神楽坂の人気レストランを選ぶなら、この8店が絶対におすすめ!
神楽坂は隠れたレストランや名店が軒を連ねるグルメスポット。だからこそ、どのレストランに訪れるべきか迷う人も多いはず。
そこで今回は、編集部が厳選した神楽坂の人気レストランをお届け。大切な人と食事を楽しみたい人はもちろん、ちょこっと立ち寄れる気軽なお店もピックアップ。また、フレンチ、イタリアン、洋食、中華、和食などジャンルも満載なので、シチュエーションに合わせてお店をチョイスしてみて。一度行ったら何度も通いたくなるお店ばかりだ!
【1】本格フレンチをもっと気軽に! 伝説のソムリエがオーナーを務めるビストロ『フロレゾン』
「特別な日のごちそうとしてだけでなく、『おいしいフレンチが食べたい』と思ったときに気軽に立ち寄れて、それでいてきちんとした料理とワインを提供できる店にしたかった」と語るのは、『フロレゾン』オーナー兼ソムリエの佐々木利雄さん(写真上・左)。
プロからの支持も高い人気店『神楽坂しゅうご』や、福岡のフレンチレストラン『L'eau Blanche(ローブランシュ)』をオープンさせたことで知られる名ソムリエだ。
業界人も注目の佐々木さんが、『フロレゾン』オープンのためにタッグを組んだのは、フランスのグランドキュイジーヌを代表するシェフ、フィリップ・ミル氏の東京店のレストランでスーシェフを務めた実力派の鳴門陽人さん(写真上・右)。佐々木さんは、かねがね鳴門さんの腕に惚れ込んでいたという。
そんな同店は「本格フレンチを気軽に手頃に楽しめる店」として好評判。料理は、コース、アラカルトともに用意するが、しっかりと食事を楽しみたいなら、アミューズ、冷前菜、温前菜、魚料理、肉料理、デザートの6品で構成される6,500円のコースがおすすめ。もちろんおつまみ数品とワインだけでも利用可能だ。
人気の温前菜は「ドイツ産ホワイトアスパラガスと温かいパテ、有機野菜のサラダを添えて」(写真上)。なめらかな舌触りのパテ・ド・カンパーニュに、太陽をたっぷり浴びて育った無農薬野菜が添えられた一皿だ。
こちらの「長崎五島、黒むつのポワレ、デュグレレ風」(写真上)は、蒸し焼きにした黒むつに、魚のだしや白ワイン、生クリーム、トマトを煮詰めたソースをかけたクラシカルな料理。さまざまなうまみが溶け込んだクリーミーなソースが、ワインを呼ぶ。
肉料理からは、「鳥取で捕れた本州鹿のポワレ」(写真上)をご紹介。上質な本州鹿に、鹿のだしにブランデーで深みを加えたソースを合わせている。
シニアソムリエの資格を保持する佐々木さんがセレクトしてくれるワインと一緒に楽しめば、至福のひとときを味わえるはず。一人でふらっと、またグループでも、コースもアラカルトも気軽に楽しめるので、その日の気分に合わせて利用してみて。
Floraison(フロレゾン)
- 電話番号
- 050-3477-8747
- 営業時間
- ランチ:12:00~15:00(L.O.14:00)、ディナー:17:00~20:00(L.O.19:00)
- 定休日
- 毎週月曜日
※本記事に掲載された情報は、取材日時点のものです。
※電話番号、営業時間、定休日、メニュー、価格など店舗情報については変更する場合がございますので、店舗にご確認ください。
【2】本場仕込みの逸品料理とおいしいワインを気軽に堪能できるビストロ『BISITO(ビジト)』
都内の高級フレンチやフランスの『ミシュランガイド パリ』に掲載されたレストランで修業を重ねてきた伊藤洋平さんがオーナーシェフをつとめる『BISITO(ビジト)』。こちらの手頃な値段で気軽に本格フレンチが食べられると評判のビストロだ。
店内は広々としたカウンター席のほか、友人たちとの語らいを楽しめるテーブル席、ペット同伴OKのテラス席も完備。
料理は、伊藤さんが長らく修業時代を過ごしたフランス・ニースの郷土料理が多いが、それ以外にも幅広い地域のおいしい料理を用意。おまかせコースは約4品5,000円からと手ごろな価格設定なので、ワインもさまざまに楽しみたくなる。
そのコースの中から、まずは前菜の「岩手県八幡平(はちまんたい)の生のマッシュルーム」(写真上)を紹介。こちらは、鮮度抜群のブラウンマッシュルームとホワイトマッシュルームを生でたっぷりといただける一皿。スパークリングや、ミネラル感の強い白ワインとの相性がいい。
コラーゲン豊富な牛の太もも部分の肉にゆっくりと火入れした「希少部位、和牛千本筋の赤ワイン煮込み」(写真上)は、口の中でほろほろとほどけていく肉を、ほくほくに仕上げたマッシュポテトとともに楽しめる。
