江戸情緒とモダンが共存する街で訪れたい! 日本橋の人気カフェレストランまとめ
江戸の昔から交通や商業の中心として栄えた東京・日本橋。街を歩けば、歴史を感じる重厚な建物や昔ながらの老舗などが連なる一方で、昔ながらの人々の絆も息づく気さくな顔も持っている。
近年、再開発が進み大型商業施設が次々とオープン。古き良き伝統と、最先端のトレンドが共存する街として注目され、街で暮らし、働き、遊ぶ人々も増えている。
そんな今も活気あふれる日本橋には、クラシックな佇まいのカフェから一流シェフが腕を振るうカフェまで、ここでしか出会えない魅力的なカフェレストランがたくさんある。
江戸情緒とモダンが風景に溶け込む街、日本橋でわざわざ訪れたい、とっておきのカフェ8軒を紹介しよう。
目次
1.『カフェウィーン日本橋三越店』
2.『ル カフェ ドゥ ジョエル・ロブション 日本橋髙島屋店』
3.『日本橋珈琲館』
4.『千疋屋総本店 日本橋本店 カフェディフェスタ』
5.『BUNMEIDO CAFE』
6.『鶴屋吉信 TOKYO MISE』
7.『わたす日本橋』
8.『カフェ エメヴィベール』
【1】クラッシックな空間で楽しむレトロなスイーツ『カフェウィーン日本橋三越店』
日本の伝統を伝える店が軒を連ねる日本橋に、ウィーンのカフェ文化を伝える店がある。1983年、日本橋三越本店に創業した『カフェウィーン』だ。オーストリア・ウィーン市が日本で初めて公認したという由緒正しきカフェだ。
威風堂々たる建物が美しい「日本橋三越本店」、本館の2階。クラシックな店構えに気分は早くもウィーンにいるかのよう。入口からはわからないが、店内は奥行きがあり広々した空間が広がっている。
椅子や大理石のテーブル、調度品などはすべてウィーンから取り寄せたというこだわりよう。ソファに使われている赤のビロード、その色が映えるアイボリーの壁紙、ドレープを描くカーテンといったインテリアが優美なウィーンのカフェを再現している。
「本場のカフェハウスにいるかのような気分をお楽しみいただければと思います」と語るのは店長の吉田裕志さん。ユネスコ無形文化遺産に登録されているほど古い歴史を持つウィーンのカフェ文化。『カフェウィーン』では、ウィーンの老舗ユリウス・マインル社のコーヒー豆を使用するなど香り高い文化を伝えている。
深煎りでコクのあるコーヒーに、ザッハトルテ(オーストリアのお菓子)のような濃厚なスイーツ。そんな本場ウィーンのカフェ定番の楽しみだけでなく、クラシックな空間によく似合うウィーンの名物料理やレトロなスイーツも同店では人気がある。
デパートを訪れるさまざまな年代の人に好評なのが、ウィーンを感じるメニューをメインにデリやスープ、デザートがついたセットメニュー。セットは終日オーダー可能で、料理単品でも楽しめる。
そのひとつ、ウィーンの名物料理「グーラッシュ」(写真上)。ウィーン風ビーフシチューとも呼ぶべき料理で、牛肉と玉ネギ、トマトなどの野菜をパプリカで調味したスープでじっくり煮込んでいる。サワークリームを添えていただくのがウィーン流だ。
ホロっとやわらかく煮込んだ牛肉と、野菜の甘み、トマトの酸味が染み渡ったスープは、家庭的で優しい味わい。サワークリームをスープに溶かしながらいただくと、よりまろやかな味わいだ。
レトロカフェブームもあり、SNSで人気を呼んでいるデザートが白鳥のガラスの器に入った「フィルシメルバ」(写真上)。週末にもなれば、これをお目当てにわざわざ訪れる人も多いのだとか。
フィルシとは桃のこと。ピーチメルバという名前でも知られるヨーロッパでは定番のデザートだ。その由来は、現代フランス料理の父とも呼ばれるオーギュスト・エスコフィエが、当時大スターだったオペラ歌手のために作ったデザートから。そのデザートが氷で作った白鳥の器に盛り付けられたというエピソードにちなんで、同店ではガラスの白鳥の器を使用している。
美しく盛り付けられているのは、バニラビーンズ入りアイスクリームと黄桃コンポート、ラズベリーソース。上からたっぷりの生クリームが絞られ、香ばしいローストアーモンドをトッピング。白鳥の足に見立てたウェハースがなんとも愛らしい。
ひんやりと甘いバニラアイスクリームとトロッと甘い桃の組み合わせが、甘い幸せを運んでくれる口福のスイーツだ。
カフェ文化が根付いたウィーンには豊富なコーヒーのメニューがあり、『カフェウィーン』でも生クリームやリキュールを合わせたさまざまなコーヒーメニューが楽しめる。
定番で人気があるのが「メランジェ」だ。メランジェとは泡立てるという意味があり、濃厚で香り豊かなエスプレッソに泡立てたミルクを注いでいる。エスプレッソとミルクの割合は1対1とミルクたっぷり。泡のきめ細かさがポイントで、口の中で淡雪のように溶けていく。
エスプレッソの苦味とコクがきいているので、甘いスイーツとの相性も抜群。ぜひ、ウィーンスタイルのケーキと合わせて楽しみたい。
