吉祥寺で絶対に外さない、おすすめ焼肉8店がここだ!

吉祥寺で焼肉を食べるならこの人気焼肉店8軒がおすすめ! 王道を行く焼肉店はもちろん、新しいスタイルの焼肉店もラインナップ。また食べ放題の焼肉店もピックアップしているので、ファミリー利用もひとり焼肉も友達や仲間と、おいしい焼肉が楽しめます。住みたい街でもありグルメタウンでもある吉祥寺で、美味しい焼肉を食べよう!

2021年09月07日
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吉祥寺で絶対に外さない、おすすめ焼肉8店がここだ!

吉祥寺でおすすめの焼肉店まとめ8選

※おでかけ時は都道府県の要請に従って行動しましょう。
※お酒の提供については、現在、国や自治体の要請に準じています。
※営業時間、定休日、メニュー、価格など店舗情報については変更する場合がございますので、店舗にご確認ください。



創業半世紀になる老舗から、トレンドをキャッチした新店などさまざまな飲食店が軒を連ねる街、吉祥寺。そのなかでも吉祥寺は実は、“肉の街”としても注目されている。

そこで本稿では吉祥寺でおすすめの焼肉店を厳選。炭火きで煙がもくもく立ち込める韓国焼肉から、スタイリッシュな焼肉レストランまで多彩にお届け。

いずれの焼肉店も、肉一筋の目利きと職人が存在し、ただただおいしい焼肉を食べてもらおうと腕を振るい、「今、最高の肉」で迎えてくれる。

さあ、焼肉が食べたいなら、いますぐに吉祥寺を目指せ!

目次
1.『熟成和牛焼肉 エイジング・ビーフ 吉祥寺店』
2.『李朝園』
3.『黒毛和牛 焼肉 KAYA』
4.『焼肉や』
5.『焼肉いのうえ』
6.『寿香苑 あまつぼ』
7.『牛たん うしすけ 吉祥寺店』
8.『無煙焼肉 柚』

【1】黒毛和牛の熟成肉をポップでナチュラルな店内で味わう『熟成和牛焼肉 エイジング・ビーフ 吉祥寺店』

吉祥寺駅から徒歩5分の『熟成和牛焼肉 エイジング・ビーフ 吉祥寺店』は、エイジングビーフを気軽に楽しく味わえる焼肉レストラン。

若者が多く訪ねる吉祥寺にふさわしく明るくポップでナチュラルな温かみのあるインテリアが特徴。焼肉店というよりイタリア料理店のような雰囲気の中、日本で初めて黒毛和牛の熟成肉を手がけた専門店ならでは焼肉に出逢える。

平日ランチは主婦層を中心にママ友のグループ、土日ランチはファミリー層、ディナーは20〜30代のカップルや女子会、また家族でのアニバーサリー利用が目立つ。

オープンキッチンの店内に、ボックス席、個室(6名まで)、ゆったりしたカウンター席もあり、おひとり様も歓迎だ。スタッフのホスピタリティあふれるもてなしにリラックスでき、周辺の地元客のリピーターはもとより、「住みたい街」として注目される吉祥寺を訪ねた際に同店を選ぶ人も多いのだとか。

エイジングビーフが初めてなら、盛り合わせで食べ比べ

『熟成和牛焼肉 エイジング・ビーフ 吉祥寺店』は、店名の通り「エイジングビーフ」(熟成肉)を存分に味わえる。同店のエイジングビーフは、熟成肉がまだ周知されていなかった2010年に独自の技法を確立。A3の黒毛和牛を30日前後熟成させて、肉質をやわらかく、肉本来の味を凝縮、熟成香がほどよく付くように仕上げている。また、一頭買いによりめずらしい部位もそろっている。

エイジングビーフがはじめてなら、「7種盛り」(写真上)がおすすめ。自慢の希少部位、赤身、その日のおすすめ部位をバランスよく盛り合わせているので、ぜひ食べ比べてみよう。スタッフが、各部位の説明、それぞれにふさわしい焼き方・食べ方をレクチャーしてくれる。各部位が牛のボディのどの位置かがわかる札も添えられていて、牛肉にも詳しくなりそうだ。

