ホテルランチを気軽に楽しむ、東京の「ホテル内イタリアン」まとめ【テラスあり】
たまの贅沢として利用したいのが、憧れのホテルにあるレストラン。格式が高い場所で心からのおもてなしを受ければ、料理もよりおいしく感じられるはず。
そんな至福のときをより気軽に味わうべく気軽に“ホテルランチ”を利用してみるのはいかが?
しかも、からりと晴れた日や、涼しくなっていくシーズンなら、テラス席で外の風を満喫するのもあり。そこで本稿では、テラス席を付設している、東京のホテル内にあるイタリアンを厳選してご紹介しよう。
【1】パンの食べ放題、アミューズ、前菜、温菜、パスタ、メイン、デザートワゴン、ドリンクが付いたランチを2,950円で堪能できる『エボルタ』
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「国立競技場」駅から徒歩1分と好立地の「三井ガーデンホテル神宮外苑の杜プレミア」1階の『RISTORANTE&BAR E'VOLTA(リストランテ&バー エボルタ)』は、ホテルのレストランとは思えないコストパフォーマンスのよさが魅力のモダンイタリアンレストラン。
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「自然」「素材感」「現代」「本質」の4つのテーマを軸に、洗練された料理や空間を生み出している同店。和の素材である漆喰をあしらい、モダンとラグジュアリーを融合させた店内はもちろん、豊かな緑に囲まれたテラス席も居心地抜群だ。
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ランチは、店内で焼き上げる自家製パンの食べ放題、アミューズ、前菜、温菜、6種類からチョイス可能なパスタ、4種類からチョイスできるメインに、食べ放題のデザートワゴン、コーヒーまたは紅茶がついて税別2,950円という驚きの価格設定!
自家製ルバン種(自然発酵種)と天然塩で焼き上げた香ばしいパンは、併設のベーカリー『THE GROVE BAKERY』でも購入可能。食パンやクロワッサンにもルバン種を使用しており、ほかでは味わえない贅沢な香りを満喫できるので、お持ち帰りすれば翌朝起きるのが楽しみになりそう。
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メインには、「蝦夷鹿のハンバーグ 根セロリピュレ コーヒーの泡」「米沢豚ロースの香草パン粉焼き フェンネルの香り ウイキョウとレモンのマルメラータ」「常陸牛の薪焼き リンゴのアグロドルチェ」など、日本各地から取り寄せた食材を使用。新鮮な素材が、店内のオープンキッチンにて焼き上げられていくライブ感まで満喫できる。
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もちろん、ホテルならではの充実した朝食やアフタヌーンティーセットのほか、夜の時間の利用もおすすめ。夜のとばりが落ちた後の静かな時間にも、テラス席で優雅なひとときを過ごしてみては?
※記事内容は取材日時点の情報です
RISTORANTE&BAR E’VOLTA (リストランテアンドバーエボルタ)
- 電話番号
- 050-3464-9370
- 営業時間
- モーニング:7:00~10:00(L.O.9:30)(宿泊のお客様を優先にご案内させていただきます。ホテルの稼動状況によっては、お時間制限もしくはご利用いただけない場合もございます。予めご了承ください。)、ランチ:11:30~16:00(L.O.14:00)、カフェ:14:00~17:00(ドリンクL.O.16:30)(17時00分~17時30分は閉店となります。)、ディナー:17:30~22:00(L.O.20:30、ドリンクL.O.21:30)(アラカルトのラストオーダーは21:00となります。)
- 定休日
- 無
※本記事に掲載された情報は、取材日時点のものです。
※電話番号、営業時間、定休日、メニュー、価格など店舗情報については変更する場合がございますので、店舗にご確認ください。
【2】36階からの絶景&心のこもったホスピタリティに心癒される『THE PENTHOUSE with weekend terrace』
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2020年8月10日、東京・豊洲駅直結の「三井ガーデンホテル豊洲ベイサイドクロス」36階にオープンしたばかりの『THE PENTHOUSE with weekend terrace(ザ ペントハウス ウィズ ウィークエンド テラス)』。
豊洲直送の新鮮な食材のうまみを最大限に引き出しながら、イタリア・ナポリやシチリア島といった南イタリアの様々な料理を表現している注目のレストランだ。
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ホテル最上階となる36階からの眺望は圧巻。ベイエリアの景色は時間ごとに異なる表情を見せてくれるので、東京という街の美しさを再発見できそう。併設のテラス席からはスカイツリーも一望可能。心地よい風を感じながら、ダイナミックな景色とおいしい料理の両方を堪能できるのがうれしい。
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前菜を盛り合わせた「5種類のアンティパストミスト」(写真上)、スープ、自家製フォカッチャ、メイン、3種類から選べるドルチェがセットになったランチは税別2,400円~とかなりお手頃(メインがピザの場合はフォカッチャなし)。