本格的なウィーンカフェがまだ日本で知られていなかった当時から、ウィーンの文化を発信してきた『カフェウィーン』。クラシカルなヨーロッパスタイルが、伝統が息づく日本橋にぴったりと似合う。古き良き伝統のヨーロッパの香りを楽しみたい。
【メニュー】
・グーラッシュ 1,672円(単品)、2,497円(セット)
・フィルシメルバ 1,078円
・メランジェ 770円
※本記事に掲載された情報は、取材日時点のものです。また、価格はすべて税込です。
【予算】
昼、夜:2,300円
カフェのみ:1,500円
カフェ ウィーン 日本橋三越本店
- 電話番号
- 03-3274-8835
- 営業時間
- 10:00~19:00(L.O 18:30)
- 定休日
- 不定休(日本橋三越本店に準じる)
※本記事に掲載された情報は、取材日時点のものです。
※電話番号、営業時間、定休日、メニュー、価格など店舗情報については変更する場合がございますので、店舗にご確認ください。
【2】世界のグルマンを魅了したロブションワールドを楽しむカフェ『ル カフェ ドゥ ジョエル・ロブション 日本橋髙島屋店』
重厚な雰囲気が漂う「日本橋髙島屋本館」の2階、高級ブランドがズラリと並ぶフロア奥にカフェがある。
店内に広がるのは日常を超えたロブションワールド。シンボルカラーである赤と黒を基調にし、ほの暗い照明の中で11万個のスワロフスキー・クリスタルのカーテンがきらめく。2004年の創業だが、今見ても古びた印象が全くないモダンな空間だ。
テーブル席の左側はガラス張りでキッチンが見える。まるで一服の絵画のようにシェフたちが立ち働く様子が眺められる。
入口から想像するより中は広く、左奥には、まるでステージのようなキッチンスペースを取り巻くカウンター席がある。
この優雅な空間でいただけるのは、カフェの気軽さをまといつつも、ロブション氏の料理哲学が隅々まで行きわたった料理やスイーツの数々。
ロブション氏の哲学とは「素材を大事にすること」。一皿に使う食材は2、3種類に限定し、素材そのものの味を感じられることを大切にしている。カフェメニューは日本のロブション全体を統括するスタッフが吟味して作成。年に数回、フランス本国のスタッフがその味を確かめるなど、氏の哲学を大切にしている。
おすすめは、恵比寿の『ガストロノミー ジョエル・ロブション』経験者など確かな技術を持つシェフたちが作るランチのコースメニュー。季節替わりのメインを中心にした3パターンが用意されている。
メイン料理のひとつ「大山鶏 しっとりと真空調理し、トリュフ香るじゃが芋のピュレと共に」(写真上)。低温でじっくりと真空調理され、提供される直前に皮目をパリッと香ばしく焼いた鶏むね肉は、厚みがあるのに隅々までしっとりとやわらかでうまみがあふれている。
この皿でぜひ味わってほしいのがロブションのスペシャリテ、じゃが芋のピュレ。じゃが芋とは思えない、ふんわりクリーミーな口溶けは手間暇をかけて実現。じゃが芋の甘さ、バターやミルクの風味に満ちていて、メインの肉にも負けないおいしさだ。
カフェらしく軽食を楽しみたいときには、そば粉100%のガレットがおすすめ。定番や季節替わりなど3種類ほどメニューが用意されている。
ガレットの生地の状態は日によって異なるため、毎日、水分を加減して調整しているのだとか。この生地を250℃の高温で一気に焼き上げ、パリパリの食感に仕上げる。この食感がロブションのこだわりだ。
デザートは同店で不動の人気を誇る「ジョエル・ロブションのミルフィーユ ~天使の髪をつむいで~」(写真上)。パイ代わりに使われているのが、“天使の髪”と呼ばれるカダイフだ。
カダイフは、極細の麺のような生地で、発祥の地、中東ではお菓子によく使われている。この生地を重ね、間に生クリームをブレンドしたマスカルポーネクリームとフランボワーズを挟んでいる。
フォークを入れると、サクサクっと音を立てて生地が崩れ、クリームやソースと一体化していく。口に含むとパリパリとしながらも、はかなく口の中で溶けていく。これまで食べたことのないような、驚きの食感だ。
伝統と革新が融合する街、日本橋は『ル カフェ ドゥ ジョエル・ロブション』の舞台にふさわしい。ミシュラン三つ星の味をリーズナブルに味わえるカフェにぜひ訪れてみて。
【メニュー】
・Menu C 2,090円(メインディッシュ、デザート、コーヒーまたは紅茶)
・サラダ ジャンボンクリュ 1,760円
・ジョエル・ロブションのミルフィーユ ~天使の髪をつむいで~ 1,760円(コーヒーまたは紅茶付き)
※本記事に掲載された情報は、取材日時点のものです。また、価格はすべて税込です。
【予算】
昼:2,000円
夜:3,500円
ル カフェ ドゥ ジョエル ロブション
- 電話番号
- 03-5255-6933
- 営業時間
- 10:30~19:30(L.O.19:00)、ランチ11:30~14:30(L.O.)