無煙ロースターで焼き、塩・こしょう・特製だれ・わさびなど好みの調味料で食べるが、まずは何もつけず素焼きで味わってほしい。

売り切れごめんの、とろける低温調理ユッケ

手間暇かけた一品もぜひオーダーしてほしい。「とろけるユッケ」(写真上)は、毎日売り切れてしまう人気メニューのひとつ。エイジングビーフのバラ肉をゆっくり低温調理して、ごく薄くスライスしてユッケ仕立てに。自家製だれ、濃厚な「奥久慈卵」、ネギ、ゴマをよく混ぜ合わせて食べるのだが、脂身のうまみの風味が印象的。自家製だれは香味野菜をじっくり炒めて使う甘口だ。

このように、一度食べたら忘れられないエイジングビーフを使ったアラカルトメニューが充実しているのも魅力なのだ。

2ついけちゃう! 食後のデザートもお楽しみ

食後のお楽しみ、デザートにも力を入れている。焼肉で満腹でもつい手が伸びる、見た目麗し、食感ツルンの爽やかなデザートがそろう。写真上は左から「オレンジゼリー+プリン」「いちごの杏仁豆腐」「ルイボスティーのゼリー」「コーヒーゼリー&パンナコッタ」「パンナコッタ&白ワインゼリー」。1人で2つ食べる人も少なくないという。

吉祥寺で超有名なパン店『リベルテ』の地階にあり、エレベーターも完備しているので、ベビーカーや車椅子でも楽々入店できるので安心だ。人気店ゆえ、日時が決まったら予約してからの訪問がおすすめ。とくに土日は予約必須。

【メニュー】
・7種盛り 3,289円
・とろけるユッケ 990円
・デザート 1個 300円

■予算
昼 1,298円~
夜 5,000円〜

熟成和牛焼肉 エイジング・ビーフ 吉祥寺店

住所
東京都武蔵野市吉祥寺本町2-14-3 B1
電話番号
050-5487-2859
(お問合わせの際はぐるなびを見たというとスムーズです。)
営業時間
土・日・祝日
11:30~23:00
(L.O.22:00)

月~金
17:00~23:30
(L.O.22:30)
定休日
ぐるなび
https://r.gnavi.co.jp/fkka0hag0000/

※本記事に掲載された情報は、取材日時点のものです。
※電話番号、営業時間、定休日、メニュー、価格など店舗情報については変更する場合がございますので、店舗にご確認ください。

【2】七輪に網、炭火で焼いてがっつり食べる! 韓国焼肉の大御所『李朝園』


吉祥寺で最も古く、最も有名で、最も規模の大きな焼肉店『李朝園』。地元の焼肉店店主も一目置く存在だ。

ビル4階フロア全面を使い、2〜4人で囲むてテーブル席、グループでわいわい食事できる円卓、さらに大人数での宴会も可能なお座敷は数カ所もあり、総席数はなんと270席! 店内通路はまるで迷路のようで、トイレから帰るのに迷う人もいるほど。

年中無休、ランチからディナーまで通し営業のスタンスで、庶民のための焼肉店として老若男女に親しまれ続けている大御所だ。

『李朝園』の魅力は、なんといっても七輪をテーブルに置き、炭火で焼く王道の焼肉スタイル。もくもく上がる煙、チリチリと赤く燃える炭を前に、昔ながらの“ザ・焼肉”を心ゆくまで楽しめる。

奇をてらわない、焼肉の王道を行く“大衆メニュー”ぞろい!

分厚いメニューブックに並ぶ料理も、“ザ・焼肉”といえよう。希少部位もあるが積極的におすすめするのは、オーソドックスな、「カルビ」「タン塩」「ロース」だ。大衆的な焼肉を心ゆくまで存分に味わってほしいという思いの現れだろう。この3拍子あってこそ、焼肉の幕が上がるというわけだ。

1人前は90g。長年付き合いのある業者3社から、とびきりいい肉を仕入れている。産地は主に、北海道、山形県、佐賀県だが、「牛には個体差があります。よくない時は返品することもあるんです」とは、2代目の李さん。肉は大きな塊で届き、厨房で熟練職人が解体。人気のハラミは夕方5時以降にしか提供できないのは、順々に丁寧に捌くからだ。

着席するとすぐに、テーブルに七輪が運ばれる。中を覗くと炭はいい塩梅に着火していて、すぐにでも焼きはじめられる。実は、店内奥に大きな「炭場」があり、炭専任スタッフが常に炭のコンディションを管理しているのだ。

まずはさっぱりとタン塩から焼き進めよう。さっと焼いてレモンでさっぱり味わうのが、「李朝園」のスターターだ。

付け合わせとして、サムチェは欠かせない。添えられるのは、鶏挽き肉を使ってさまざまな調味料と合わせた特製味噌。サムチュの上に味噌、焼いた肉を乗せくるっと巻いて食べるのが定番だ。

