人気レストラン『タイユヴァン』『飄香』などのカジュアル店が大集結! 新グルメスポット「丸の内テラス」

実力派レストランが大集結した新グルメスポット『丸の内テラス』。ランチにおいしい料理、仕事帰りにひとり飲み、お酒一杯+おつまみでも気軽に立ち寄れるレストランが勢ぞろいしています。フランスの老舗グランメゾン初のカジュアルダイニング『エスプリ・ド・タイユヴァン』をはじめ、四川料理の名店『飄香』シェフ初のカジュアル業態『JUMPING PANDA』など。ぜひ立ち寄ってみて。

2021年04月15日
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人気レストラン『タイユヴァン』『飄香』などのカジュアル店が大集結! 新グルメスポット「丸の内テラス」

実力派レストランが軒を連ねる! 新スポット『丸の内テラス』

2020年11月5日、東京・丸の内に誕生した大型商業施設『丸の内テラス』。丸の内エリアで初となるルーフトップレストランのほか、カラオケやダーツを楽しめる大型エンタテインメントプレイスまで内包し、早くも話題を呼んでいる。

1階には、ランチや仕事帰りのひとり飲みで気軽に立ち寄れる飲食店・レストランが勢ぞろい。丸の内仲通りに面しているため、窓際やテラス席に座れば往来の様子を楽しむこともできるし、カウンター席でゆっくりと流れる時間に酔いしれるのもいいだろう。近隣で働く人たちにとっても憩いの場となること間違いなしの同施設から、話題のレストラン、とりわけ気楽でおいしい食事が楽しめる3店を紹介しよう。

フランスの老舗グランメゾン初のカジュアルダイニング『エスプリ・ド・タイユヴァン』

フランスの老舗グランメゾン『タイユヴァン』の新業態『エスプリ・ド・タイユヴァン』。「より気軽に楽しめるタイユヴァン」をコンセプトとした、『タイユヴァン』において世界初となるカジュアルダイニングだ。

「リラックスできる雰囲気の中、季節の味を楽しんでほしい」との想いから、旬の野菜をふんだんに使ったメニューを豊富に展開しているのも大きな特徴。常時30種類の用意があるグラスワインとのマリアージュも楽しく、来店するたび新しいメニューを試したくなるだろう。

『エスプリ・ド・タイユヴァン』でぜひ食べてほしいのが、パリ本店でも人気の「ブフブルギニョン」(写真上)。本国ではかための食感に仕上げているメニューだが、同店では日本人の好みに合わせて和牛のホホ肉を使い、圧巻のやわらかさを実現している。肉料理でこんな口どけを味わえるなんて! と目からうろこの一品だ。

ブルゴーニュ生まれのこちらの料理は、ワインと合わせるなら「ジュヴレ・シャンベルタン」をはじめとするブルゴーニュの赤ワインをおすすめしたい。

旬の野菜を堪能したいなら、「甘鯛のフリットと旬野菜 白ワインソース」(写真上)がイチオシ。衣をまぶしてサクサク仕立てた甘鯛は、ふっくら食感の身とのコントラストが心地よく、噛むほどに口の中にうまみが広がっていく。

合わせている野菜は、カブ、つるむらさき、ミョウガと和食のイメージが強いものばかりだが、驚くほどヴァン・ブランソース(白ワインソース)と相性がいい。しかもソースが圧巻のコク深さなので、スプーンですくって最後のひと口まで堪能したくなること必至。こちらの料理は、厚みのあるローヌ産の白ワインと合わせるのがおすすめだ。

グラスワインは赤、白に加えてスパークリングも数種類そろっているので、爽やかな泡と相性よしの前菜「オマールブルーのミキュイとカリフラワーのババロア シードル風味のエキューム」(写真上)も注文したい。

素材そのものの味を楽しめるとりどりの野菜やオマールブルーの隣には、ソースを泡立てたエキュームの山。中に閉じ込められているオマールブルーやカリフラワー、リンゴ、エシャロットに、やさしい酸味と甘さをまとわせて楽しめるという心憎い演出だ。

カウンター席に座ってひとりで食事を楽しむお客も多く、仕事帰りにふらりと立ち寄るにも最適な同店だが、少人数利用で、テーブル席やテラス席でゆっくり食事の時間を楽しむのもまたよし。

併設のショップでは約460種類のワインを販売しており、プラス1,000円でその場で抜栓してもらうこともできるので、生産者が『タイユヴァン』のために特別に仕立てたワイン「コレクション・タイユヴァン」シリーズをはじめとする豊富なラインナップとの一期一会を楽しみたい。

【メニュー】
・ブフブルギニョン 2,800円
・甘鯛のフリットと旬野菜 白ワインソース 1,800円
・オマールブルーのミキュイとカリフラワーのババロア シードル風味のエキューム 3,300円

※本記事に掲載された情報は、取材日時点のものです。また、価格はすべて税別です

エスプリ・ド・タイユヴァン

住所
東京都千代田区丸の内1丁目3-4 丸の内テラス1階
電話番号
03-6259-1151
営業時間
月~土 昼 11:00~15:00(L.O.14:30)/カフェタイム15:00~18:00/夜 18:00~23:00(L.O.22:00)、日祝 昼 11:00~15:00(L.O.14:30) /カフェタイム 15:00~18:00
定休日
施設に準ずる
公式サイト
https://www.enoteca.co.jp/shop/espritdetaillevent

※本記事に掲載された情報は、取材日時点のものです。
※電話番号、営業時間、定休日、メニュー、価格など店舗情報については変更する場合がございますので、店舗にご確認ください。

