(※お酒の提供については、国や自治体の要請に準じています)
SNSで超話題の一軒『スシエビス 恵比寿本店』
JR恵比寿駅から徒歩3分。数々の有名レストランが軒を連ねるグルメエリアで、2020年11月にオープンした大衆寿司酒場が『スシエビス 恵比寿本店』だ。
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オープン直後から「映える!」とSNSを騒がせ、わざわざ足を運ぶ若い女性が急増。瞬く間に人気店の仲間入りを果たした。
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店内は、寿司職人が立つカウンター席と、青海波文様(せいがいはもんよう:波を扇状の形に書き写した日本の伝統文様)を施した漆喰塗りの壁が印象的なテーブル席を用意。
カウンターや壁、天井の装飾などにヒノキをふんだんに使用することで、ふわりとヒノキが香る空間が印象的だ。
取材時は桜の季節ということで、店内外で桜のイミテーションが咲き乱れていた。この装飾は、季節によって変わるそう。
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白木のカウンター席の目の前には、新鮮な旬の魚介が並ぶネタケースが鎮座。“立ちのカウンター寿司店”のような高級感でもてなしてくれる。
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着席すると、スタッフが箸束を持ってきてくれる。その中から好きな箸を一膳チョイス。箸袋を開くとおみくじになっており、ユニークな文言で楽しませる。
利益度外視の超お得な特選メニュー3品!
では、ついつい自慢したくなる寿司を紹介。まずは「スシエビス特選メニュー!!」より、3品を披露しよう。
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カニの甲羅からイクラが溢れ出す「名物!エビ・カニ合戦」(写真上)。甲羅の中には細かく叩いたエビとズワイガニを入れ、ウズラの卵とイクラをたっぷりと乗せている。
味付けはしじみ出汁。甲羅の中ですべての具材を混ぜ合わせることで、しじみの出汁によるうまみと塩味が全体をまとめている。噛むごとに、エビやカニの味わいが混ざり合い、まさに口中でエビカニ合戦が勃発しているよう。
さらに甲羅の下に隠れているのは、カニ味噌の細巻き。カニ味噌にゆず皮を加えることで、柑橘のさわやかさに箸が進む。
エビカニだけをつまむもよし、細巻きにディップして食べてもよしと、さまざまな楽しみ方ができるのもうれしい。
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「極みユッケと雲丹いくらミルフィーユ」(写真上)は、真横から撮影したいほど、断層が美しい一品。シャリの間に挟まれている馬肉のユッケは、単品でも用意する隠れた人気メニュー。甘みのある特製だれを絡めており、酸味によるキレのあるシャリとの相性も抜群。上にはイクラとウニをこれでもかと乗せ、贅沢の極みを感じる。
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イクラの軍艦を“スシエビス”流にアレンジした「いくらカクテル」(写真上)。カクテルグラスの中には、シャリとイクラ。海苔とキュウリは別添えすることで、自分好みのイクラ軍艦が楽しめるという仕掛けだ。
「スシエビス特選メニュー!!」3品は、いすれも原価度外視の豪華寿司。とくに贅沢感をあおるイクラは、店内で臭みを取るための処理を行うなど、徹底して食べやすさを追求している。
寿司職人がひと手間かけた必食の「極み寿司」
大衆酒場を入口としながら、寿司はすべて寿司職人がお客の目の前で握る。
「握り寿司」329円は、1〜3貫を選ぶスタイル。玉子やアジ、赤イカなど8種からは3貫、真鯛、とろサーモンなど12種からは2貫、大トロ、活煮アナゴなど4種は1貫など、好きな組み合わせを選ぶことができる。
お酒と楽しみながら、さまざまな寿司を楽しんでほしいと、シャリはバルサミコをアクセントに加えた「特製黒酢」シャリを使用。さっぱりとしたシャリは、いくらでも食べられるように味付けされている。
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寿司メニューの中でも、他では食べられない独創的なメニューが「極み寿司」(写真上)。
一番左の「マグロ ロッシーニ風」は、牛肉にフォアグラを合わせたロッシーニを、マグロ赤身にあん肝とトリュフを砕いて再現した新感覚の寿司。
「のどぐろ昆布〆炙り」(左から2番目)は、高級魚で脂のりのよいノドグロを昆布で締めて、うまみを凝縮。薄切りにしたすだちと一緒に食べることで、口の中をすっきりとさせる。
「アボカドサーモン軍艦」(左から3番目)は、シャリをとろサーモンでサンドし、上からアボカドペーストを絞った一品。サーモンとアボカドという、女性人気の高い食べ物を組み合わせている。
そして「とろける鰻バター」(一番右)は、ぜひ注文してほしい1貫。鰻の寿司の上に、スタッフがバターをたっぷりと削りかけてくれるパフォーマンスは、動画で撮るべし。細く削り出されたバターは、ふわふわととろける食感で、甘い鰻の詰めとも相性がよい。
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さて、お酒を存分に楽しみたいなら「あて巻き」がおすすめ。一番人気の「揚げ納豆巻き」(写真上)は、納豆の細巻きを揚げるという、斬新な逸品だ。
納豆には明太子をプラスすることで、酒のアテとしての完成度を高めている。揚げたてのサクサクとした食感と温かい寿司というなかなか珍しい仕立てに、ファンも多い。
酒場利用を支える逸品メニューも豊富!