カルビは焼き進むと脂が炭に落ち、ジュ〜と音と煙が上がる。これが炭火焼き肉の醍醐味。少々脂が飛んでも、提供される紙エプロンをつけておけば大丈夫。さあ、ダイナミックに焼き進めよう。

箸休めや締めには、ずらりとそろう韓国の一品料理も楽しみ。自家製のキムチやナムル、ビビンバや冷麺などがオンメニューされているが、シンプルなスープは焼肉のお供にぴったり。牛肉を骨ごとじっくり煮込んだ白濁とした「コムタンスープ」(写真上)は開店以来の定番で、滋味深く栄養満点。コラーゲンもたっぷりで女性客のリピーターが多い。

1974年の開店以来、吉祥寺で焼肉といえば『李朝園』と言われる同店だが、いつも変わらないオーソドックスな味と七輪を囲んで焼肉を楽しむお客の笑顔。フロア全体に息づく活気は異国情緒もあり、繰り返し通う人を、常に満足させている。

【メニュー】
・カルビ 1,320円
・タン塩 1,507円
・ロース 990円
・サムチェ 605円
・コムタンスープ 979円

■予算
昼 2,000円~
夜 7,000円以内

李朝園

住所
〒180-0004 東京都武蔵野市吉祥寺本町1-8-3 コスモビル4F
電話番号
0422-21-4004
営業時間
月~土・祝前日 16:00~24:00(L.O.23:30) 日・祝日 12:00~24:00(L.O.23:30)
定休日
ぐるなび
https://r.gnavi.co.jp/dja210fc0000/

※本記事に掲載された情報は、取材日時点のものです。
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【3】最高級の黒毛和牛を、静かにゆっくり味わえる『黒毛和牛 焼肉 KAYA』


吉祥寺駅から西へ3分ほど。井の頭通りに面して建つ人気飲食店が集まるビルの地階に、口の肥えた地元アダルト住民を唸らせている焼肉店『黒毛和牛 焼肉 KAYA』がある。

一度来店した人が、次は友達を連れてくるという口コミ人気で、開店3年、およそ8割がリピーターだ。なんといっても魅力は、肉質。A5ランクの中でも飛びっきり極上の「トビ」クラスを、部位ごとに適した厚みで味わえる焼肉店なのだ。

店内はボックス席が7つのみ、28席の小ぢんまりとした店内。ボックス席はパーテーションで仕切られ個室のような雰囲気になっていて、全体的にシックな設えで大人のための焼肉店といった印象。静かに落ち着いて焼肉を満喫したい時、普段よりも贅沢したい時にふさわしいのが『黒毛和牛 焼肉 KAYA』だ。

厚切りで食べてこそ、肉の部位ごとの味がわかる!

基本はディナーのみの営業で、お酒を飲みながらゆっくり焼肉を味わうのが似合うが、より多くの人に『KAYA』の味を伝えようと、土・日・祝のみ限定ランチを展開する。ランチなら、カルビとロースの2種を味わえるリーズナブルなセット(1,760円)で、A5ランクの黒毛和牛を味わえるとあって、こちらもお値打ちの噂が口コミで広がっている。ランチでもディナーメニューの注文も可能なのがうれしい。

『KAYA』の魅力をしっかり表現する「和牛厚切り塩4点盛り合わせ」(写真上)は、A5ランクの中でも業界で「トビ」と呼ばれる最高ランクから、その日食べてほしい部位を厚切りにして登場する。取材日は、美しく包丁を入れた「上タン」、脂のバランスが抜群の「イチボ」、厚切りでこそ味わい深い「ハラミ」、口の中で脂がとろける「ランボソ」が盛り合わせに。

「厚切りで食べてこそ、肉の部位ごとの味がわかる」と力強く語るのは、東京・麻布や新橋など焼肉店数店舗で腕を振るってきたオーナーシェフの金丁植さん。鮮度を大事に、牛の個体差、各部位に合わせた厚みを大事にしている。

テーブルに設置した焼き台は、音も静かな無煙ロースター。厚切りでも両面をさっと焼く程度で、口に運びたい。薬味とたれも数種類用意するが、肉本来の味を引き立ててくれるヒマラヤ岩塩がイチオシだ。食感、歯ごたえ、弾力、脂の口溶けを、ひと切れひと切れ、じっくりと五感で感じたい。

盛り合わせを食べた後は、今日のおすすめ部位を聞いてからオーダーしてみよう。脂が乗っているが決して脂っぽくない「和牛カイノミステーキ」(写真上)のほか、「和牛イチボ塩焼き」や「和牛厚切りハラミ」など、一期一会の自慢の肉を、食べ損ねないようにしなければ!