- 定休日
- 不定休(日本橋髙島屋店に準じる)
※本記事に掲載された情報は、取材日時点のものです。
※電話番号、営業時間、定休日、メニュー、価格など店舗情報については変更する場合がございますので、店舗にご確認ください。
【3】隠れ家のようなカフェで楽しむ香り高いコーヒーと絶品フードメニュー『日本橋珈琲館』
『日本橋珈琲館』があるのは「日本橋三越本館」の6階。日本画壇を代表するような巨匠たちの展覧会も開催される由緒ある美術フロアを抜け、宝飾フロアの奥まった場所にある。知る人ぞ知る隠れ家のような店だ。
オープンは2021年8月と新しい。席数はテーブル席のみ44席。三越劇場の白を基調とした優雅な佇まいに合うように内装をモダンで明るい白色をベースにしている。置かれている家具類は『松本民芸家具』。クラシカルでありながら木の温もりが感じられ、上質な空間を演出している。
運営している『宮越屋珈琲』は北海道・札幌に本店がある自家焙煎コーヒーの店。普段の暮らしの中で“最高においしく”飲めるコーヒーをモットーに丁寧に淹れたコーヒーには多くのファンがいる。
現在、『宮越屋珈琲』の店舗は「日本橋三越本店」の新館4階、地下2階の2カ所にあるが、『日本橋珈琲館』は三越劇場前に出店する際に作られた新ブランド。これまでの『宮越屋珈琲』の良さを生かしながら、より日本橋の文化に寄り添ったクラシカルでありつつも、新しさがあるカフェだ。
新ブランドのために作られたのが、創業者の宮越社長自らがブレンドしたという「日本橋ブレンド」。ここでしか飲めないオリジナルのコーヒーだ。
「日本橋ブレンドは飲み口がやわらかいけれど、深いコクがあるのが特徴。飲みやすいので、色んなお客さまに楽しんでいただきたいです」と店長の菊地崇さんは話してくれる。
熟練の焙煎士がじっくり焙煎した深煎りの豆を丁寧にネルドリップで淹れていく。カップが目の前に現れるとフワッと香りが立ち上がり、深いコクを感じさせてくれる。コクがありつつも、後味に雑味がなく、クリアな味わい。飲んだ後に続く余韻も心地良い。
このコーヒーに合わせて、“喫茶店”らしい軽食とスイーツメニューが用意されている。
「料理やスイーツは、お客さまにすっとなじむような、また食べたいと思ってもらえるようなものを提供しています」と菊地さん。同店の料理やケーキなどは菊地さんたちスタッフが丁寧に手作りしている。
おすすめは「あたたかいサンドイッチ」(写真上)。こんがり焼き色のついたホワイトソースが食欲をそそるサンドイッチだ。
サンドされているのはチェダーチーズとロースハム。挟んだ具材にホワイトソースをかけ、パンの上にもさらにたっぷりとホワイトソース、パルメザンチーズをかける。オーブンでこんがりと焼き目が付いたらできあがり。アッツアツのサンドイッチを頬張れば、クリーミーなホワイトソースと、トロリととろけるチーズのコクがたまらない。
スイーツのおすすめは「ワッフル」。ボリューミーでアツアツのワッフルに冷たいバニラアイスクリームとホイップクリームが添えられている。ソースはミックスベリーとメイプルシロップ、チョコバナナの3種類がある。
ビジュアルも映えるミックスベリー(写真上)。ソースから手作りしていて、ほどよい甘酸っぱさと粒々感が楽しい。ワッフルの焼き加減も絶妙で、外側はカリッと、中はしっとり。フルーティーなソースとバニラアイスクリームをたっぷりのせて楽しみたい。
スイーツはこのほかに定番の手作りチーズケーキ(写真上)や通年楽しめるかき氷などもある。コーヒーと合わせて楽しみたい。
「日本橋には、伝統を守りつつも、時代にあった新しさをとらえて、良い街にしようという心意気を感じます」と菊地さん。クラシカルなコクと軽やかさを合わせ持つ一杯のコーヒーを飲みながら、街の文化に思いを馳せてみたくなる。