ワインは、赤、白、ロゼともにグラスワインを用意しているほか、メニューには珍しいワインも並ぶ。さらにスペインの蒸留酒などの用意もあるので、おいしい料理とともにぜひいろいろ試してみてほしい。
ワイン1杯からでも楽しめる、カジュアルな本格派ビストロ『BISITO』。“お気に入りリスト”に入れておきたい一軒である。
BISITO(ビジト)
- 電話番号
- 050-5487-8686
(お問合わせの際はぐるなびを見たというとスムーズです。)
- 営業時間
- ディナー 18:00~23:00
- 定休日
- 月曜日・日曜日
※本記事に掲載された情報は、取材日時点のものです。
※電話番号、営業時間、定休日、メニュー、価格など店舗情報については変更する場合がございますので、店舗にご確認ください。
【3】神楽坂の超穴場! 静かな空間で囲炉裏料理を楽しむ『KEMURI(ケムリ)』
神楽坂には隠れ家的なお店が多数存在するが、そのひとつ、看板のない、穴場中の穴場のお店が、こちらの『KEMURI(ケムリ)』。“幻の豚肉に出逢える炭火焼店”として知られる同店は、有名人もお忍びで通う人気店だ。
その豚肉が中国原産の「梅山豚(メイシャントン)」(写真上)。30年前に日本に約100頭が輸入されたが、その後、中国政府が輸出禁止品目に指定したため、現在、日本ではなかなか手に入れることができない代物なのだ。
なかでも脂身の多い「豚トロ」(写真上・左)は、たっぷりのわさびと合わせると甘みが際立っておいしさが倍増。「ヒレ」はレアめ、「ロース」は表面をカリカリに焼くとうまいのだとか。長崎県南島原の『サンエスファーム』で育った「肉厚シイタケ」など、野菜もしっかりと楽しめるので、都会のBBQ気分で楽しい一夜を満喫できること間違いなし。
ぜひ、知る人ぞ知る自分だけのお店のひとつとして訪れてみてはいかが?
江戸前炭火焼 kemuri 神楽坂
- 電話番号
- 03-5228-1661
- 営業時間
- 17:00~22:00
(L.O.21:00、ドリンクL.O.21:30)
最終入店20:30
- 定休日
- 不定休日あり
年末年始(12/31-1/3)は毎年休業
※本記事に掲載された情報は、取材日時点のものです。
※電話番号、営業時間、定休日、メニュー、価格など店舗情報については変更する場合がございますので、店舗にご確認ください。
【4】夜のコースは5品5,000円~! 人気割烹の姉妹店『神楽坂 清水 はなれ』
2007年11月のオープン以降、地元民に愛されている隠れ家割烹『神楽坂 割烹 清水』の姉妹店としてオープンした『神楽坂 清水 はなれ』。両店の大将を務める清水拓耶(たくや)さんが、「お客さんとのコミュニケーションを楽しみたい」というこだわりから生まれた割烹料理店だ。
店内は、カウンター席のほか、テーブル席や個室も完備されており使い勝手は抜群。会食や、家族との時間にもおすすめの一軒だ。
料理は、“居酒屋にありそうでなかなかない”和食がテーマ。なかでも、「前菜の盛り合わせ」(写真上)は見事な美しさで、旬の恵みもたっぷり。お盆の上には、イガグリや銀杏の葉などの季節のモチーフも並び、思わず写真を撮りたくなること必至。
〆には土鍋ご飯が登場! 濃厚な海の幸に彩られた「生雲丹といくら土鍋(北海道)」(写真上)は、ウニとイクラがどっさり。しゃもじでかきまぜると全体がクリーミーに仕上がり、極上の舌触りに。食べきれなかった場合はおにぎりとして持ち帰ることが可能なので、翌朝の朝ご飯まで楽しみになる。
お酒は日本酒ファンなら目が輝くこと必至な日本酒が多彩にラインナップ。一品一品、お酒とのマリアージュを存分に楽しんでほしい。夢見心地のまま家路につくことができるはず。
神楽坂 清水 はなれ
- 電話番号
- 050-3461-4145
- 営業時間
- 夜の部:17:30~23:00、昼の部:11:30~14:00(本店にてランチタイムの営業を行っております。 本店|神楽坂 創彩割烹 清水 公式HP|https://www.kagurazaka-shimizu.jp)
- 定休日
- 不定休日あり
※本記事に掲載された情報は、取材日時点のものです。
※電話番号、営業時間、定休日、メニュー、価格など店舗情報については変更する場合がございますので、店舗にご確認ください。