一品メニューの「千枚刺し」(写真上)は、韓国焼肉に欠かせない箸休め。鮮度はもちろんだが、盛りの良さに驚く。「とにかく新鮮なうちに食べてもらいたくて、つい大盛りになってしまう」と、オーナーシェフの金さん。

シックな雰囲気でトップクラスの和牛使用となれば高級なイメージを想像するが、なんのなんの、もてなしはとてもアットホームで親しみやすい。金さんがこれまで培ってきた経験を、吉祥寺で存分に披露し、訪ねる人を片っ端から唸らせている。

【メニュー】
・和牛厚切り塩4点盛合わせ 3,600円
・和牛カイノミステーキ 1,980円
・千枚刺し 860円

■予算
昼 1,500円~
夜 5,000円〜

黒毛和牛 焼肉 KAYA 吉祥寺

住所
東京都武蔵野市吉祥寺本町2-25-12 Santa Fe B1
電話番号
050-5487-4740
(お問合わせの際はぐるなびを見たというとスムーズです。)
営業時間
火~金
ディナー 17:00~23:00
(L.O.22:30、ドリンクL.O.22:30)

土・日・祝日
ディナー 17:00~22:30
(L.O.22:00、ドリンクL.O.22:00)
定休日
月曜日
祭日の場合は営業、翌日休み
ぐるなび
https://r.gnavi.co.jp/p7a79sy20000/

※本記事に掲載された情報は、取材日時点のものです。
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【4】韓国焼肉をとことん楽しめる、親しみやすい『焼肉や』


「東急百貨店 吉祥寺店」の正面玄関向かいのビル3階にある『焼肉や』は、焼肉に慣れ親しんでいる食通をはじめ、若者や家族連れも、まさに老若男女、誰からも愛される注目の焼肉店だ。

実はこの場所、別の焼肉店が30年以上営んでいた。2019年夏、オーナーの金昌輝さんが受け継ぐ形で新しい店として開業、同年12月に内装を一新して、ゆったりとした客席、スタイリッシュなダクトを設えた。

どんな世代も気軽に通えて、誕生日や記念日など、ここぞという時の食事にも使える親しみやすい焼肉店を目指している。

店内のテーマカラーは情熱を感じる「赤」。オーナーの金さんは、「焼肉は他の食事に比べて、食べるのにパワーが必要です。よし、これから焼肉を食べるぞ! と思えるように、赤い空間でモチベーションをアップしていただきたいので赤を採用しました」と話す。

店内は奥行きがあり、一人でも楽しめるカウンター席なども設置しており、ひとり焼肉を満喫しに通うリピーターも少なくない。

肉は30年以上のキャリアを持つオーナーの金さんが信頼する業者から、安定供給。産地や銘柄だけにとらわれることなく、“その時にもっともいい肉”を仕入れている。上質で自信を持って提供する焼肉メニューを筆頭に、サイドメニューの充実ぶりには驚かずにはいられない。

韓国焼肉の楽しさは、肉だけでなく、スープや野菜、ナムルやキムチなど、テーブルに溢れんばかりの料理とお酒を並べて楽しむのが醍醐味。メニュー数の多さは、その楽しさを必ずや叶えてくれる。たとえば店内で漬けるキムチだけでも数種類あり、通常の白菜や大根に加え、アボガドや柿もキムチの素材になる。

タンにネギを包んで結ぶ、新メニューが看板

金さんが考案した自慢のメニュー「ネギタン塩(結び)」(写真上)は、迷わずに注文したい逸品。味付けしたネギをタンで包み、ネギを紐に見立てて結んでいる。手間がかかる料理人泣かせの一品だが、これまでタン塩に添えられるネギをどのように焼けばいいかわからないというお客の素朴な悩みから生まれたものだ。

定番の焼肉メニューを新しい視点でアレンジして、よりおいしく提供したいという職人気質なスタンスが、訪ねる人の心に届き、ファンを集めているのだろう。

迷ったら、“いま食べるべき肉”が揃う「極み盛り合わせ」を!