【メニュー】
・日本橋ブレンド 880円
・あたたかいサンドイッチ 770円
・ワッフル 770円
・チーズケーキ 550円
※本記事に掲載された情報は、取材日時点のものです。また、価格はすべて税込です。
【予算】
昼、夜:1,000円
日本橋珈琲館
- 電話番号
- 03-3272-2777
- 営業時間
- 10:00~19:00(L.O.18:30)
- 定休日
- 不定休(日本橋三越本店に準じる)
※本記事に掲載された情報は、取材日時点のものです。
※電話番号、営業時間、定休日、メニュー、価格など店舗情報については変更する場合がございますので、店舗にご確認ください。
【4】フルーツの老舗が作ったカジュアルカフェ『千疋屋総本店 日本橋本店 カフェディフェスタ』
その『千疋屋総本店』が手軽においしいフルーツを楽しんでもらおうとオープンしたのが『Caffe di FESTA(カフェディフェスタ)』。専門店ならではの“食べごろ”を目利きしたフルーツを使ったスイーツや料理を楽しめる。
「日本橋三井タワー」内の『千疋屋総本店』1階にカフェがある。もともと、この地は『千疋屋本店』があった場所。『カフェディフェスタ』は昭和46年(1971年)に本店を10階建てのビルに建て直したとき、当時は珍しかったファストフードスタイルで軽食やスイーツを楽しめるカフェとして誕生した。
その後、総本店が「三井タワー」内にオープンした際、白を基調にしたモダンなインテリアのカフェとして新たにスタートした。
2方向すべてがガラス張りと明るく、開放感あふれる店内。カウンター席のように使えるハイチェア席が並ぶ大テーブルのほかに、2人掛けのテーブル席が並んでいる。天気の良い日には店の外側に並ぶ「三井タワー」のテラス席を利用することも可能だ。
注文はファストフード店らしく、カウンターで注文して受け取るセルフサービススタイル。メニューは自慢のフルーツを使ったデザートのほかにカレーやパスタなどの軽食も充実。日本橋での手軽なランチ利用にもぴったりだ。
どの軽食類にも『千疋屋総本店』らしくフルーツが使われているが、人気なのは昭和初期から受け継がれてきた伝統のメニュー「マンゴーカレー(ミニフルーツ付)」(写真上)。豚肉と玉ネギをじっくり煮込んだカレーに濃厚な甘さのマンゴーを加え、さらに煮込んだ欧風カレーだ。
カレーに合うフルーツは何だろうと試行錯誤して生まれたというフルーツ専門店ならではのカレー。カフェではあらかじめカレーが盛り付けられるカジュアルスタイルで提供され、その分、お値段はリーズナブル。もちろん、味は変わらぬ伝統のおいしさだ。
フルーティーなマンゴーの甘さが、豚肉や野菜のうまみを増し、後からスパイスの風味がしっかりときいてくる。甘いだけじゃない、多彩な味わいが層になっており、長年、愛されてきたのも納得のおいしさだ。
セットになっている「ミニフルーツ」も侮れない。4,5種類の旬のフレッシュフルーツが盛り合わされており、いずれも『千疋屋総本店』クオリティのものばかり。ミニサイズとはいえフルーツのおいしさに顔がほころぶ。
デザートは人気のソフトクリームとフルーツを使った「サンデー」がおすすめ。マンゴーやブルーベリー、ショコラバナナの定番3種類。季節によっては期間限定メニューも登場する。
一番人気の「ショコラバナナサンデー」(写真上)。ゴロゴロと大ぶりにカットしたバナナをたっぷり使い、チョコレートソースとナッツをトッピングしている。
バナナは普段食べ慣れているフルーツだが、とろけるような食感にクセがなく、品の良い甘みがある。やはり専門店ならではの味わい!
