東京ラーメン最新版! 2021年にオープンした、超人気の個性派ラーメン店4選

ラーメン好きなら知ってきたい、2021年に東京にオープンした超話題のラーメン店をまとめて紹介します。魚を丸ごと使った炭火焼濃厚中華そばが美味すぎる『奥倫道』(浜松町)、ミシュランガイドに掲載された人気ラーメン店の姉妹店『エニシスタンド』(御徒町)、小麦粉からこだわる4つの麺が個性的な『麺や 麦ゑ紋』、予約困難のレストラン同士が開発した新しいまぜ麺『フーメン』(表参道)の4店です。

2021年11月10日
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東京ラーメン最新版! 2021年にオープンした、超人気の個性派ラーメン店4選

絶対行くべし! 2021年にオープンした東京の人気ラーメン店まとめ

2021年も個性的なラーメン店が次々とオープンしている。コロナ禍とはいえネット上では話題のラーメン店が紹介され続けてきた。

その中でも今回は2021年にオープンした最旬ラーメン店を編集部が厳選。道系ラーメンが手がける「濃厚中華そば」やミシュラン掲載店の姉妹店が手がける「担々麺」、麺にこだわる「つけ麺」、そして予約困難レストランが開発した新しい「まぜ麺」など、ラーメン好き必見のお店が勢ぞろい。

これまでにないアプローチのラーメン店ばかりなので、ぜひとも全制覇してみてほしい。

【1】炭火焼した素材を丸ごと使ったスープが絶品の『奥倫道』(浜松町)

浜松町駅から大門駅にかけてのラーメン激戦区に新規オープンしたラーメン店『奥倫道』は、新橋の人気ラーメン店『倫道』、神田の人気ラーメン店『海富道(しーふーどう)』に続く“道系”ラーメンの姉妹店。

道系ラーメンの特徴のひとつは、ラーメンに複数の小鉢を添えた提供スタイルにある。ご飯付きの「定食」まで用意があるので、ラーメンに具材をのせたり、ご飯にスープをかけたりと自分なりのアレンジを楽しめるのがうれしい。

なかでも『奥倫道』のラーメンの特徴は、素材を丸ごと炭火焼きしてペースト状にしたものをアゴだしと合わせてスープを作っていること。下の写真をご覧のとおり、鯖(サバ)、烏賊(イカ)、秋刀魚(サンマ)、鮭(サケ)、鯵(アジ)、栗、茸(マッシュルーム)など、うまみたっぷりの素材を使ったラーメンをラインナップしている。

どのメニューを頼んでも、コクも風味も唯一無二のスープは一滴も残さず飲み干したくなること間違いなしだ。

定番の「炭火焼濃厚中華そば定食 鯖」(写真上)は主役のラーメンに、刻み玉ネギ、炭焼ネギ、板海苔、チャーシュー、ご飯、海苔佃煮、味噌小胡瓜が添えられている。

すりつぶされた鯖の身までしっかりと絡まっている麺は、スープのうまみをしっかりと吸い上げていて絶品!

こちらは、「炭火焼濃厚中華そば 秋刀魚」(写真上)。秋刀魚のつぶつぶ感が残ったスープは、旬の時期以外でも1年中食べたくなる。

「今日はどの味にしよう?」と考える時間も楽しい『奥倫道』。全種類制覇しながら、ぜひお気に入りを見つけてみて。

『奥倫道』の詳しい記事はこちら

炭火焼濃厚中華そば 奥倫道

住所
〒105-0012 東京都港区芝大門2-1-18 GSハイム芝大門1F
電話番号
03-3438-0188
営業時間
月~金 11:30~23:00、土・日・祝 11:30~23:00 ※新型コロナウイルス感染の状況に応じて、営業時間・定休日が記載と異なる場合がございます。ご来店時は事前に店舗にご確認ください
定休日
無休(臨時休業有)
公式サイト
https://twitter.com/okurindo

※本記事に掲載された情報は、取材日時点のものです。
※電話番号、営業時間、定休日、メニュー、価格など店舗情報については変更する場合がございますので、店舗にご確認ください。

【2】小麦も太さも味わいも異なる麺の食べ比べが楽しい『麦ゑ紋』(新宿)

つけ麺、ラーメンのタイプ別に麺を変えているだけでなく、つけ麺の器には2種類の異なる麺を盛り付け、さらにつけめん専用のトッピング麺まで用意している『麺や 麦ゑ紋』。4種類の麺は、それぞれ太さや食感が異なるだけでなく、使っている小麦も違うというこだわりようだ。

つけ麺として供される2種類の麺は、小麦粉の胚芽部分や外皮に含まれるミネラル分「小麦灰分(こむぎかいぶん)」を豊富に含有した国産小麦に、「全粒粉」と「ふすま」を加えた「小麦ブラン麺」と、北海道産小麦、信州石臼引き粉に沖縄産の塩「シママース」をブレンドして作られた「つる平麺」。食べ比べを存分に楽しむためにも、まずは汁につけることなく麺のみで味わうことを強くおすすめしたい。

スープのベースは、豚ゲンコツ、豚背骨、豚足、北海道産のサケ節。かつお節ではくサケ節を使っているため、香りも味わいも独特だ。

2種類の麺でも十分楽しいが、さらに食べ比べを楽しみたいなら、つけめん専用トッピングの「極平麺」(写真上)をオーダーするのもおすすめ。麵が違うだけでこんなにも味わいが違ってくるのかと驚かされるだろう。