【5】定番の麺もご飯もハイクオリティすぎ! 香港料理の名店出身シェフの中国料理店『福全徳』
中国南部の広東省、香港、マカオなどで食される広東料理と、自家製の飲茶を提供する『香港名菜 福全徳(ふくぜんとく)』。オーナーシェフは、香港料理の名店『家全七福酒家(旧、福臨門酒家)』で修業を積んだ実力派だ。
優しい味わいの広東料理をメインに“食べ飽きない中国料理”を提供しており、女性からも絶大な人気を博している。
その自慢の料理のひとつが前菜の「アイスバインのゼラチン」(写真上だ。豚の前足のすね肉を、塩、八角、生姜とともに約1週間漬け込んだ後、塩抜きして、3~4時間ボイルしたもの。ほどよい塩みはつまみとしてもぴったりで、のっけからお酒がどんどん進みそう。
定番の「チャーハン」も食べてほしい。なかでも「和牛挽き肉とレタスの炒飯」(写真上)は、自家製XO醤の香りが効いた唯一無二の味わい。一度食べたら、トリコになること間違いなしだ。
「“伊府麺”の煮込み麺」(写真上)も捨てがたい。香港で人気の麺料理で、日本でいう焼きそばのようなもの。ウマすぎて箸が止まらなくなること必至である。
店内は1階から3階までの3フロア層でカウンターやテーブル席、そして2人から利用可能な個室と半個室も用意。シンプルで飾らない空間は日常利用から皆での会食、接待など幅広い使い方ができそうだ。
福全徳
- 電話番号
- 050-5487-5789
(お問合わせの際はぐるなびを見たというとスムーズです。)
- 営業時間
- 土・日・祝
11:30~21:30
(L.O.21:00、ドリンクL.O.21:00)
ランチ 11:30~15:00
(L.O.14:30、ドリンクL.O.14:30)
ディナー 17:00~22:30
(L.O.22:00、ドリンクL.O.22:00)
- 定休日
- 火曜日
12月31日と1月1日はお休みいたします。
※本記事に掲載された情報は、取材日時点のものです。
※電話番号、営業時間、定休日、メニュー、価格など店舗情報については変更する場合がございますので、店舗にご確認ください。
【6】お得な値段でハイクオリティ、西洋料理レストラン『夏目亭』
神楽坂で、50年の歴史を持つ西洋料理・ビストロの『夏目亭』は食通の常連客が足しげく通う老舗レストラン。開店当時の面影を宿した料理も多く、「オニオングラタンスープ」や「ビーフカツレツ」といった昔ながらの西洋料理を前に、かつての懐かしい味を楽しむお客も多いのだとか。
基本、料理はアラカルト。ひとりで訪れて好きなものを2品以上楽しむ人も多いというが、定番メニューは約30品用意されているほか、旬の素材を使ったその日のおすすめ約10品が黒板にしたためられているので、シーンに合わせた楽しみ方もできるのがうれしい。
そんな『夏目亭』で長年愛されているメニューのひとつが、「3種のやさいのオムレツ」(写真上)。ご覧の通り見目麗しい様相で、口に入れるとふわっふわの食感! 野菜の甘みと相まったやさしい味が、口いっぱいに幸せを広げてくれる。まずはこちらの料理を注文してワインで乾杯といこうではないか。
こちらは、メインの「仔牛すね肉の煮込み ニース風」(写真上)。口の中でホロホロと崩れるほどやわらかく煮込まれたすね肉は、野菜のうまみもたっぷりと吸収した豊潤な味わい。
骨の中にある骨髄もうまみの塊なので、ぜひともスプーンですくって堪能しよう。
『夏目亭』は基本アラカルトのため、ワイン片手に小腹を満たしたいときにも気軽に立ち寄れるのがうれしい。カウンターでゆっくりと一人の時間を楽しみたい日にもぴったりなので、気分転換を図りたい夜などにもぜひ訪れてみてほしい。
夏目亭
- 電話番号
- 050-5488-1462
- 営業時間
- ランチ 12:00~15:00
(L.O.14:00)
ディナー 18:00~22:00
(L.O.21:00)
20時までのご入店をお願い致します。
- 定休日
- 水曜日
第1火曜日
※本記事に掲載された情報は、取材日時点のものです。
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【7】 料理もサービスも大満足! 文句なしの名イタリアン『オステリア ラストリカート』
本場イタリアの味を気軽に楽しめるイタリアンレストラン『オステリア ラストリカート』。店内の壁にはワインのコルクがびっしりと敷き詰められアットホームな雰囲気が魅力のひとつだ。料理はシチリア料理やローマ料理などイタリア郷土料理が幅広くラインナップ。アラカルトメニューも豊富に用意され、ハレの日使いも、日常使いもできるのがうれしい。