ドリンクでも『千疋屋総本店』らしいものをという発想から生まれたものをラインナップ。その中でも「ベリーリッチシェイク」はマンゴー、バナナ、ストロベリーの3種類を用意。フレッシュフルーツから作られたソースがなんとドリンクの半分を占めるほどたっぷり使われている。
「ベリーリッチシェイク ストロベリー」(写真上)は、ふたを取ると甘酸っぱいストロベリーの香りが立ちのぼる。二層に分かれているのは、フルーツソースを存分に味わってほしいから。まずはみずみずしい甘さに満ちたソースをひと口、そして、ストローでかき混ぜながら飲み進めたい。まろやかな甘さの北海道産ミルクとフルーツソースが徐々に合わさり、口福の味わいとなる。なお、シェイクやサンデーは期間限定メニューも用意されている。
カラフルなフルーツは見ているだけで気分が華やぐ。ショッピングや仕事で日本橋を訪れたとき、ふらり寄ってみてはいかがだろう。
【メニュー】
・マンゴーカレー(ミニフルーツ付) 850円
・ショコラバナナサンデー 620円
・ベリーリッチシェイク 550円
※本記事に掲載された情報は、取材日時点のものです。また、価格はすべて税込です。
【予算】
昼、夜:850円
Caffe di FESTA(カフェディフェスタ)
- 電話番号
- 03-3241-0877
- 営業時間
- 10:00~18:00(L.O.17:30)
- 定休日
- 不定休
※本記事に掲載された情報は、取材日時点のものです。
※電話番号、営業時間、定休日、メニュー、価格など店舗情報については変更する場合がございますので、店舗にご確認ください。
【5】伝統の銘菓がカフェスイーツに変身! 1900年創業の老舗が作ったカフェ『BUNMEIDO CAFE』
カフェは『文明堂』の日本橋本店に併設されている。入口近くのロビーには日本画の巨匠、伊東深水の絵画などが掲げられている。美術館にあるような絵画がさりげなく飾られているのも日本橋の老舗らしい。
スイーツだけでなく、食事もしっかりできるカフェとあって、席数もテーブル席が59席としっかりある。テラス席もあり、建物内にあるため雨の日でも利用できそうだ。ダークブラウンを基調とした落ち着いたインテリアで、クラシックだけど重すぎない、温かみのある雰囲気がある。
「和と洋・今と昔・人と人」の繋がりをコンセプトに2013年に作られた『文明堂カフェ』。創業以来、職人の手仕事と品質にこだわり、添加物を使わずに“丁寧”にこだわってカステラを作り続けてきた。
そのモットーはカフェにも生かされている。『文明堂』の代表的なお菓子をアレンジしたカフェスイーツのほか、日本橋らしいハイカラな洋食、カステラのルーツがあるポルトガルやスペインをイメージした料理など、いずれも材料一つひとつを吟味して作られている。
登場以来、一躍注目され、多数のメディアにも紹介されてきた「焼きたて“三笠”パンケーキ」(写真上)。カステラと並んで人気のお菓子、どら焼きの「三笠山」の生地をパンケーキに仕立てたスイーツだ。14時からの販売とあって、このスイーツ目当てに訪れる人も絶えないという。
注文を受けてから専用の銅板でパンケーキを焼いていく。「三笠山」の生地のレシピは大正時代から受け継がれてきたもので、風味付けに醤油とみりんが隠し味に使われている。生地の配合は「三笠山」とまったく同じだが、パンケーキとして出来たてを楽しむため、少し香ばしく焼き上げるようにしているのだとか。
焼きたて、ホカホカの甘い香り漂うパンケーキには、あんこと季節のフルーツソース、バターが添えられている。一般的なパンケーキよりも厚さが薄めで、弾力のある生地はモッチリとした食感。あんことの相性は言わずもがな、甘酸っぱいフルーツソースも生地の風味を引き立てている。
オープン当時からの人気メニューが「フレンチカステラ」(写真上)。オーダーを受けてからバターをたっぷり塗り、オーブンで焼く。使用するベースがカステラのため、表面がカリッとしながらも、パンで作ったものよりしっとり、ふんわりし、口溶けもなめらか。シナモンパウダーの香りが甘さも増してくれる。
カフェスイーツをお目当てに訪れた人たちは、ランチメニューなど料理も充実していることに驚くことだろう。ハンバーグやカレー、女性客も多いため、ボリュームたっぷりのサラダランチも用意されている。
人気1位,2位を競うメニューが「文明堂ハヤシライス半熟卵のせ」(写真上)。ゴロッとした牛肉と少し歯ごたえを残した玉ネギがハヤシソースにたっぷり入っている。隠し味に使われているのが赤味噌。味噌の甘みがコクを加え、味わいに深みを与えている。
ご飯には健康志向を意識して、もち麦がブレンドされ、食感がしっかりあるライスになっている。楽しいのが半熟卵。スプーンで割って、トロリと流れ出す黄身と一緒にハヤシライスを楽しみたい。
「東京でも老舗がこれだけ集まっている地域はなかなかありません。老舗同士の繋がりも強いんですよ。みんなで街を盛り上げていきたいという心意気があります」と店長の貞廣 明男さん。
街をあげてのイベントに合わせて、カフェでも特別メニューを出すこともあるのだとか。日本橋らしさを身近に感じられるカフェに行くなら『文明堂カフェ』へ!