注文に慣れない人、あるいは、何にしようか迷う時は、「極み盛り合わせ」(写真上)なら満足すること間違いなしだ。取材時の盛り合わせは、タン、サーロイン、シンシン、トモサンカク、三角バラの5種類で、実にバランスのいい組み合わせ。肉色、サシの入り方など肉の特徴をじっくり見比べてから、焼き進めよう。

箸休めは、さっぱり軽い焼肉を!

「和牛おろしポン酢(上ロース)」(写真上)は、和牛上ロースにおろしポン酢とネギをあしらって、見た目も上品なひと皿。

和牛の厚み、大きさも控えめで、焼くとさっぱりとしたおろしポン酢が肉にしみて、後味も軽やかな印象。ボリュームのある焼肉の、箸休めとしてもちょうどいい。

焼肉と相性のいいお酒も充実。ビールやマッコリがベストマッチではあるが、金さんはソムリエとして、リーズナブルでおいしいワインを選びそろえている。記念日には予約をして、焼肉とワインで乾杯したい。2020年に開店した姉妹店『道盛』(荻窪)とともに、韓国焼肉の本当のおいしさ、楽しみ方を伝えてくれる頼もしい焼肉店だ。

【メニュー】
・ネギタン塩(結び) 1,738円
・極み盛り合わせ(塩) 2,178円
・和牛おろしポン酢(上ロース) 1,518円

■予算
昼 1,000円~
夜 3,500円〜

焼肉や-YAKINIKUYA- 吉祥寺店

住所
東京都武蔵野市吉祥寺本町1-10-3 古城会館3F
電話番号
050-5487-8886
(お問合わせの際はぐるなびを見たというとスムーズです。)
営業時間
月~日・祝前日・祝日
11:00~22:30
(L.O.22:00、ドリンクL.O.22:15)
定休日
ぐるなび
https://r.gnavi.co.jp/8jans6880000/

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【5】雰囲気はアットホーム、居心地はバツグンの『焼肉いのうえ』


吉祥寺駅徒歩2分の場所にある『焼肉いのうえ 吉祥寺店』。テーブル席はもとより、完全個室の座敷席や堀ごたつ席を設えており、ゆったりと食事ができる焼肉店として地元客に支持されている。

『いのうえ』の自慢のメニュー「ロース」は絶対食べたい!

『焼肉いのうえ』を訪れたら絶対に食べたいのが「ロース」。同店もっとも力を入れており自信をもっておすすめしたい。

こちらがイチオシの「おまかせロース3点盛り」(写真上)。カメノコなどの赤身度の高い赤身ロース(写真・手前右)、名物である「いのうえロース」(シンシン/同・手前左)、トモサンカクなどの脂身が高めの上ロース(同・奥)の3種は、ふわっとして見た目にも軽やかな印象。牛は最高級黒毛和牛で、熊本や宮崎から仕入れたものだ。

両面ともに10秒ずつさっと焼いて口に運ぶと、うまみがいっぱいに広がるが重さは全然感じられない。とりわけやわらかな食感のカメノコからジューシーなトモサンカクまで、食べ比べもたっぷり楽しめる。

「おすすめ盛り」ならいろんな部位が味わえる!

もちろん美味しいのはロースだけではない。その日に入荷した「本日のおすすめ盛り」(写真上)ならいろんな部位が味わえる。取材時は、ザブトン、カイノミ、ミスジの3種。料理長がおすすめする部位を4枚ずつ盛り合わせた豪快な一皿は、噛むほどに豊潤な脂が口の中に広がる。

そんな『焼肉いのうえ』。普段使いはもちろん、記念日利用も多いという。予約時に伝えると、チョコペンでメッセージを添えたお祝いプレートをサービスしてくれるなどの心憎い。アットホームな雰囲気で居心地はバツグンなので気兼ねなく利用したい一軒だ。

【メニュー】
・おまかせロース3点盛り 2,800円
・本日のおすすめ盛り 5,980円

■予算
昼 1,500円
夜 5,000円

焼肉 いのうえ 吉祥寺店

住所
東京都武蔵野市吉祥寺本町1-8-10 3F
電話番号
050-5486-2496
(お問合わせの際はぐるなびを見たというとスムーズです。)
営業時間
月~金
ランチ 11:30~15:00
(L.O.14:30)
ディナー 17:00~23:00
(L.O.22:00)

