタに仕上がっている。
「日本人の感性に合った新しいイタリアンを創造していきたい」というシェフの想いが詰まった『いぞら』でなら、唯一無二の体験ができること間違いなし。いますぐ予約してみよう。
いぞら
- 電話番号
- 03-5537-7371
- 営業時間
- 11:30~22:00(L.O.21:00)
- 定休日
- 不定休日あり 年末年始(2019年12月30日~2020年1月3日)
※本記事に掲載された情報は、取材日時点のものです。
※電話番号、営業時間、定休日、メニュー、価格など店舗情報については変更する場合がございますので、店舗にご確認ください。
【2】美容と健康にアプローチできる『ジャッジョーロ銀座』
カウンター8席、テーブル24席の広々とした空間に多彩な層のお客が集う『ジャッジョーロ銀座』。「ハーブや薬草といった自然の力を活用して心身を癒やす」というコンセプトでメニュー展開しているイタリアンだ。
癒しのパワーがたっぷり詰まった「15種類のハーブサラダ」(写真上)は、ミズナ、ルッコラ、ディル、レッドアジアンマスタード、デトロイト、ミントなど、いろとりどりのハーブにフルーツがあしらわれたアンティパスト。エクストラヴァージンオリーブオイル、バルサミコヴィネガーとコショウのみのシンプルな味付けだが赤ワインヴィネガーをベースにしたドレッシング、ブルーベリー、パルミジャーノ・レッジャーノが添えられてくるため、味変も楽しめる。
ストレスフリーな環境で育った鶏が生んだ濃厚な「こだわり家族のこだわり卵」で作る「カルボナーラ」(写真上・左)は、パンチェッタと卵の絶妙なバランスにうならされる一品。
メインのイチオシは「炭火で焼いたTボーングリル」(写真上・右)。ミディアムレアに仕上げたフランス産Tボーンは、セージ、ローズマリー、オリーブオイルとともに1日以上マリネした後焼き上げているため、味と香りが一段と洗練されている。
ドリンクは、美容と健康によいとされる薬草リキュール『サンタ・マリア・ノヴェッラ』も種類豊富にそろっているので、飲み方を相談しながらいろんな味を楽しんでみて。
ジャッジョーロ銀座
- 電話番号
- 03-5537-2233
- 営業時間
- 月~土 ランチ:11:30~14:30(L.O.13:00) 月~土 ディナー:18:00~22:30(L.O.20:00)
- 定休日
- 毎週日曜日 ※※翌日が祝日の場合、営業
※本記事に掲載された情報は、取材日時点のものです。
※電話番号、営業時間、定休日、メニュー、価格など店舗情報については変更する場合がございますので、店舗にご確認ください。
【3】ゴージャスなTボーンステーキに歓声が上がる『INTORNO』
チャージなしで利用できるバーおよびその奥に広がる80席のメインダイニングで構成される『INTORNO(イントルノ)』。ガラス扉の半個室やソファー席もあって使い勝手抜群なこちらの店では、「ビステッカ」というイタリアンスタイルのステーキを楽しめる。
ビステッカは、すべてUSイリノイ州のブラックアンガス牛プライムグレードの肉を使用。赤身と脂身のバランスが絶妙で、写真上(左)のもので厚さ4cm、約850gもある。普通のステーキが1人前150g~200gであることを考えると3~4人前サイズだ。
サーロインとフィレを併せ持つTボーンを800℃にもなるアメリカモンタギュー社製のブロイラーで皿ごと焼き上げたら、余計な脂がすっかり落ちてしまうため、かなりの量でありながら胃もたれを感じることなく最後まで楽しめそう。
さらに、〆のパスタも絶品。バターとチーズのみで作った濃厚ソースを楽しめる「タリヤン」(写真上)の上には最高級トリュフをたっぷりトッピング。五感もとことん満たされる一品だ。
食後は、バースペースで希少なワインやオリジナルカクテルを楽しむのもステキ。食事はあえて早めの時間にスタートして、余韻まで味わい尽くしてみては?
Bisteccheria INTORNO Steak & Bar Ginza Tokyo
- 電話番号
- 03-3566-4155
※本記事に掲載された情報は、取材日時点のものです。
※電話番号、営業時間、定休日、メニュー、価格など店舗情報については変更する場合がございますので、店舗にご確認ください。