スペシャリテはパスタ! こちらは、シェフ特製の「リングイネ ムール貝のラグー カラスミがけ」(写真上)で、同店を訪れたら必ず試してほしい一品だ。
メインのイチオシはローマ料理「牛テールのカカオ煮」(写真下)。カカオのほか、クローブやシナモンなどのスパイスとともにマリネして香ばしく焼いた牛テールを、トマトとワインとともにじっくり煮込んだ一品。ひと口食べたらトリコになること間違いなしのおいしさだ。
なお、『ラストリカート』は1階は気軽にアラカルトを楽しめる「オステリア」、2階はゆったりとした空間でコース料理を堪能できる「リストランテ」で構成。シーンに合わせて使い分けできるのも特徴のひとつだろう。
オステリア ラストリカート
- 電話番号
- 050-5486-7185
(お問合わせの際はぐるなびを見たというとスムーズです。)
- 営業時間
- 第4日曜日
ランチ 12:00~16:00
(L.O.14:00)
第4日曜日のランチは、お子様連れ(小学生以上)・大人の方のみご利用頂けます。
火~金
ディナー 17:00~23:00
(L.O.22:00、ドリンクL.O.22:00)
土
ディナー 17:00~22:00
(L.O.21:00)
ランチ 11:30~15:00
(L.O.13:00)
※土曜日のランチはお子様連れ(未就学児・小学生)限定です。
※ディナーのご利用は小学生以上のお子様に限ります。
木・金
ランチ 11:30~14:30
(L.O.12:00、ドリンクL.O.14:00)
木曜・金曜日のランチの最終入店時間は12時とさせて頂いてます。
お子様連れ(未就学児以上)、大人の方のみご利用頂けます。(中学生以上は大人の方と同じコースをお願いしております)<静かなお席をご希望の方は、2階リストランテをご利用下さいませ>
- 定休日
- 月曜日
第1日曜日、第2日曜日、第3日曜日、第5日曜日
(第4日曜日はランチのみ営業)
年末年始休暇、夏季休暇(ゴールデンウイーク)
※本記事に掲載された情報は、取材日時点のものです。
※電話番号、営業時間、定休日、メニュー、価格など店舗情報については変更する場合がございますので、店舗にご確認ください。
【8】プーリア州名物の肉料理が大人気『トラットリア・ラ・タルタルギーナ』
本場イタリアで修業を積んだシェフが腕を振るう、隠れ家イタリアン『トラットリア・ラ・タルタルギーナ』。1階はカウンター席とテーブル席、地階にはテーブル席が並び、ランプシェードやイタリアで購入した絵画、手描きのタイル絵など、イタリアから直接取り寄せたものがふんだんにあしらわれ、さながらイタリアの陽気なトラットリアを訪れているかのよう。
料理は、南イタリア・プーリア州の郷土料理が自慢! なかでも、豚肉でモッツァレラチーズを巻いて焼き上げる伝統料理「オリヴィアポークとモッツァレラチーズのボンベッテ」(写真上)は必食だ。「オリヴィアポーク」とは、オリーブを使った飼料で育てられたブランド豚。豚肉なのに脂のサシが入っていて、肉質がやわらかく脂身が甘いのが特徴。アッツアツの肉を切ると、中から溶けたモッツァレラチーズがとろ~りと流れ出る。
また、特注した高温の電気窯で焼くピッツァ(写真上)も大人気。生地の材料は小麦粉、水、酵母、塩のみ。高温で焼き上げ、表面はパリッと中はモッチリ、本場さながらのナポリピッツァが味わえるのもうれしい。
陽気な雰囲気と、素材を生かした料理の数々はまさにイタリアそのもの! カジュアルな会合や気軽なディナーにもぴったりの一軒だ。
トラットリア ラ タルタルギーナ
- 電話番号
- 050-5486-7175
(お問合わせの際はぐるなびを見たというとスムーズです。)
- 営業時間
- 月~金
ディナー 17:30~24:00
(L.O.23:30)
土
ランチ 12:00~15:00
(L.O.14:00)
ディナー 17:30~24:00
(L.O.23:30)
日・祝日
ランチ 12:00~15:00
(L.O.14:00)
ディナー 17:30~22:30
(L.O.22:00)
- 定休日
- 無
※平日のランチはお休み(ディナーより営業いたします)
※本記事に掲載された情報は、取材日時点のものです。
※電話番号、営業時間、定休日、メニュー、価格など店舗情報については変更する場合がございますので、店舗にご確認ください。