土・日・祝
ランチ 11:30~15:00
(L.O.14:30、ドリンクL.O.14:30)
ディナー 15:00~23:00
(L.O.22:00、ドリンクL.O.22:30)
定休日
年中無休
ぐるなび
https://r.gnavi.co.jp/g641720/

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【6】包丁使いの美しさとウマいたれが魅惑の『寿香苑 あまつぼ』


通称「ヨドバシ裏」からさらに吉祥寺図書館裏界隈、繁華街の喧騒を離れた場所に、知る人ぞ知る焼肉の名店『寿香苑 あまつぼ』がある。

客層は小さな子どもから高齢者まで幅広く、エレベータもないレトロなビル3階へ杖をついて上がってくる80歳を超える常連客もいるという。入り口近くにテーブル席、ずずっと奥は板張りの広々とした座席がある。開店30年、店主のあまつぼまもるさんが手作りで設えた床が飴色に輝き、昭和懐かしいノスタルジックな雰囲気を醸し出している。

座敷正面の書は、あまつぼさんの友人作。なぜかマリリンモンローのポスターが似合う店内には、ゆるやかにジャズが流れる。

小料理や焼鳥で腕を鳴らしたあまつぼさん。宴会のコース料理の締めに焼肉を提供して、そのおいしさが口コミで広がり、次第に焼肉専門店になっていったという。

弾力あるヒレ肉で幕が開く、『あまつぼ』の焼肉

肉は、A5に限りなく近いA4ランクの和牛を中心に、各地のブランド牛を選りすぐって仕入れる。仕入れの決め手は、なんといっても脂身のおいしさ! 『寿香苑 あまつぼ』では、脂身をしっかりと味わいたい。

スタートにタン塩をすすめる店が多いなか、『寿香苑 あまつぼ』では、「ヒレにん」が圧倒的人気。しっとりした厚めのヒレに、たっぷりのせるのはすりおろしニンニク。鉄板の中央ではなく端に並べて、ニンニクを馴染ませながらゆっくり焼く。他店とは大きく違うスタートのこの一品で、『あまつぼ』がいかに個性際立つ焼肉店かがうかがえる。

メニューブックがあるが、オーダーの指南にしたいのは手書きの「本日のおすすめ」メニュー。ある日のおすすめは、「上カル倍盛り」「濃厚サガリ」「大トロロース」「ハネシタ」などが、迫力ある文字で綴られている。

さらにおすすめサイドメニューも光る。「冷やし粒うにそうめん」、ユッケジャンの辛い「赤うどん」、コムタンの「白うどん」など、締めメニューも抜かりなし!

おすすめメニューから、やわらか〜い「シンシン」を!

「やわらか厚切りシンシン」(写真上)は、ニンニク醤油のたれが添えられる。赤身がうまいと知られるシンシンは、常にある部位ではないので、おすすめにあればぜひ注文したい。

焼き方の説明にも耳を傾けるべし。焼き過ぎないよう、箸から離さずにチチチと短時間で焼き、ニンニク醤油のたれを少しつけて食べる。この厚みこそが、シンシンの真の味を感じさせてくれるのだ。

思わず見惚れる3D盛り!

グランドメニューにある「極ざぶとん」(写真上)は、美しい包丁仕事が作るふんわりとした盛り方から「3D盛り」と呼ばれる逸品。崩すのが惜しいほどだが網へ乗せよう。

『寿香苑 あまつぼ』が採用するのは、中心に向かって傾斜があるステンレス板網のロースターで、遠火の強火で煙が少なく、焼き上がりに追われることなく味わえる。昨今、網の洗浄は業者に委託する店が多いが、同店では閉店後、厨房で丁寧に手洗いしているのも特記すべき点だ。

肉質と同じくらい自慢なのが、「たれ」。もみだれ、つけだれともに長年試行錯誤し苦心して作り上げたもの。数々の焼肉店で働いてきたスタッフが、「あまつぼのたれに惹かれてここで働いているんです」というほどだ。

アルコールも豊富にそろい、マッコリやワインのほか、飲みきりサイズの日本酒も充実。また、締めには「カレー」を用意。いろんな部位のいい肉を惜しげもなく使っている。

子どもの頃に親に連れて来られて大人になって再訪する人、家族3世代で集う人など、地元住民に慕われている。「おいしい肉、おいしいたれ、焼くお客さん、三位一体でいい焼肉が生まれる!」と語るあまつぼさんの言葉を、ぜひ体感しに訪ねよう。