【メニュー】
・焼きたて“三笠”パンケーキ 1,100円
・フレンチカステラ 1,100円
・文明堂ハヤシライス半熟卵のせ(ドリンク付き) 1,100円
※本記事に掲載された情報は、取材日時点のものです。また、価格はすべて税込です。
【予算】
昼夜:1,500円
BUNMEIDO CAFE(文明堂カフェ)
- 電話番号
- 03-3245-0002
- 営業時間
- 月~土11:30~20:00、日祝11:00~19:00 ※営業時間についてはHP等でご確認ください。
- 定休日
- 12月31日~1月3日
※本記事に掲載された情報は、取材日時点のものです。
※電話番号、営業時間、定休日、メニュー、価格など店舗情報については変更する場合がございますので、店舗にご確認ください。
【6】和菓子職人が作るアートのような和菓子にうっとり『鶴屋吉信 TOKYO MISE』
再開発が進む日本橋で江戸情緒を意識して作られた商業施設「コレド室町」。その「コレド室町3」の1階に店舗がある。
店内はショップと、カウンター形式の『菓遊茶屋』、テーブル席28席からなる『茶房』から成る。2方向の窓から明るい日差しが差し込み、天井も高く、広々とした雰囲気だ。
『鶴屋吉信(つるやよしのぶ)』は、1803年創業当初から御所や茶道家元、有名社寺などに菓子を納めてきた老舗の京菓子司。伝統と文化を守るだけでなく、時代に合った新たな試みにもチャレンジし、『菓遊茶屋』はその流れの中から生まれた。
『菓遊茶屋』では、リクエストした季節の上生菓子を熟練の和菓子職人が見事な手仕事で作っていく様子を見ることができる。普段なら目にすることができない光景を眺めるのは、ワクワクする一流のエンターテインメントだ。
メニューは「季節の生菓子とお抹茶」。生菓子は4種類用意された中から、好きな菓子を選ぶことができる。菓子は1カ月に2回内容が代わる。その季節の旬の素材を使うだけでなく、日本の四季の美しさを形や色合いで表現した和菓子は、まさに芸術品のようだ。
オーダーしたのは秋らしい色合いの「雁来紅」(写真上)。雁来紅とはハゲイトウという植物の別名で、雁が飛来する秋に色づくことから、この名前が付いた。単に見た目だけでなく、菓銘(菓子の名前)にも季節のうつろいを写すのが和菓子の文化だ。
店舗で販売されている「雁来紅」はこしあんのみだが、『菓遊茶屋』では、白あん、粒あんから選ぶことができる。自分だけの和菓子を作れるのもここならではの楽しみだろう。
赤色と黄色の2色の生地を合わせると、みるみるうちに赤から黄色へとグラデーションに染め上がる生地ができていく。その見事な腕前にしばし言葉を忘れて、見入ってしまっうだろう。
できたての和菓子は、生地がしっとりとやわらかい。品の良い甘さと舌触りがなめらかなこしあんとのハーモニーはできたてならではの贅沢。この和菓子を『鶴屋吉信』オリジナルの抹茶と共にいただく。
京都の和菓子は公家や茶道の文化の下で育まれた、お茶を引き立てる存在。それを実感するのが抹茶と合わせていただいたとき。セットになっている『鶴屋吉信』オリジナルブレンドの抹茶は少し濃い味。口の中に残ったほのかな和菓子の甘さと合わさると、ほろ苦さが和らぎ、抹茶のうまみが感じられる。
和スイーツがそろった茶房もリピーターの多い人気店。夏限定で登場する氷を毎年楽しみにしている人も多いのだとか。こちらでは、軽食代わりにも楽しめる「あんトーストと京都府産宇治紅茶」(写真下)を紹介。
カリッ、フワッと焼いた厚みのあるトーストに小倉あんとマスカルポーネクリームをたっぷりトッピング。小倉あんはあんの粒々感を楽しんでもらおうと煮小豆をプラスしている。甘さが控えめのマスカルポーネクリームと、和菓子専門店ならではの優しい甘みの小倉あんとの相性が抜群だ。
セットされているのは宇治産の和紅茶。渋みがほとんど感じられず、芳醇な香りとすっきりとクリアな飲み心地。ミルクや砂糖を入れずにストレートに味わいを楽しみたい。
和菓子職人の仕事ぶりを見ながら、日本の古き良き文化を伝える和菓子の世界を感じることは、忘れがたい体験となる。しばし、タイムトラベルを楽しむように、時代と場所を越えて伝わる雅な京和菓子の世界に触れてみてはいかがだろう。
【メニュー】
・季節の生菓子とお抹茶 1,430円
・あんトーストと京都府産宇治紅茶 1,320円
※本記事に掲載された情報は、取材日時点のものです。また、価格はすべて税込です。
【予算】
昼:1,400円
鶴屋吉信 TOKYO MISE(トウキョウミセ)
- 電話番号
- 03-3243-0551
- 営業時間
- 10:30~20:00(L.O.19:30) ※当面の間、11:00~20:00(L.O.19:30)で営業
- 定休日
- 元旦(臨時休業あり)