大衆酒場でもあることから、酒のアテにつまめる刺し身やつまみなどの逸品メニューも豊富。
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暑い夏に注文したいのが「超冷やしガリトマト」(写真上)。酒場の定番冷やしトマトの上に、凍らせたガリをかき氷のように削りかける。ガリを使った寿司屋らしいつまみを、オリジナリティの高い一品に仕立てている。
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また、カウンター上に蒸し器を入れており、蒸し料理は蒸したてで提供。恵比寿に掛けた“海老酢”を付けて食べる「海老酢で食べる小籠包」や、からすみの塩味がアクセントになる「からすみぶっかけ焼売」が人気だ。
寿司、大衆酒場料理と、幅広い料理が楽しめるのも、リピートしたくなる理由のひとつだろう。
寿司屋で一献、粋な飲み方を……
お酒の主力は日本酒。若い女性でも、こうした雰囲気の店であれば、寿司と日本酒という粋な“寿司飲み”が体験できる。
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とくに、ここだけでしか飲めない「生日本酒サーバー」がおすすめ。
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提携する蔵元が、できたて、しぼりたての無ろ過日本酒を樽詰め。それをサーバーで注いで提供する新スタイルの日本酒だ。日本酒はガスで抽出されるため、微炭酸の甘口になるのが特徴。日本酒が苦手という人にも敷居が低く、入門酒として一杯楽しんでみてはいかがだろうか?
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日本酒以外にも「生搾りレモンサワー」や、日本酒のロックにライムを加えた「サムライ・ロック」、「ハイボール」などをラインナップ。18時までの入店で、酎ハイやハイボールが何杯でも199円というハッピーアワーも行っている。
さらに日替わりで、女性にはデザートをサービスする「レディースデイ」や、刺し身3種に1種が追加される「おさかなの日」など、毎日お得感のあるキャンペーンを実施。よりお得に飲むなら、公式Instagramでキャンペーン内容をチェックしておきたい。
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寿司のネタは「真鯛」や「つぶ貝」「大トロ」といった、常時用意するグランドメニューのほか、その時期にしか食べられないものもそろえる。
旬の魚介は寿司や刺し身のほか、1食限定のカブト煮といった料理でも提供されるため、何度訪れても飽きない。
寿司屋使いも大衆酒場使いも、その日の気分で両方の使い方が楽しめる『スシエビス』から、今後も目が話せない。
【メニュー】
いくらカクテル 1,078円
極みユッケと雲丹いくらミルフィーユ 1,078円
名物!エビカニ合戦 769円
マグロ ロッシーニ風 329円
のどぐろ昆布〆炙り 329円
アボカドサーモン軍艦 329円
とろける鰻バター 320円
揚げ納豆巻き 439円
超冷やしガリトマト 439円
海老酢で食べる小籠包 439円
からすみぶっかけ焼売 439円
※本記事に掲載された情報は、取材日時時点のものです。また、価格はすべて税込です。
スシエビス 恵比寿本店
- 電話番号
- 050-5494-2035
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- 営業時間
- 土・日・祝
16:00~23:00
(L.O.22:00、ドリンクL.O.22:30)
※時短営業対応中
月~金・祝前日
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年始営業時間
12/28~12/30 12:00~24:00 12/31 12:00~22:00 1/1 店休日 1/2~1/3 12:00~22:00
※本記事に掲載された情報は、取材日時点のものです。
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