種類豊富な中華料理のメニューを見ていたら、あれもこれもと欲張りたくなるもの。欲望のままにオーダーすると、あっという間に予算オーバーすることも……。
しかし、銀座の街で長年愛されてきた『味の中華 羽衣 銀座本店』なら、フカヒレスープもエビチリも入った全9品の彩り豊かなコースをなんと4,500円で堪能することができるのだ。
銀座の街で40年以上にわたって愛されている、日本人好みの中華料理店
渋谷で産声を上げた『羽衣』が、地域再開発により銀座に移転したのは1980年のこと。以降、40年以上の長きにわたって、日本人の味覚に合うおいしくヘルシーな料理を提供し続けている同店には、10年単位で通っている常連も多い。
自ずとお客の年齢層も高くなるが、いくつになっても通いたくなるのには理由がある。素材のよさにこだわり、丁寧に手作りすることで身体へのやさしさを追求しているため、お腹いっぱい食べても胃腸に負担がかかることがないのだ。
全9品4,500円のコースは前菜から彩りも味わいも豊か
コース1品目は、塩漬けした卵から取り出した黄身、皮蛋(ピータン)、そして卵の白身のコントラストが美しい「3色ピータン」をはじめとする6品が盛り合わせられた「前菜六種」(写真上)。
ビールや『羽衣』特製の老酒とともに、一品ずつゆっくり味わってほしい。一般的なサイズ感よりかなり大ぶりなクラゲは弾力いっぱい。腸詰めや茄子の漬物など、バラエティ豊かな食材を楽しめるのもうれしい。
肌と身体が喜ぶコラーゲンたっぷりのフカヒレスープ
こちらの「羽衣魚翅(オリジナルフカヒレスープ)」(写真上)は、身体を内から温めてくれるほっとする味わい。コラーゲンたっぷりで美容にもいいことから、女性にとってはとくにうれしい一品だ。
天女の羽衣のように薄い皮で作る名物餃子
ニラ、ニンニクを一切使わずに作る「羽衣焼餃子」(写真上)は、『羽衣』の屋号の由来となった一品。天女の羽衣のように薄く、絹のようにのびることからこの名を冠すこととなったのだとか。
噛むたびうまみが溢れるソフトシェル炒め
こちらはふっくらやわらかな食感の「軟炸鮮蟹(ソフトシェルのガーリックジンジャー炒め)」(写真上)。かむほどに口いっぱいに広がるうまみが心地よい。
定食のメインになりそうなおかずを少しずつ楽しめるのがうれしい
花ニラ、マコモタケの鮮やかな色味に惚れ惚れさせられる「花韮菜牛肉(花ニラと牛肉の細切り炒め)」(写真上)。
そして、ぷりっとした歯触りがたまらない「乾焼蝦仁(エビのチリソース)」(写真上)など、定食だとメインのおかずになるメニューがちょうどいい分量ずつ供されるのがたまらない。
〆の麺はスープまですっかり飲み干したくなるやさしい味わい
さらに、しっかりと煮込まれた「東坡肉青菜(皮付き豚の角煮と青菜炒め)」(写真上・左)、繊細なスープの「葱麺(シャキシャキネギと細切り叉焼をのせた麺)」(同・右)と見た目の美しさにも心躍るメニューが続いた後、ようやくフィニッシュのデザートが登場する。
3種類から選べるデザートは充実のラインナップ
デザートは、「カラフル杏仁豆腐」(写真上)、「マンゴプリン」、「季節のアイス」の3種類から選ぶことができる。甘さ控えめの洗練された味わいの杏仁豆腐は、ぶどう味、青リンゴ味の杏仁豆腐との食べ比べも楽しい。
友人や仕事仲間との食事にも身内の集まりにもうってつけ
9品すべてをゆっくりと堪能しようと思ったら自ずとお酒もほしくなるが、4名以上での利用の場合、プラス2,200円で飲み放題もつけられるのでとってもお得。
しかも、もともとは社交場だったという店内は広々として居心地抜群。街中の喧噪から離れた静かな時間を満喫できること間違いなしだ。
友人や仕事仲間との食事会にはもちろん、家族や親戚でおいしい時間を共有したいときにもぴったりの一軒なので、さまざまなシーンで活用してみてはどうだろうか?
【メニュー】
・4,500円コース(全9品)
撮影:佐々木雅久
味の中華 羽衣 銀座本店 【銀座 中華】
- 電話番号
- 050-5486-2644
(お問合わせの際はぐるなびを見たというとスムーズです。)
- 営業時間
- 月~土
ランチ 11:00~15:00
(L.O.14:30)
ディナー 17:00~22:00
(L.O.21:30、ドリンクL.O.21:30)
- 定休日
- 日曜日
祝日
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