【メニュー】
・ヒレにん 1,080円
・極(きわみ)ざぶとん 2,680円
・厚切りしんしん 1,980円

■予算
昼 1,000円~
夜 7,000円前後

寿香苑あまつぼ

住所
〒180-0004 東京都武蔵野市吉祥寺本町1-29-6 武蔵野ハウジングビル3F
電話番号
0422-20-0573
営業時間
ディナー:17:00~24:00(L.O.23:00)
定休日
不定休日あり ※休業日は公式ホームページにてお知らせ致します。
ぐるなび
https://r.gnavi.co.jp/6a2hj9ut0000/

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【7】愛犬同伴もOK! ファミリーで楽しむ牛タン食べ放題『牛たん うしすけ 吉祥寺店』


牛タンを中心に、牛肉・豚肉・鶏肉などの食べ放題を楽しめる『牛たん うしすけ 吉祥寺店』。20年以上、焼肉店を展開してきた『うしすけ』が、家庭では味わうことのできない「牛タン」をメインに据えて「心ゆくまで味わってもらいたい」と食べ放題を導入し、今なお話題となっている。

吉祥寺駅南側、井の頭恩賜公園の近くに店を構えており、散策の帰りに立ち寄りやすい焼肉店として選ばれている。平日はディナーのみだが、土・日曜は11時から通し営業する。

食べ放題とともに大きな特徴は、ペットも同伴がオッケーであること。「ワンちゃんもご家族の一員。家族そろって楽しいひとときを」と、大歓迎してくれる。平日は5割、土日には7割がペット同伴で来店するという。店内はテーブルが5卓と、靴を脱いで上がる掘りごたつが3卓。掘りごたつは小さな子ども連れのファミリーに好評だ。

現在都内に7店を展開する『うしすけ』の牛タンは、生の黒タンを一定期間熟成させ、1本1本手作業で臭みのある部分を取り除いて成形。驚くほどやわらく仕上げている。

リーズナブルな価格での食べ放題(4,928円~)は、各店舗ごとに捌きたてを提供するからこそ叶う。タンの産地は、現在はアメリカとオーストラリアが中心。国産も含めてさまざまな産地のタンを食べ比べ、歯ごたえと味のバランスの良さを評価して選んだ産地だ。品質、味ともに自信を持って提供している。

時間内、何度でも好みの肉をオーダー!

一番人気の「食べ放題 松」のスタートに運ばれる基本のプレート(写真上)。木製プレートに、タン中部分を1cmの厚切りにした捌きたて厚切りタン、上タン、タンの赤身にネギをのせたネギ赤タン、タン下部分のアゴタン、さらに選りすぐりの和牛のハラミ、カルビ、鶏トロ、鶏ロース、黒豚トロなどが所狭しと盛られる。

まずはタンの各部位を味わおう。「タン」とひと括りで呼ぶが、個々の味の違いは奥深い。基本のプレートをすべて制覇したら、次からは「これが好き」、「もう一度食べたい」と思うものをリクエスト。枚数を告げて追加オーダーする。

たとえば「上タンを6枚、お願いします!」とオーダーすると、こちら(写真上)が運ばれてくる。「食べ放題 松」なら、焼肉だけではなく、サラダ、キムチ(4種)、牛タンシチュー、ゆでタン、ビビンバ、牛タンカレー、牛タン炙り飯など全30品が食べ放題になる。

子どもにも人気のタンシチューは締めにもよし!

とりわけ「牛タンシチュー」(写真上)は自慢のメニュー。臭みを抜いたやわらかいタンがデミグラスソースにゴロゴロからまり、子どもも食べやすい一品。大人は締めに、子どもは最初からなど、好きな時にオーダーできるのも、食べ放題ならでは。

『うしすけ』オリジナルドリンクも充実。凍らせたレモンを使用するスッキリした味わいのサワーをはじめ、果物を低速回転で搾りふんだんに使うヘルシーなサワーも、牛タンにぴったり。お酒も楽しむなら飲み放題プラン追加もおすすめだ。

また、愛犬のために、獣医師監修の脂の少ない「ワンちゃん焼肉メニュー」も用意していて食べ放題も可能。各テーブルで家族そろって焼肉を囲む楽しく幸せな光景が店内のあちこちに広がる『牛たん うしすけ』。さあ、100分間の食べ放題を、ワンちゃんも一緒に楽しもう!