こちらは、厳選小麦多加水麺を使った「手揉みらーめん」(写真上)。

茹でる直前にその場で手揉みを加えることで、あえて不ぞろいに仕上げた「手揉み縮れ麺」を使っているため、食感がものすごく楽しい。口の中でホロホロ崩れるチャーシューや瀬戸内海産の焼き海苔とのマリアージュも病みつきになり、毎日でも通いたくなる。

実はこちらのお店、『らぁ麺 はやし田』や『煮干中華そば鈴蘭』などの人気ラーメン店と同じ系列。そりゃうまいわけだ! と納得させられること請け合いなので、ぜひ4種類すべての麺を制覇することからスタートして、好みの麺を見つけてみて。

『麺や 麦ゑ紋』の詳しい記事はこちら

麺や 麦ゑ紋

住所
〒160-0023 東京都新宿区西新宿7-4-6 ストーク新宿井岡1F
電話番号
03-5358-9958
営業時間
11:00~
公式サイト
https://www.instagram.com/mugiemon0831/

※本記事に掲載された情報は、取材日時点のものです。
※電話番号、営業時間、定休日、メニュー、価格など店舗情報については変更する場合がございますので、店舗にご確認ください。

【3】『ミシュランガイド』に掲載のラーメン店の味が東京でも楽しめる『エニシスタンド』(御徒町)

『ミシュランガイド 兵庫』にビブグルマンとして掲載された『担担麺専門店 DAN DAN NOODLES. ENISHI』のフランチャイズとしてオープンした『エニシスタンド』は、JR御徒町駅徒歩1分のところに暖簾を掲げるラーメン店。アメヤ横丁からも近いので買い物がてら食事して帰りたいときにもうってつけだ。

店内は広々としていて居心地抜群。ファミリーでの利用にちょうどいいテーブル席も、ひとりでの利用にぴったりのカウンター席もあるので、どんなときでも気軽に立ち寄りたくなる。

シグニチャーは、『担担麺専門店 DAN DAN NOODLES. ENISHI』でも使われている自家製スパイスラー油の魅力に酔いしれられる「エニシ担担麺」(写真上)。しば漬け、水菜、神戸ポークの肉ミンチ、淡路産玉ネギ、カシューナッツ&フライドオニオンなど具だくさんで、ラー油の“シビ辛”をいろんな食感とともに楽しめる。

インスタ映え必至のこちらのメニューは「肉チーズ担担麵」(写真上)。

大量のローストビーフをふちに盛り付けた器に、しば漬け、カシューナッツ&フライドオニオン、淡路産玉ネギ、スパイスをブレンドした「エニシ担担麵」を加えた後、上部に寝かせたチーズを溶かし、国産ブランド鶏卵「龍のたまご」の黄身をトッピングすれば完成だ。

いずれのメニューも、ブラックペッパー&ピンクペッパー、オレンジ酢、煮干し酢、ラー油を作る際の搾りかすなどを活用したうまみたっぷりの「エキゾチック酢」をはじめとする調味料で味変するのもおすすめなので、一杯で何通りもの味を楽しめる。

『エニシスタンド』の詳しい記事はこちら

エニシスタンド

住所
〒110-0005 東京都台東区上野3-27-12 御徒町吉池本店ビル 8F
電話番号
03-6240-1345
営業時間
11:00~23:00
定休日
無休
公式サイト
https://omo-kansha.com/shop/enishi/

※本記事に掲載された情報は、取材日時点のものです。
※電話番号、営業時間、定休日、メニュー、価格など店舗情報については変更する場合がございますので、店舗にご確認ください。

【4】完全予約制の超人気店同士がコラボレーションした『フーメン』

大阪・北新地のフレンチレストラン『comptoirfeu (コントワールフー)』と、京都・東山泉湧寺の四川料理店『齋華(さいか)』がコラボレーションして、2021年夏に表参道にオープンした麺料理店『Feumen(フーメン)』。『コントワールフー』『齋華』ともに予約困難なレストランであることから、“奇跡のコラボレーション”とでも呼びたくなる一軒だ。

店内は、プラントハンターとして世界的に有名な西畑清順氏が手掛けた天然モス、注目の若手アーティスト、添田奈那氏のアートがディスプレイされた居心地抜群の空間。女性一人でも来店しやすい内装を意識したという。

こちらが開発に約1年半を要したまぜ麺(写真上)。ラーメンともパスタとも言い難い新感覚のヌードル“まぜ麺”は、ココナッツミルクを加えて辛さを控えた「マイルド」、スパイシーな「スタンダード」をラインナップする。

北海道と九州のブレンド小麦と水のみで、かたすぎず、やわらかすぎずなバランスに仕上げた中太麺は、毎日店内で製麺。ソースには、さまざまな国のスパイスと大量のエビが使われている。

トッピングは、15~20種類の用意の中からそれぞれの好みで2種類をチョイス。アボカド、ガリ、ココナッツミルク、パクチー、フライドオニオン、豆苗、粉チーズ、白ネギ、温玉、黒酢、トマトマリネ、ササミ、納豆、豚バラ、キュウリ、ライム、ローストビーフなどバラエティ豊かにそろっているので、2種類に絞り切るのはなかなか難しい。その場合は追加トッピングもOKなのでご安心を!

また、無料で提供される水は、抗酸化作用が期待できることで人気のπ(パイ)ウォーターを用意。こちらも、女性にとってはうれしいポイントに違いない。女性同士はもちろん、デートの利用にもぴったりなので、ぜひ大切な人を誘って来店してみては?

『フーメン』の詳しい記事はこちら