四川料理の名店『飄香』シェフ初のカジュアル業態『JUMPING PANDA』

東京を代表する四川料理の名店『老四川 飄香(ラオシセン ピャオシャン)麻布十番本店』。同店の人気シェフ、井桁良樹(いげたよしき)さんによる初のカジュアル業態が『JUMPING PANDA(ジャンピングパンダ)』だ。

四川の伝統を継承する『飄香』のスピリットはそのままに、リーズナブルに四川料理が楽しめるバルスタイルを採用している。

シグニチャーメニューは、甘辛いタレに山椒や唐辛子、香辛料などを取り寄せて作った特製辣油がきいた「よだれ鶏(口水鶏)」(写真上)。鶏肉を食べ進めた先には、ヤマクラゲやピーナッツが敷き詰められているので、麻辣が沁みた濃厚な山菜やナッツをアテにお酒を楽しむのもいいだろう。

もうひとつの名物料理『麻婆豆腐』(写真上)は、香り高さとコクのバランスが絶妙。しっかりと辛みがきいているので、ハフハフと汗をかきながらドリンクで流し込むのも最高だ。

ドリンクにも工夫を凝らす。たとえばハイボールひとつとっても、白酒、唐辛子、山椒、ソーダを掛け合わせた『麻辣ハイボール』(写真上)や、白酒、ライチ(MONIN社フルーツミックス=果肉入りシロップ)、金木犀シロップ、グレープフルーツジュース、ソーダをかけあわせた『楊貴妃ハイボール』など試してみたくなるものぞろい。辛さ、スパイス感、複雑さ、余韻の長さなど、料理との相性を追究してソムリエが厳選したナチュール系ワインも豊富にそろい、「料理もお酒もおいしいバル」を実現させている。

モチーフとなっているパンダのグッズも並ぶポップな店内は居心地抜群ゆえ、女性ひとりでもきっと長居したくなるだろう。

【メニュー】
・よだれ鶏(口水鶏)1,200円
・麻婆豆腐 1,360円
・麻辣ハイボール 740円

※本記事に掲載された情報は、取材日時点のものです。また、価格はすべて税込みです

JUMPING PANDA(ジャンピングパンダ)

住所
東京都千代田区丸の内1丁目3-4 丸の内テラス1階
電話番号
03-6206-3920
営業時間
月〜金 昼 11:30~14:30(L.O.14:00)/夜 17:30~23:00(L.O.22:30)、 土日・祝 昼 12:00~15:00(L.O.14:30)/夜 17:30~22:00(L.O.21:30)
定休日
施設に準ずる
公式サイト
https://www.instagram.com/jumpingpanda.marunouchi/

※本記事に掲載された情報は、取材日時点のものです。
※電話番号、営業時間、定休日、メニュー、価格など店舗情報については変更する場合がございますので、店舗にご確認ください。

前菜でもパスタでもメインでも! 豚肉料理を楽しめる『YOTTERIA GAKU』

『YOTTERIA GAKU(ヨッテリア ガク)』は、もともと大阪・四ツ橋でグルマンたちに愛されていたイタリア料理店。「トラットリア」と「寄って(酔って)いきや」を組み合わせた造語に、大阪でも腕を振るってきた小林岳シェフの名をプラスした愛らしい店名が印象的だ。

同店を訪れたら必ず食べたいのは豚肉料理。大阪でも看板メニューだった「イベリコ豚ホホ肉のラグーソース 自家製タリアテッレ」(写真上)をはじめ、厳選した豚肉を使った料理の数々が人気だ。赤ワインとマルサラ酒で煮込んだ豚ホホ肉を自家製のタリアテッレに絡めた濃厚な一皿は、お腹を満たしたいときにも、ゆっくりとワインを楽しみたいときにもぴったり。ひとり飲みなら、豊かな味わいを独り占めする幸せに思わずにんまりしてしまいそうだ。

最初の一杯をいただきながら本日のメインを考えたいなら、「豚とフォラグラのテリーヌ」を筆頭に彩り豊かな料理が並ぶ『前菜の盛り合わせ』(写真上)はいかが? 酸味のきいた「タコとセロリのマリネ」から、コク深い「玉ねぎのキッシュ」まで、ワインとのマリアージュが楽しい一品ぞろいだ。

メインのイチオシは「梅里豚のスペアリブのハニーロースト」(写真上)。ハチミツとバルサミコでマリネしてから焼いた梅里豚は、酸味とうまみのバランスがちょうどよく、口の中いっぱいにジューシーな味わいが広がっていく。

そのほか、米沢豚やイベリコ豚が主役のメイン料理もあれば、自家製パンツェッタなどのつまみにぴったりなメニューもあるので、来店するたび新しい豚肉料理に出逢えるのも楽しみだ。

【メニュー】
・イベリコ豚ホホ肉のラグーソース 自家製タリアテッレ 1,600円
・梅里豚のスペアリブのハニーロースト 2,200円
・前菜の盛り合わせ ハーフ980円

※本記事に掲載された情報は、取材日時点のものです。また、価格はすべて税別です

YOTTERIA GAKU(ヨッテリア ガク)

住所
東京都千代田区丸の内1丁目3-4 丸の内テラス1階
電話番号
03-6810-0717
営業時間
11:30〜14:00(L.O.)/17:30〜21:30(L.O.)
定休日
日曜・祝日
公式サイト
https://www.instagram.com/yotteriagaku/

※本記事に掲載された情報は、取材日時点のものです。
※電話番号、営業時間、定休日、メニュー、価格など店舗情報については変更する場合がございますので、店舗にご確認ください。