【メニュー】
・うしすけの食べ放題 松<30種類>) 5,478円(そのほか、梅<19種類>3,278円、竹<20種類>4,928円 ) *L.O.80分、100分まで
・飲み放題スタンダードプラン 1,628円

■予算
夜 6,000円

牛たん うしすけ 吉祥寺店

住所
〒180-0003 東京都武蔵野市吉祥寺南町1-1-9 FSビル3F
電話番号
0422-29-8560
営業時間
11:00~23:00
ぐるなび
https://r.gnavi.co.jp/emkt48yu0000/

※本記事に掲載された情報は、取材日時点のものです。
※電話番号、営業時間、定休日、メニュー、価格など店舗情報については変更する場合がございますので、店舗にご確認ください。

【8】ユズを合わせてさっぱりヘルシー! カフェのような『無煙焼肉 柚』


韓国焼肉でも洋風ステーキ店でもない、これまでにない新しい感覚の焼肉を楽しめる『無煙焼肉 柚』。2020年6月に開店した吉祥寺界隈で注目の焼肉店だ。

まるでカフェのような店内は、通常なら各テーブルに設置されるダクトがなく、明るく広々スッキリとしている。店名に掲げているように、無煙ロースターを使う焼肉だから、煙やにおいとは無縁の焼肉をスマートに楽しめるのだ。

入り口や店内にグリーンをあしらい、カジュアルでナチュラルな雰囲気を作り、「20〜30代の女性に気軽に焼肉を楽しんでもらいたい」と、店主の提箸(さげはし)佳孝さんは願っている。実際、女子会やデート利用、子ども連れの誕生日会などに選ばれている。

周辺ワーカーや住民にも支持されているランチは、焼肉セットのほかに「控肉飯(こーローハン) 台湾風角煮」(979円)といった台湾の家庭料理もラインナップ。これは提箸さんの台湾人の妻の故郷の味だ。

「値段が高くておいしいのは当たり前ですが、この値段でとてもおいしいお肉が食べられる! と感じてもらいたいんです」と提箸さん。「いいものを安く提供して、喜んでいただこうと努力しています」。その心意気に惹かれ、リピートする人が少しずつ増えている。

おすすめの希少部位は「和牛のささみ」も登場

まず、お得な「スタンダードセット」(写真上/1人前3,850円)で、ロース、ハラミ、厚切りの上カルビ、上タン薄切りといったお馴染みの部位を味わったら、その日のおすすめ希少部位をぜひ味わってほしい。

取材日のおすすめは、「仙台牛 ささみ」。焼肉業界に長く勤める提箸さんが、さまざまなブランド牛から目下注目している「仙台牛」の、後ろ足に近いトモバラの一部で、一頭から約2kgしか取れない、かなりレアな部位だ。

無煙ロースターでさっと軽く焼き、柚子こしょうで味わうのが『無煙焼肉 柚』が推奨する味わい方。柚子こしょうはもちろん自家製で、青柚子の皮、青唐辛子、塩を仕込み1週間以上寝かせて仕上げている。

同店では、ニンニクの使用について気配り深く、ニンニク香を気にする人のために、もみだれにはニンニクは使わない。これが思いのほか好評で、男女問わず喜ばれているという。一方、つけだれはニンニクを使い甘口たれと辛口たれと、柚子に果肉と果汁を使う柚だれ、3種類を用意している。

めずらしい台湾風トルティーヤで、肉と野菜を包もう

「スタンダードセット」をはじめ、セットに必ず入るメニューが、たっぷりの「野菜盛り合わせ」と「ダンビン」。ダンビンは全粒粉を使用した台湾風のトルティーヤで、北京ダックのイメージで肉と野菜を包んで楽しみたい。

『無煙焼肉 柚』は、吉祥寺のメインストリート「サンロード」中程からすぐ。雨に濡れずに行けるわかりやすい場所にある。小ぢんまりとした店内はアットホームな空気が漂い、肩肘張らずにリラックスして過ごせる。ぜひ気軽に訪ねてみよう。

【メニュー】
・仙台牛ささみ(数量限定) 1,980円
・スタンダードセット 1人前 3,850円(オーダーは2人前から/肉4種、野菜盛り合わせ、スープ、ナムル、キムチ、ダンビン<台湾風トルティーヤ>)

■予算
昼 900円~
夜 5,000円以内

無煙焼肉 柚

住所
〒180-0004 東京都武蔵野市吉祥寺本町1-13-9 山本ビルB1
電話番号
0422-27-1831
ぐるなび
https://r.gnavi.co.jp/cp3y8r5p0000/

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