※本記事に掲載された情報は、取材日時点のものです。
※電話番号、営業時間、定休日、メニュー、価格など店舗情報については変更する場合がございますので、店舗にご確認ください。
【7】日本橋と東北とを結ぶ絆から生まれた架け橋のようなカフェ『わたす日本橋』
『わたす日本橋』は、東北のおいしい食材を使った料理やスイーツを楽しむカフェのほか、ギャラリーやイベントスペースが併設され、東北からの情報を発信したり、さまざまな人々が交流したりする場。東日本大震災のボランティアで南三陸町を訪れた人々と東北の人々の縁から始まり、出会いや交流がつながって、小さな輪が広がっていくようにして生まれたお店だ。
当初は日本橋駅近くの小さな通り沿いにあったが、2021年3月に「日本橋三井タワー」の2階に移転した。
店内入口近くにはカフェと関係なく自由に訪れることができる「マーケット」と「ギャラリー」があり、その奥に「わたすダイニング&バル」。さらに奥にライブラリーやプライベートルーム、多目的スペース『わたすLOOP』と続いている。
内装には宮城県南三陸町産の木材がふんだんに使われ、店内はフワッと香る杉材の香りに満ちている。目を閉じると東京を離れて、まるで東北の自然に包まれているかのようだ。
『わたす日本橋』で使われる食材は、交流を通じて知り合うようになった“顔がわかる”生産者から直接届けられる。いずれも豊かな自然に恵まれた新鮮な東北の食材ばかりだ。
「現地の皆さんのコミュニティの結束力が強いんです。あそこのあれがおいしいよとか教えてもらえる。実際に生産者の方と会って、お話を聞かせてもらうようになると、より扱う素材への思いも深くなりますね」と店長の佐藤貢さん。
ランチタイムには、メインにご飯、みそ汁、小鉢3種、季節野菜のサラダがついた「わたすランチ」4種類と「わたすパスタ」、「わたすバーガー」、「わたすキッシュ」と計7種類のメニューがあり、それぞれ3週間ごとにメニュー内容が変わる。いずれもドリンクが付いたお得なランチセット。盛りだくさんな内容で近隣のオフィスワーカーに好評だ。
「わたすバーガー(ポテトフライ、サラダ、スープ付き)」は、東北の海の幸を生かしたフィッシュバーガー。こちらは「焼き鯖の山椒チーズバーガー」(写真上)。宮城県産のサバを山椒とオリーブオイルでマリネしてこんがり焼き、チェダーチーズをたっぷりのせてさらに焼いて、チーズをとろけさせている。
分厚い切り身のサバがピリッときかせた山椒でうまみがグッと際立つ。魚の存在感が他の具材に隠れることなくしっかり伝わり、魚っておいしいなあとしみじみ思えてくる。
「宮城県産銀鮭とカボチャのキッシュ スパイシーアンチョビソース」(パン、サラダ、スープ付き)。ゴロッとのった銀鮭がボリューミー。生クリームと東北の個人農家が作ったという甘いかぼちゃが合わさったクリーミーで優しい味わいを、「アンチョビとニンニクのピリ辛ソーススパイシーアンチョビソース」でグッと引き締めている。
もうひとつ、ユニークなメニューがアラカルトの「焼きチーズリゾット 海苔のクリームソース」(写真上)。テーブルに供されると、磯の香りが立ち上がり、東北の海を思わず思い起こしてしまう。
野菜だしで炊いて下味をつけたリゾットを丸め、中にチーズを入れ、表面をこんがりと焼き付けている。リゾットにかけたクリームソースには宮城県産の海苔がたっぷり。ご飯と海苔というベストマッチな組み合わせに、クリームソースを合わせるのがユニークだ。
カフェメニューとしておすすめが「宮城県産玄米と黒蜜の和風パフェ」(写真上)。2層に分かれ、下が玄米のムースで、上がマスカルポーネクリーム。牛乳と砂糖で甘く玄米を煮たムースは香ばしさがある。トッピングしているのは玄米フレーク。ポリポリとおかきのようで楽しいアクセントになっている。
“わたす”とは、人と未来へ日本橋から笑顔をわたす架け橋になることをイメージして名付けられた。とびきりおいしい東北の食材に舌鼓を打てば、思わず笑顔がこぼれる。東北のまだ知らない魅力を発見しに出掛けてみてはいかがだろう。
【メニュー】
・わたすバーガー(ポテトフライ、サラダ、スープ付き) 1,200円
・焼きチーズリゾット 海苔のクリームソース 1,320円
・宮城県産玄米と黒蜜の和風パフェ 700円
※本記事に掲載された情報は、取材日時点のものです。また、価格はすべて税込です。
※メニューや素材は、時期によって変更します。
【予算】
昼:1,300円
わたす日本橋
- 電話番号
- 03-3510-3185
- 営業時間
- ランチ・テイクアウト含む11:00~15:00(L.O.14:30)、カフェ15:00~17:00、ディナー17:00~22:00(L.O.21:00)
- 定休日
- 年末年始
※本記事に掲載された情報は、取材日時点のものです。