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メニュー作りから担当している山田宏樹シェフは、「こんな時代だからこそ、ぜひ気軽にお食事を楽しんでほしいですね」とコメント。また、「ハード面は大人な雰囲気ですが、サービスのスタイルはフレンドリーなので、リラックスして楽しんでもらえたらうれしいです」と接客に対する想いも明かしてくれる。
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ペントハウス名物の「PENTHOUSEボロネーゼとモッツァレラのラザニア」(写真上/2,700円)は、和牛入り自家製ボロネーゼソース、北海道産バターを使った自家製ホワイトソースの組み合わせの妙を楽しめる一品。ホームメイドのやさしい味わいで、たっぷりとボリューミーなのでお腹も大満足だ。
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アサリのうまみとバジルのフレッシュな香りを堪能できる「豊洲市場 仙田さんよりアサリとブロッコリーのジェノベーゼ」(写真上/2,400円)は、濃厚なソースがリングエッティーネにしっかりと絡みついた一品。「個人的にジェノベーゼが大好きだから、ジェノベーゼにはこだわりたかったんです」と話す山田シェフの自信作だ。
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「釜焼きpizza マルゲリータ(モッツァレラ、フレッシュバジル)」(写真上/2,600円)は、生地、具材、ソースの見事なバランスに惚れ惚れさせられる一品。糖度7℃以上のトマトの甘み、厳選されたモッツァレラのコクが、口いっぱいに広がっていくのが楽しい。
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もちろん、ディナータイムのメニューにも豊洲市場の新鮮な食材を豊富に使用。「アクアパッツァ」(写真上・左/3,400円)から「ムール貝のマリニエール」(写真上・右/1,800円)まで魅力的なメニューぞろいなので、デートや友人同士の集まりにもぜひ利用してみては?
※記事内容は取材日時点の情報です
ザ ペントハウス ウィズウィークエンドテラス
- 電話番号
- 050-5488-5855
(お問合わせの際はぐるなびを見たというとスムーズです。)
- 営業時間
- 朝食 6:30~11:00
ランチ 11:30~15:30
(L.O.14:00)
カフェ 14:00~17:00
(L.O.16:30)
ディナー 17:30~23:00
(L.O.22:00)
バー 17:30~23:00
(L.O.22:30)
<テイクアウト>11:30~15:00(L.O.14:00) 17:30~23:00(L.O.22:00)
※混雑時はご利用時間2時間程度でお声かけをさせていただく場合がございます。あらかじめご了承くださいませ。
- 定休日
- 不定休日あり
※本記事に掲載された情報は、取材日時点のものです。
※電話番号、営業時間、定休日、メニュー、価格など店舗情報については変更する場合がございますので、店舗にご確認ください。
【3】「グランド ハイアット 東京」ロビーフロアのイタリアン カフェ『フィオレンティーナ』
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一度は泊ってみたいラグジュアリーホテル、『グランド ハイアット 東京』のロビーフロアにあるイタリアン カフェ『フィオレンティーナ』。天井が高く広々とした店内および併設のテラス席は、いつもとはひと味違う優雅なランチタイムを過ごしたい人にぴったりだ。
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お店のコンセプトは、「イタリア各地のオーセンティックな料理を楽しめるレストラン」。季節の食材をたっぷりと取り入れながら、イタリアの地方の料理を、日本人の舌に合うようアレンジした料理の数々が人気だ。
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“日常の中でのちょっとした贅沢”としてもおすすめのランチメニューは、手ごろな価格もうれしい「スパゲッティーニ ナポリタン 70s」(写真上/税・サービス料別2,400円)。ナポリタンといえば、GHQ将校の食べ方をヒントに日本で発祥したメニューであるが、『フィオレンティーナ』の一皿には、イタリア料理に欠かせない食材であるパンチェッタを使っているのがミソ。塩漬けされて肉のうまみが引き立ったパンチェッタ、ピリッとアクセントがきいたチョリソーのほか、赤・黄・緑の鮮やかなピーマン、マッシュルーム、玉ネギの彩りも加わりいろんな食感で楽しませてくれる。
ケチャップ、煮詰めた完熟トマト、生クリームをベースにしたソースを、スパゲッティーニや具材と一緒に炒める際には、パルメザンチーズも投入。さらに、白醤油、チリオイルの2つの隠し味を加えることで、深いコクを堪能できる一皿に仕上がっている。
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「開業当時からずっと贔屓にしてくださるお客様が多いので、初代の味は守りながらも、期間限定メニューなどでは、ホテルだからこそ用意できる食材を使って新しいメニューを考案していきたい」と話すシェフ。アフターヌーンのスイーツやディナーでも、日々、楽しませてくれる『フィオレンティーナ』ゆえ、ランチをきっかけに、利用頻度が増えること間違いなしだ。
※記事内容は取材日時点の情報です
フィオレンティーナ
- 電話番号
- 050-5488-4322
(お問合わせの際はぐるなびを見たというとスムーズです。)
- 営業時間
- モーニング 9:00~10:30
ランチ 11:00~14:30
(土・日・祝日 ~15:00)
ティー 14:30~18:00
(土・日・祝日 15:00~)
ディナー 18:00~21:00