※電話番号、営業時間、定休日、メニュー、価格など店舗情報については変更する場合がございますので、店舗にご確認ください。
【8】歴史が息づく日本橋でパリ気分を楽しめるカフェ『カフェ エメヴィベール』
ビル正面にある入口から入ると、壁面が鏡張りで、赤いレザーソファとアンティークのような風合いの家具が並ぶ空間が現れる。
通りに面した側はフルオープンのガラス戸になっており、ずらっと椅子とテーブルが並べられている。
行き交う人を眺めながらおしゃべりに興じる人たち、一人でワイングラスを傾ける女性客、遅めのランチをゆっくりと味わう年配の紳士の合間を、キビキビとギャルソンが歩いている。まるでフランス映画のワンシーンの中にいるかのようだ。
『カフェ エメヴィベール』は、かつて名フレンチと謳われたレストランが、パリのような空間で、もっと気軽にフランス料理に楽しんでもらおうと作ったカフェ。現在はワインインポーターに運営が移ったが、その想いは変わらず受け継がれている。
「フランスのカフェにある、ステックフリット(ステーキとフライドポテト)やパリブレストのような定番メニューは常に用意しておきたいですね。オーソドックスなビストロ料理を中心に、遊び心を取り入れていきたいと思っています」と語るのは店長兼料理長の加藤大輔さん。
加藤さんは名古屋の結婚式場を皮切りに、丸の内の人気フレンチ『メゾンバルザック』や六本木のフレンチ『アルチザンドゥラトリュフパリ』などフレンチ一筋で腕を振るってきた。加藤さんが作る、“カフェで出会ったら、ちょっとうれしくなる”ような正統派フレンチを紹介しよう。
ランチは本日の肉料理やステックフリット、キッシュ、ボリュームたっぷりのサラダなど9種類ほど用意されている。紹介するのは、本日の肉料理「みちのく清流どりのポワレ 秋茸のフリカッセ添え」(写真上)。サラダ、本日のスープ、パンがセットされる。
鶏のポワレは、鶏モモ肉を開いて、塩コショウをし、ハーブやニンニクを巻いて低温調理し、テーブルに出す直前に皮目を焼き付けるという凝った料理。このまま食べても充分おいしいのだが、骨やスジを焼いてとった鶏のだし、ジュがソースとして添えられている。
付け合わせは4種類のキノコを生クリームで煮たもの。このフリカッセ(クリーム煮)には栗も入っており、ホクホク食感がキノコの香りと相まって秋らしさを感じる。
アラカルトでのおすすめは「松阪ポーク ジャンボンブール」(写真上)。葉野菜のサラダと、キャロットラペ、ポテトフライがセットされている。
サンドされている松阪ポークのハムは自家製。豚のウチモモ肉をしっかり塩漬けし、さらに適温でブイヨンや香味野菜の香りをまとわせながら低温調理。しっとり仕上がったハムをたっぷりバゲットに挟み込んでいる。バゲットに塗られているのは、マスタードと焦がしバターを乳化させたもの。このバターが香ばしく香り、食欲をそそる。伝統的なレシピに加藤シェフならではの遊び心を加えている。
定番スイーツ「パリブレスト」(写真上)。『カフェ エメヴィベール』オープン当時からの人気スイーツで少しずつバージョンアップしているのだとか。
卵白にナッツを混ぜて作るカリカリのクロッカンをトッピングし、クリームにはバタークリームとカスタードクリームを合わせた「ムースリーヌ」というコクのあるクリームを使っている。添えられているのはバニラアイスクリーム。バターのコクのある味わいがどこか懐かしい。
ワインインポーターが運営しているため、グラスワインは通も納得する品ぞろえ。季節のフルーツを使ったオリジナルドリンクも好評だ。
コーヒーやグラスワイン1杯からしっかりした食事まで、いつ訪れても自由に使えるのがカフェの魅力。そのカフェを自分のスタイルで楽しむのがフランス流だ。歴史が息づく日本橋でつかのまパリ気分を味わってみてはいかがだろう。
【メニュー】
・みちのく清流どりのポワレ 秋茸のフリカッセ添え(サラダ、スープ、パン付き) 1,600円
・松阪ポーク ジャンボンブール(サラダ、ポテトフライ付き) 1,000円
・パリブレスト 900円
※本記事に掲載された情報は、取材日時点のものです。また、価格はすべて税込です。
【予算】
昼:1,300円~1,700円
夜:5,000円
カフェ エメ・ヴィベール
- 電話番号
- 03-6225-2552
- 営業時間
- 月曜~土曜11:00~22:00(フードL.O.21:00、ドリンクL.O.21:30)、日曜・祝日11:00~21:00(フードL.O.20:00、ドリンクL.O.20:30)
- 定休日
- 年末年始
※本記事に掲載された情報は、取材日時点のものです。
※電話番号、営業時間、定休日、メニュー、価格など店舗情報については変更する場合がございますので、店舗にご確認ください。