- 定休日
- 無
※本記事に掲載された情報は、取材日時点のものです。
※電話番号、営業時間、定休日、メニュー、価格など店舗情報については変更する場合がございますので、店舗にご確認ください。
【4】テラス席でBBQランチも楽しめる『In the Garden 135』
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丸の内線・西新宿駅1分の好立地に建つ「ホテルローズガーデン新宿」。同ホテルの別館1階ある『In the Garden 135』は、木目調のインテリアで彩られたヨーロピアンスタイルのダイニングだ。
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「パリジェンヌのように優雅な気分で過ごしてほしい」との想いから、店名に番地を取り入れるスタイルが一般的なパリのレストランに倣い、かつてこの地が「柏木」の地名だった時代の番地を店名に採用。“プチ贅沢”にこだわり、すべてのランチメニューに、ベジブロスを使用した自家製スープ(写真上)およびキヌア入りドレッシングで楽しむサラダを付けるなど、お客が満足する工夫がいっぱいだ。
ちなみに、「ベジブロス」とは、野菜のヘタや皮、タネなどを煮込んで作る栄養価満点のエキス。免疫力向上、肥満予防、抗酸化作用増強などに効果が期待されるといわれている。スーパーフードとして知られる「キヌア」は抗酸化作用が高く、生活習慣病の予防にも一役買ってくれる食材である。
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野菜不足を感じている人には、「スーパーフードを使用したピアディーナ」(写真上・左/税込1,350円)もおすすめ。サーモン、アボカド、トマトがたっぷり挟まれたイタリアンサンドウィッチは爽やかさを有したヘルシーなメニュー。
食後は、クリーミーな味わいが口いっぱいに広がる至福に酔いしれられる「クリームブリュレ」(写真上・右/食事利用の方限定で税込380円)はいかが? コーヒーや紅茶とともに、“プチ贅沢”な空間でのひとときをゆっくりと楽しんでほしい。
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開放的な屋外でのランチを楽しみたいなら、テラス席の利用もステキ。
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※BBQプランは食材や料理内容が変更になる場合があります
また、屋根型テントを完備したテラス席なら、BBQプランの利用も可能。ランチタイム事前予約のみの対応だが、雨の日でも利用できるので、気になる人はぜひ申し込んでみては?
In the Garden 135
- 電話番号
- 050-3461-4608
- 営業時間
- 7:00~22:30(L.O.22:00)(※貸切は13:00~21:00にて対応可。詳細は店舗までお問合せください。)
- 定休日
- 無 ※※貸切は土日祝日・ウエディングでのご利用のみの営業となります。(店内30~70名。詳しくは営業担当にお問い合わせください。)
※本記事に掲載された情報は、取材日時点のものです。
※電話番号、営業時間、定休日、メニュー、価格など店舗情報については変更する場合がございますので、店舗にご確認ください。
【5】土日も手ごろなプリフィックスランチが楽しめる『TRATTORIA ARIETTA』
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「五反田アリエッタ ホテル」1階のカジュアルイタリアン『TRATTORIA ARIETTA(トラットリア アリエッタ)』は、近隣で働く人にも人気のランチスポットだ。
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NYのイタリアンレストランを彷彿させる店内は、天井が高く開放的。カウンター席、テーブル席の他に、11名まで利用可能な少人数向け個室、ペット同伴OKのテラス席(写真上・右)まで完備しているので、幅広いシーンで利用できるのがうれしい。
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平日は、サラダと自家製フォカッチャ、コーヒー付きの「パスタランチ」(税込1,200円)、「リゾットランチ」(1,300円)が人気(写真上はパスタとリゾットのうち1品)。
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ゆっくりと食事を楽しみたいなら、前菜、デザート付きで、メインまたはパスタが選べる「スペシャルランチ」(2,000円)、前菜、パスタ2種の盛り合わせ、魚・肉料理の盛り合わせ、デザート、コーヒーがセットになった「シェフのお任せランチ」(2,500円)もいいだろう。
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土日祝日は、パスタが選べる「ランチA」(1,980円)、パスタとメインが選べる「ランチB」(2,980円)の2種類の用意があり、いずれも、前菜、自家製フォカッチャ、デザート、コーヒーが付いてくるので、のんびりとした休日を楽しみたい人はぜひ利用してみては?
TRATTORIA ARIETTA(トラットリア アリエッタ)
- 電話番号
- 050-5494-7536
- 営業時間
- 11:30~22:00
(L.O.21:00)
営業時間を22時までに変更しております。
- 定休日
- 年中無休
※本記事に掲載された情報は、取材日時点のものです。
※電話番号、営業時間、定休日、メニュー、価格など店舗情報については変更する場合がございますので、店舗にご確認ください。